敬老の日は過ぎた。

テレビに映る、いわゆる「ご長寿」と呼ばれるお年寄りの方、例えば80歳を迎えた方とか、90歳を越える方とか、真っ直ぐな背筋や身体の動きの活気ぶりが目立つ。

それらもすごいが、それよりも、取材するスタッフとの会話に滞りなく返事をしている人が中にはいる。聞き返す様子も見られない。取材するスタッフは声を大きくすることなく、話しかけている。

「耳」だ。もっというと「聞き取る力」がすごいのだ。

映像を見る限りでは、補聴器をしているようには見えない。うちの祖父は88歳を迎えているが、補聴器が必要だ。テレビの音量は30～40と大きく、現に、これを買うくらいだ。

とにかく、テレビに映る、いわゆる「ご長寿」と言われる方々の真っ直ぐな背筋や身体の動きの活気ぶりはもちろんすごいが、「耳」もとい「聞き取る力」もすごいのだ。

会話が滞らないってすごいじゃないか？

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