土日

こないだの土日、お花見をした。
尾道に大切な先輩が担当した展望台ができたから。

ついこないだ、旅をテーマにした記事を書いて欲しいと頼まれた。
私にとって旅は、その先輩とした旅だった。

先輩(といっても友達)が、いくつかおすすめのお店を教えてくれた。
一つはお寿司屋さんで、高いのでやめて、
もう一つのラーメン屋さんは、なぜかそのおすすめラーメンだけ販売してなくてやめて、
最後にひとつ教えてくれた、カフェに行った。

インテリアはすごく素朴で、細やかで、置いてある本もとてもよかった。
まさに、行ったことないけど、その友達みたいな先輩の家にいるみたいな気分だった。

おすすめしてくれた理由がちゃんとわかる。
好きな理由が、言葉的なものではなくきちんとわかったようなきがして、すごい懐かしい場所に感じた。

食べたケーキもジュースも、店主さんのやりとりも、全部その友達を思い出すようだった。
いつもここにきて、ひとり常駐してるなか、リラックスしてるんだなあ、と、少し安心した。

私もこんな場所持てたらいいなあ、と思いながら、でもこういう場所は自然と持っていることがいいことなんだろうな、と思い直した。

先輩だけど友達みたいなその彼女は、きっとずっと憧れであり懐みたいな存在だと思う。
そんな彼女が住んでいるから、尾道も私にとってそういう街になった。

幸せな土日だった。
本当にありがとう、おめでとう