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あらいぐーま

いたんですよ ゆうべ!
見たんですよ アライグマ。


いや〜っ 話には聞いていたけどさ...
確かに野生化したアライグマが
日高の山(北海道日高山系)寄りの地域で
「箱罠」にかかったのは写真で見たことがある。
でもあれはビックリしたよ。

もうすぐうちに着くという郊外の道で
霧雨の中、路上にノソノソ動く何かがいた。
ライトに浮かび上がるモフモフしたその固まりは猫くらいの大きさ。
だから○○さん家の犬小屋(空家)に住んでる猫だなぁって思った。

おやぁ? なんか変だなぁ...
なんだろうな... ちょっと怖いな〜

猫とは動きが違う...
犬にしてはマルマルしてる...
子ギツネにしてもマルマルしてる...
タヌキにしては毛足が短い...

すると その毛玉は
車のライトで照らされておきながら
急にこちらの存在に気づいたようで
スクッと立ち上がり路外へ逃げていった。

その時見たんです。
シマシマの尻尾
タヌキとは違う特徴的なアイライン

猫やキツネならすぐさま姿を消すところを
ノタノタ消えたあの姿は
間違いなくアライグマです。

郊外で捕獲例があるといっても
ここから40キロは離れた山沿いの地区のことです。
ここまでは線路や国道、一級河川と支流。そして市街もあり
農地伝いに渡ったろしても
エゾシカ、ヒグマ、イタチ、カラス、キタキツネなどの食害が
年間数億円にも及ぶ町なので
定期的な駆除作業や農地を電気柵で囲ったり
タイマー式の空気砲がドンドン鳴っていたりするのだから
うちの近くまで来るのは容易ではないはずだ。

最初の捕獲の記事を読んでから3年は経っているから
すでに個体数は増えていたのだろうね。
なんたって主要作物スイートコーンw

いつかアライグマがうちに入り込んで
家族が知らない間に父と入れ替わり
何食わぬ顔で暮らしているかもしれない。
そして、らしくない洗いグセに疑問を抱いた私は
ついに父の正体を知ってしまう。
そして人に話すのだが
あまりにも奇天烈な話なので誰も信じてはくれない。

いや、信じてくれないのではない
みんな「アライグマ」に替わっていたのだ....

なんてねw


信じるか 信じないかは あなた次第w


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