見出し画像

カッと開いて潜り込む

信じられないくらい真っ直ぐなことってなかなかないんですが、今日はそれを体験しました。

家から20分弱歩いたところに区役所はあって、そこまで転入届を出しに行きました。

その道が、まーーーーーーっすぐだったのです。この伸ばし棒みたいに、本当にまっすぐでした。

まっすぐって時間を感じないっていうか、目的地が現れれば止まればいいので、無意識、夢遊に近いのかもしれない

道程のことは、ほぼ覚えていなくて、

でも、道のことは、覚えていて、

この「道のこと」っていうのは、渡ろうと思ったときに出てきた車の色とか、見かけたかっこいい家の屋根の形とか、通り過ぎた不思議なおじさんの服装とか、電柱に付けられた看板の文字とか、

そういう断片的なぱらぱらとしたものごと

偶然にその道で起こっていたものごと

順番は覚えていなくて、でもあの道をまた歩けば思い出す気がします。


だから、なんの話をしていたのかっていうと、まっすぐの道には時間が流れていない気がするってことでした。


夢遊の中にぱちぱちとピントが合う瞬間があって、それでできているのがまっすぐな道での経験、体験


脳みそでなくて目が覚えてる感じ。

この感覚、なんかわたしはとても好きで、記憶というか思い出を、形で覚えている気がして、気持ちいい

思い出すときに目の奥をかっぴらいて、風を通すような感覚

ハッカ飴を舐めるときに似たような体感がありますよ、っと。


-180302bgm
昨日思い出したこともあって
pink/CHAI
この声も、ハッカ飴に似た感覚があります。
鼻の奥で出してる声というか、その声の出し方を真似すると、鼻の奥に向かって空気がすーんと通ります。

歌えたらどんなに気持ちいだろうなあ、と最近考えちゃうことが多いな。

ねむすぎるからこれにて。
でもまだ終わらないこともこちら側にはありますが