見出し画像

私の臨死体験

2020年
イースター島、起きれましたか?

もとい
良いスタートを切れましたか?

切るのはゴールのテープなのに
どうしてスタートまで切ってるのでしょうねw


それはそれとして
人は「死」という人生最後のイベントから
一見遠いところにいる。
「遠い」いうよりそれは
敢えて隠されているもので
釈迦ですら
「生老病死」の苦痛から人々を救いたいと
出家しましたが
そこから物理的に逃れる術は見いだせず
精神的に超越する道を探ったのだろう。

生まれてきた以上約束される「死」
生は陽であり、死は陰です
夜明けであり落日です。
初日であり千秋楽です。

それはちょっと違うかw

いかにその後を約束されていようとも
この世界からの「さよなら」が
不変であるのだから
悲しみが伴うことは否めません。

画像1


それでも
時として「死」には「ただいま」が
伴うことがあるのです。
それが臨死体験
あるいは生まれ変わり
といったものです。
それは「死」を回遊してきたものか
「死」とは異なるものなのか…

画像2


私も浅い人生ながら
「臨死」とは違うのかもしれませんが
近い体験をいくつか経験しました。
自分というより世界が真っ白になるような
目に映るもの全てが全てが
一瞬で「無」であると悟るというか…
言葉では表しがたい感覚でした。

あれは中学生の頃だったと思います。
明朗会計…

もとい
明朗闊達に育った私は
こともあろうに親の人の記憶違いで
ワクチン接種を受け損ねていたようでした。
それで風しん(だったと思う)に罹りまして…
さほど重症には至らなかったようですが
しばらく学校を休みました。

ようやく回復して
登校できるようになりましたが
ほとんど飲まず食わずで寝ていたので
すっかり体重も体力も落ちてしました。

2時限目の途中だったかなぁ…
少しずつに自分の頭が重くて
体で支えきれない感じになってきた。

様子がおかしかったのか
隣の友人が何か話しかけてきたけど
それがとても鬱陶しくて
(後から聞いたところによると)
「いいから!別にいいから!」
と怒るようにつぶやいて、そのまま机に突っ伏してしまったそうです。


友人が先生に報告して
突っ伏した私の髪をつかんで顔を上げてみると
白目をむいて口をだらしなく開けて
伽椰子のようなゾッとする顔だったそうです。
(藤貴子似なら可愛いじゃないかw)
そのとき私はどこか別のところへ行きかけていたのだろう…

先生は
私の「この世での借りの宿」である私の身体を
男子2名に保健室へ運ぶように指示しましたが
とんでもない事態になりました。

男子二人が両脇から私の腕を方にかけて
両脚を両側から膝裏から抱えて運ぶという
大開脚スタイルです。
当然制服のスカートは…

そのとき私は
自分の身体を自らの意思で動かすことができずに
すぐ近くにいて、皆からは見えない存在でしたが

「その抱え方やめて~! 降ろしてあげて~っ!Σ(゚д゚lll)
「担架使うとか、お姫様抱っこするとか
     やり方はなんぼでもあるべさ~!
( ノД`)
「ゴルァッ!
ヽ(`Д´)ノ ○○ぁ! 私の脚に触るんじゃねぇッ!」


必死に叫びましたが誰の耳にも届きません。
教室はちょっとした騒ぎとなっていたので
他のクラスや職員室からも「何ごと?」と
廊下へ様子を見に出てきた人がいたようです。

そのまま、御神体のごとく抱えられた私は
廊下から階段、1階の保健室までの距離を
そのままの姿でご開帳されました。

ほどなく
私は自分の身体に戻ることができましたが
保健室のベッドの中ですすり泣いていました。
あまりの出来事にメンタルは難なく崩壊したので
そのあと2日休んだw
今でもこの体験が頭を過ぎると
「ジャージ登校すればよかった…orz」と
公開の年賀…

もとい
後悔の念が私を苦しめるのです。

画像3

母校には
どこの学校にもありがちな心霊話がありますが
その時の私の憎念が残っているのかもしれませんね。

残念なことにならないためにも
この件に対して得た私の「教訓」を紹介します。
みなさんにも起こらないことではありません
心がけをお勧めします。

1.必要なワクチン接種は受けておくこと

2.親のワクチン接種の記憶はあてにするべからず

3.自分の母子手帳は必ず見るべし

4.自分の身体から安易に離れてはいかん

5.体調が悪い時はジャージ登校したい


え?ジャージ登校ダメですって?
うーん… 臨死で終われませんね( ´・ω・)
傷病者搬送の知識の周知って必要だと思います。

画像4

この時から私には貧血癖が付いたと思う。
教訓は生かされることなく
後にも臨死体験は続くのでありました。


次回は「ハイスクール編」だよw(←バカ)il||li (OдO`) il||li



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?