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【オーストラリア・パース生活】マグパイに気を付けて!Magpie Swooping Season

この時期、パースではこのような看板を良く見かけます。

海外ニュース等で見たことがあるかもしれませんが、Magpie(マグパイ)という鳥で、攻撃的で人を襲う鳥として知られています。特に、繁殖時期である春はより敏感になりその攻撃性が増すので、十分に気を付けるよう、このような看板が注意を促しています。

実際のところ、毎年のようにサイクリストや歩行者が襲われているようで、ニュースなどで被害を耳にします。最近、南アフリカからパースに引っ越してきた知り合いも、早々にマグパイの洗礼を受けたそうで、マグパイ恐怖症に陥っておりました。

マグパイ注意の看板

とは言え、巣に近づかなければ、襲われる可能性もそんなに高くはありません。自分達のテリトリーや子供達が守るために攻撃するわけですから、巣のありそうな場所や、マグパイがうろうろしているところには近づかないのが無難です。

そんな攻撃的な怖い鳥として知られているマグパイではありますが、個人的には、マグパイが可愛くて大好きです(笑)

マグパイは別に珍しい鳥でも何でもなく、年間を通して、そこら辺を普通にうろうろしています。私の住んでいた家の庭にも良く遊びに来ていました。人に慣れているマグパイに関しては、こちらが攻撃したりしなければ特に何もしてきませんので、下手に怖がる必要はありません(こちらが攻撃的な態度を見せると、人間に対し恐怖を感じ凶暴になるので絶対にしないでください)。

私はパースに10年以上住んでいましたが、マグパイに襲われたことは一度もありません。家に遊びにくるマグパイとはとても仲良しでした。

それより、私が襲われたことがあるのは別の鳥、その名も『Butcher Bird(ブッチャーバード)』。自転車で大学から帰る途中、急に後ろから頭を蹴られました。恐らく近くに巣があったのだと思いますが、繰り返し何度も何度も頭めがけてアタックされました。200メートルくらいはついてきたのではないでしょうか。もちろんヘルメットを被っていたので怪我などはありませんでしたが、結構衝撃がありました。

マグパイにせよブッチャーバードにせよ、サイクリングやキックボード等、スピードを出して動いているものに対し、より反応を示すと言われています。実際、サイクリストが襲われる可能性が統計的に最も高いそうですので、怪我をしないためにも、ヘルメットや防具をしっかり装着してサイクリングを楽しむのが良いですね。

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