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薬学生2年目を終えて…

みなさん、こんにちは。
ろうです。

あっという間に時間が過ぎて、気づけば三月も終わろうとしています。。
ほぼ1年に1回ほどしか更新しないnoteですが、それでも見てくださっている方がいらっしゃるようで、嬉しく思います。
さらに、薬学部再受験を目指す方にも目を通していただけているようで、そういった方の息抜きの場になれていれば嬉しいなと思います。

さて、自分は4月より無事に3年生に進級することとなりました。
再試験や再履修に怯えながらの2年間をなんとか終え、弊学にとっては最大の山場その①となる3年生になります。

薬学部に進学される方、特に私立大学の偏差値がそれほど高くない薬学部に進学する予定の方はもしかしたら「進級できるかな…」「国家試験に合格できるだろうか…」と不安を抱えている方もいるかもしれません。

自分もそうでした。そうでしたし、今でもその不安を抱えています。

弊学は今回のストレート卒業率が50%を切っており、全国ワースト10に入っているというなんとも不名誉な結果でした。。
今いる同級生の半分以上が消える可能性があるというのは恐怖以外のなにものでもありません。自分も消える可能性がありますし。。。

おそらく私立薬学部の多くは同じような状況ではないかと思います。トップ校などを除けば私立薬学部はどこも進級や卒業試験が厳しく、国家試験まで辿り着くのは「数値上」容易ではないように思われます。

自分は薬学部に入学したとき、忘れないようにしようと思ったことがあります。
それは「自分はバカである」という自覚を持つことです。ここでいう「バカ」とはどういうことか。これは薬学部が6年制になり、数多の私立大の薬学部新設ラッシュ、そしてそれによる偏差値の低下…これがなければ自分はそもそも薬剤師になるためのスタートラインにすら立てなかった。この事実を自覚して、肝に銘じようと。
薬学部入学のボーダーが下がったおかげで自分は入学することができた。
このラインから「国家試験合格」というゴールまで登り続けなくてはならない。全国の国公立大、私立名門大の薬学部生も全員が受験する国家試験。
大学受験時点で既に大きな差があるけれど、最終的に国試合格まで辿り着くには、彼ら優秀層に追いつけるようにするしかない。

そう思って入学しました。

「薬学部はきついし、大変」と言われる理由はここにあるように思います。大学の先生方も必死に生徒を国試合格レベルまで叩き上げようとしてくださっています。
自分達が全国の薬学部生の中のどの辺にいるのか、国試合格までどのくらい距離があるのか。それをまずなんとなくでも意識するといいのかなと思っています。

まぁ、最終的に国家試験に合格できれば、いつ本気出してもいいだろうし、再試に引っ掛かろうが全然良くない?と思う自分もいますが笑

ただ、国試合格までの距離感、スタートラインが違うっていう意識はあってもいいかなって思います。

学年が上がるにつれて先生方は国試が云々というお話をよくされます。正直鬱陶しいと思うこともあります。

春休みちょっと遊び過ぎた自分の反省の意味もあって、入学時を思い出して書いてみました。
もっと塩梅よく危機感を持たなくては。。。

3年生もなんとか食らいついていきたいと思います。

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