リモートつっこみは可能か

ずっと書きたくて、でもまとまってないことがある

テレビ業界で、コロナ対策として始まったリモート撮影。
それによる番組の内容の変化が最近面白い。

無理に前の構成をしようとするとグダグダになって面白くなかった4月ごろ。
それが5月半ばごろから様子が変わってきたように思う。

こないだダウンタウンDXを見ていた時、
ふとした瞬間に、「これはすべらない話では?」と感じた。
その回に、千原ジュニアが出ていたかもしれないけれど、

距離を取るということで、円形になって6人ぐらいのゲストと、
それと同じように、ダウンタウンの二人も円の一部をなしていた。
それに伴って、カメラも個人個人を抜くかたちになる。
話している内容は、前と変わらないような気もするけれど、
字幕(ポップ?)があまりなく、DXらしい音がなかったような気がする。

何となく、その個人が持ちネタを話すような画面の作り方が、
人志松本のすべらない話っぽかった。

では、前はどうだったけ?と思うと、
以前のDXは、中心に二人が話しており、それを中心にハの字にゲストが並ぶ。

とても密集して座っていることで、
カメラに話す人の隣の人も映り込むことがほとんどだ。
それに対して、ダウンタウンの二人は、
専用の机をもちその両脇に立っており、
画面の中にも二人だけが収まることができる。

そして、時に浜田の「何でやねん」の手が見切れる。

座席の空間構成が、番組の構成に一部であったのか、
ということを今初めて感じて、気づいた時はびっくりした。

そうなると、DXの面白くない話担当?のゲストは、
だんだん出なくなるんだろうか?なんかそれは悲しいな。
遠隔のつっこみ、今の所面白いなと思ってるのは、有吉eeeeかな。
番組のはじめにある4人の茶番が面白い。

個人的に、友達とZOOMのみをする時に、
彼と並んで写っていると、「一緒にいる」感が強くて何だか違和感がある。
いつも居酒屋では感じない、「くくり」が不必要にあぶり出されてしまう。

テレビを空間として捉えられるようになって楽しい。
ネタ番組とかも工夫していて、発見がある。
けどイマイチネタとしてうまく使えてるお笑い芸人がいないので、
まだまだ楽しみだな〜〜〜