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突先12. 姫妃(キヒ)<Ⅳ> アマテラスとアマノウズメが同じ

(なんてすごい機能なんでしょう、みんなのフォトライブラリって。ちょっと覗くつもりだったのだけどあまりにしっくりくる絵を見つけてしまって早速使用。noteってほんと革新的だなぁ)

さて。まず、これを読んでくださっている読者にーー主に友人たちだと思うのだけどいつかなんかのはずみでいろんな人が読んだりしてくれるようなことにもなるかもしれないのでーー繰り返しお伝えすると、これは執筆メモみたいなもんである。
すべてがわたしが書こうと考えている姫妃(キヒ)の物語の軸に沿って展開され記されていくので、世の中にいう神道とか歴史とか時代考証というのとは一線を画すものである。
もはやフィクションでありファンタジーでありSFである。

(※以下、いちおう、小説の中身とリンクしていく内容なので数日したら完全クローズにします、ご了承ください。)

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これは友人スピリMが、彼女に入っている出雲の王「ヤクモ」と、彼女曰くわたしの中に最近入った女王「ナギサ」の間で交わされる話を、
形なきものとコンタクトがとれるスピリMが、巫女みたいに(巫女というか巫女兼時々サニワだよね、一人2役)聞き取って、わたしに話してくれることをベースにして書いているから、すべてのものに「霊能者によるチャンネリング」というもの以外の歴史的根拠がない。笑。

けれどそれは作家であるわたしには大変ありがたくて「うそつき!」とか言われても小説は「ウソ」なのだから、ウソがウソらしいほどありがたくて、それは創作であり、歴史的事実と無関係であるから刊行したのち、有識者的な人や考古学者的な人や、まあそういう人たちからバッシングされたりする可能性が減ると考えると、私小説を書いては周りとそれなりに揉め、完全フィクションのラノベ官能を書いて週刊ポストに登場しては「嘆かわしい・・・」と知人に呆れられ、笑、もはや時代小説で「歴史と違うけど!!!」などとこれ以上怒られたくないわたしには非常にありがたい。


(わたしは彼女を信じている前提で)
もはやこの記事を読んでいる人が、スピリMの能力を信じようが信じまいが、スピリMが本物であろうが偽物であろうが、とりあえずここまでわかった真実ーー小説にした時にそれはフィクション化するーーは、あまりに突拍子がなくって前例がなくって独創的で、けれど作家であるわたしが心の中に持つレイライン(わたしにとって筋が通るという感覚)をすべてクリアしていて、物語になっているので、実際ヤクモが話しているんであっても、スピリMの実は創作であっても、もはやどっちでもOKな感じ。笑。

唯一気になっていることは、そうやって書き上げた作品はわたしだけの力ではないから、スピリMも共著、ということにならないか?
という、もはやそこであって、笑 つまりそれほどにこの内容には、創作の観点から話すと究極に”Original-オリジナル” つまり起源的であり、
唯一無二なのであった。

ざっと筋を話すと、わたしが扱っている姫妃の話というのはこんな感じ。

元伊勢というのがどこか、というのは神道でも諸々諸説ありだけれども、
ヤクモとナギサが言うには、本来の元伊勢というのは、滋賀の守山市伊勢町の伊勢遺跡が出たところである。
ここはナギサという女王が治めていて、女王が治めていた、というエピソードを持統天皇が古事記編纂にあたり「イタダキ!」的な感じで天照大御神を女神としたのだが、実はスサノオが暴れたから岩戸に隠れたのはアマテラスではなく、ナギサである。(厳密にはスサノオは原因ではなかったのだがそれはまた次回に)
女王といえば邪馬台国の卑弥呼がいて、わたしは邪馬台国近江説を強く押していたが、スピリMが言うに卑弥呼は女王ではなく祭祀のための巫女でちょっとアスペルガーみたいな感じ、国を治められる人ではなかった。

で、ナギサがわたしに入った理由は直系の子孫だからで
(実は他に理由があったのが昨日判明したのだがそれも次回!すまん!)
ずっと「守(も)り山」として守ってきた秘密を作家であるわたしに書いて欲しいから。けれども、肝心の書いて欲しい内容に関しては、どことなくナギサ妃は話を躱(かわ)す、そんなことが続いていた。

わたしの中にナギサが入っているとスピリMは言う。
確かに何かこれまでとは違うスゴイ感じの人が入っているのはわかる。でもわたしには霊能力がないから直接的なコンタクトは<妃姫 Ⅰ >に記した、あの日没の瞬間くらいしか体感としてはない。

なのでどういうことが起きるかと言うと、スピリMはナギサから情報を得るためにわたしを呼び出し、そこで自分に入っている「ヤクモ」を呼んで3者通話みたいにする。わたしがいなくてもスピリMはナギサを呼んで3者通話できるのだが、わたしが内容を把握していないと小説にできないので、結局はわたしを入れて4者通話になる。笑。
当然わたしはヤクモとナギサの言葉を、スピリMを通してしか聞けない。

今から話すことはちょっと面白い話だと思うのだけど、先日突然スピリMから「トップ会談はサシでやってはいけないらしくて、必ず書記を挟まないといけないらしい。それでナギサ姫の書記だったっていう前世の人を見つけたから、3人で会いましょう」というものだった。笑。

これは本当におもろい!って言う話で、ナギサ姫の書記がなんでそんなすぐ見つかるねん! みたいなツッッコミをわたしも入れたいが、前回の記事同様、すべては逆説的で、「このプロジェクトのための」人生だった、と考えると、きっとだいたい重要なメンバーは、もう近所かそこいらに集まっているのだろう。笑。

ちなみにもう一つ興味深いのは、実際前回の会談の際には(形から入るタイプなのでもはや会談)実は本題に入ることができなかったのである。
それはわたしの妹と妹の旦那がこのお茶会に合流し(会談とか言ってはいるけど現実的にはわたしがただ友人のスピリMとお茶しているだけなので)、そのまま一杯飲むことになったからなんだけど、話そうと思っていたことがその時成し遂げられなかったという結果は事実なのだ。

(⤴︎トップ会談とか言って、ただ普通に街角で飲んでいる市井の人。笑)

けれどその「書記の人」が、予想だにしなかった昨夜の「岩戸開き」へ繋がっていくので皆さま覚えておいてください。そしてその書記の人が、昨日という日を迎えるよりもずっと前からスピリMに”アマノウズメ”がついている人と言われていたことも。(ちなみに、ついている、と入っている、は違います。ついている、は守護的な感じ、そばにいる感じ。入っているは着ぐるみ的な感じ。笑。つまり今は、懐かしい”晴れ時々ぶた”ならぬ、晴れ時々、ナギサ in ラララ・ラム子なのである)

「ねえ、アマテラスとアマノウズメは同じ、ってどういう意味だろう」

こんなLineが来たのは、会談がただの楽しい街角飲み会に変わった数日後だった。「アマテラスとアマノウズメが同じ?」わたしは聞き返した。
「うん。ナギサがそう言うんだけど」スピリMがそう言ったので、わたしはちょっと調べておく、とlineを返してそのことについて考えた。

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