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”幸せ!!” をお金で買う方法

怪しい販売ではありません 笑
今回はお金の使い方に特化した本の読書メモです。

『「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY』


よくまとまっている要約記事を見つけたので、ご参考までに↓


今回のnoteでは、要約より、私の考察が主です。


⚫︎経験はモノ以上にハッピー残る

レジャーと言われる映画、旅行、ジム等の経験にお金を使う方が、
家やいい冷蔵庫より満足感が高い。
しかもこれらの金額はモノよりレジャーの方が少ないのにも関わらずです。

ミニマリスト思考が好きなのもここらへんなんですよね。
ものを持つことを追い求めず、経験優先。

ルンバという自動掃除経験は幸福度高めです。
でもたくさん服を持ってても、管理が行き渡らなくなると幸せ感は少なくなる気がします。

しかも経験を買った時の方が、
モノを買った時より、ずっと楽しい話のネタが出来るのです。
 
経験的な買い物の方が、
買って後悔したと思うことが、モノより少ないのです。

時間が経つとモノは満足感が減少しますが、
経験は時間が経つほど、
ますます良いものに感じられるこもが多いそうです。


より大きな喜びになる基準

・他人と交わることによって、社会的なつながりが生まれる経験(おそらく知り合いが増える的な?)
・何年先も楽しい気持ちを思い出せる経験
・自分像、理想の自分に密接に結びつく経験
・他と比較できないほどレアなチャンスを与えてくれる経験

どんなに高価でも、短時間でも、
経験のインパクトの強さが大きいなら満足感高め。
宇宙旅行みたいな6分20万でも、家を買うより満足感が高いのです。



⚫︎好きなものはご褒美に味わう

カフェイン断ちしろとは言わないけれど、
午後のカフェラテを特別な楽しみにするといった方法で、
好きなものをご褒美に変えることができる。

何度も繰り返し遭遇し、当たり前に感じると
最初に感じていたインパクトが薄くなってしまう。

小さな喜びに鈍感になってしまうと、
心が動かなくなっていく。
裕福な人ほど陥りやすい。

あえて距離を置くことで、新鮮味を取り戻せる。




⚫︎時間を買う

家事や掃除の外注化はかなり、幸福度上げてくれる。
 
これを買ったら、私の時間の使い方はどう変わるのかを考えてみる。
そうすると幸福度が高いものを選ぶようになる。

こんなに家電とかは発達してきたのに、
人々は楽しみに使う時間はあまり増えていないという。

多分これは時間の効率化のジレンマの話につながるかもしれませんね。


一般的には仕事、通勤、買い物、家事をしている間は不快な気分になることが多いです。
運動、祈り、読書等をしてる間は人は滅多に不快な気分にならないものです。

この不快な気分の時間を改善するのにお金を使うのもハッピーになりやすいかもしれません。
日本で言うと通勤がグリーン車も一つの選択肢かもしれません。


少ないお金の節約のために、

遠いスーパーへ行ったり、長時間並んでいたりする間も、
私たちはあまりにも自由な時間を犠牲にしているのです。
時間とお金は交換可能なケースが多くなります。
乗り継ぎ便を待つために4時間新聞を読んで時間を潰すより、1万円多く払って直行便を選ぶこともできます。
ところが、人しばしば、わずかなお金を節約するために時間を犠牲にします。

時間をもっとお金を稼ぐための乗り物とみなすより、
もっと幸せな時間を過ごすこと自体を目的にすることを提案します。
お金よりも時間を重視すれば、
結果的にその両方をもっと上手く利用して幸福を増やすことができるのです。

実は裕福な人でも、仕事のプレシャー等で急かされていると日々感じていることがある。
お金はあるので、時間はいくらでも買えるのにもかかわらず。
彼らは豊かになるために、自由な時間が減っている傾向があったそうだ。

いい学校卒業して、いい会社に終身雇用のレールがあんまりハッピーに感じなかったのは、
たぶん子供の頃から、あまり興味のない勉強競争のために自由時間が奪われていたからかもしれませんね。

就活前に振り返った時、
1番幸福を感じてたのは小学校の夏休みだった。
1人留守番だけど、折り紙したり、編み物したり、絵を描いたりする自由な環境が心地良かった気がします。

豊かな将来のためというにんじん🥕のために、
今をゆったり味わう楽しみを犠牲にしてる都会人は多い気がします。


実は、いまの瞬間に集中することが幸福にとっては大事です。

マインドフルネスとかは、その思考からきてるのかもしれませんね。

時間に追われてると感じる人は、次の予定で頭がいっぱいです。
自由時間がたっぷりあると感じる人は、運動やボランティア活動など幸福度の拡大に関係する活動を多くする傾向があります。

忙しい生きることは人を幸福にしない。
足りない足りないと思ってしまい、
仕事や人生への満足感が減る。

豊かさを求めすぎると自由な時間が奪われる。
物質的な豊かさはあまり人々を幸福にしないのに、
我々はそれを追い求めるためにあまりにも多くの自由時間を犠牲にしている。


たった一つの買い物が、1日に大きな影響を与える。

家や自動車などの大きな買い物をする際は、
それが自分の自由時間にどれだけ影響を与え、生活がどのように変わるのか考えてみよう。

幸せな時間を増やすことに重点を置く。
時間を使ってもっとお金を稼ぐことを考えるのではなく、
その時間の中でもっと幸せな気分を感じるためにはどうすればいいのかを考える。

副業で土日も働くとかだと、
好きな楽しいことじゃないと、人生勿体無い気がします。
世の中には、勉強やビジネスが大好きって人もいますが、自分もそうだとは限りません。



⚫︎先に払ってあとで消費する。

おあずけ効果で嬉しさも増すし、
借金を減らすためにも先払いの痛みは有効。
クレカ推進な現代では、支払いは後回しにされがちですが、幸福的な観点では先払い推奨!


支払った金額から幸福を得られる3パターン。

・お金を払ったことに対して期待が膨らむ要素を見つけられる機会が提供される場合
・支払ったものに対して、よだれが出るほど楽しみになり、実際消費する時も喜びが増す場合
・消費する経験自体はかなり短時間で終わってしまう場合

「現在の威力」が持つ強烈なパワー
先延ばしにした楽しみを小さく見えてしまう罠。
でも実際は消費を先延ばしにすると幸福度は増すのにも関わらず。

先払いして、あとで消費する賢いお金の使い方をすれば、
遠い将来のことも考えれるようになり、
自身の幸福のための賢い選択を出来るようになる。



⚫︎他人に投資

向社会的支出は労働意欲を高める効果がある。

うーん、向社会的支出か。
私的支出の反対で自分の為だけじゃない使い方ですね。

募金とかのイメージがあるけど、
クラファンも近い感じかな?

私の感覚だと海外のチップみたいな感じだと抵抗なく渡せます。チップは多分サービスって見返りあるから向社会的とは厳密に違いますが。
(海外だと払う方が当たり前なんだけど、
日本にない文化だから、
"形のあるありがとう"って感じがして好きです。)

でもなんか募金は不透明感が苦手ですね。
トレードオフとかはまだ理解できますが。


見返りのないこれらの行動は、
健康や精神的幸福をもたらしてくれる研究があるらしいです。

私はまだこの域に達せていないようです。

子供への支出も、ここに属する気がする。
(無償で見返りを求めず、相手が喜ぶし)
お金を使わせていただける機会をもらってる感じ?
ある意味幸せ説あるけど、実際はどうなんでしょうね。

後輩に奢るのも、
自分でハッピーになるし。
先輩から奢ってもらったときは、
もっと素直に受け取っても大丈夫だったんですね。

専業主婦・主夫も、お金を受け取ることで、
稼ぎ手をハッピーにしてる可能性もあるのかもしれませんね。


おまけ:貯金のヒント

漠然とした金額目標だとモチベーションが上がらない人は次の方法がおすすめ!

1週間使った全てのお金を記録する

→分類はこの本で話してきた
経験を買う、ご褒美にする、時間を買う、先払い後消費、他人に投資、それ以外の6項目に分ける。

→翌週は、この本の5つのカテゴリーに入らなかった自由こ支出をどれくらい減らせるか試してみる。

家賃や交通費を募金に回せと非現実的なことを言っているわけではありません。
でも今週のちょっとした買い物でも、
ハッピーマネーにするチャンスはあります。
1週間に500円ずつをあるカテゴリーから別のカテゴリーに再分配していく。
多くの幸福を犠牲にせず、削れるのはどこかを考えてくのです。

ときどき、
500円をだれかのために使ってみることも考えてみると面白いですね。
日常の買い物やポケットにしまっておくより、
もっと幸福になれるでしょう。


以上

◎いつものお金を使う前に自分に問いかけよう
「これはハッピーマネー(幸福になるためのお金の使い方)なのだろうか?」

幸せになる再分配、時々試してみようかな!

最後まで、ありがとうございました!




サポートしていただける発信ができるよう、頑張っていきたいと思います。