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2024年2月25日 不思議な体験

当面の私の仕事になっている、
辻さんの追悼法会に向けての調査。

辻さんのことを調べなくてはと思いながら、
目先の庶務を優先して
彼の著書を読む時間を先延ばしにしていたことについて
お詫びせねばならぬ時が来てしまいました。

今日、ついついお寺のことに意識が向いて
辻さんの著書に手をつけられないまま
1日が過ぎようとしていたとき
不思議なできごとがありました。

お寺の談話室で4人が集まり、話をしていたとき
どこからともなく…というか
四方八方から
お寺の中をぐるぐる巡っているかのように鈴(?)の音が鳴り出したんです。
「ちりーん、ちりーん」と4人全員がわかるくらいの主張の激しさで
なんだろうと皆で不思議がっていました。

その後、不思議がっていたうちのお2人が、
境内の熊鷹神社で光が点滅している光景を見かけ
「辻さんだ」
ということになったのですが、

一方その頃の私も、
食器を洗いながらカメムシと邂逅していました。
ちょうど
カメムシには御霊が乗っている
というようなことを聞いたばかりだったので
これはもしや辻さんが、
大切な場面に居合わせず
大切なシグナルを見落とした私への
「念押し」で現れたのかも、と申し訳なく思いました。

「鈴の音」と辻さんの関連を
いま頼りにしている
前田啓介氏の『辻政信の真実』をもとに調べてみたところ
もしやと思ったのがひとつ、
辻さんが1950年版の『潜行三千里』に記していたという一節。


209ページ 蒋介石政権のために 


戦後直後一度目の潜行三千里の際に
僧形で巡礼していたとき
鈴を鳴らしながら歩いていたのだろうか
と想像しました。


いま私の手元にある彼の著書は以下の3冊。

『潜行三千里』
『ノモンハン秘史』
『ガダルカナル』

どれも2000年以降に
毎日ワンズというところから
改めて出版されたものですが、

ひとまずこの『潜行三千里』から読み込んでいこうと思います。

2024年2月25日 寝床にて

知る・学ぶ・会いにいく・対話する・実際を観る・体感する すべての経験を買うためのお金がほしい。 私のフィルターを通した世界を表現することで還元します。