こんにちは。本日午前10時43分、天秤座で満月が起こりました。
また本日は春分の日、ちょうど昼と夜の長さが同じになる節目の日であります。そしてスピリ的占星術的にはこの日を「宇宙元旦」と呼んでいます。
いつもだいたいあちこちで書かれていることを咀嚼して「ふむふむ」と要約するような形でお伝えしているラララ満月ですが、今回はこんな感じ、本当は手前にこんな言葉をつけたかった、バランスを取らないことこそバランス、さあ、ときめきを宇宙へ解放せよ！

ところでまず、春分の日に関して面白い記事を見つけました。
春分の日というのは昭和23年に制定されたようなのですが、その趣旨は
「自然をたたえ、生物を慈しむ」ということなのだそうです。
それには春分と秋分の日は太陽がまっすぐ東から昇り東に沈むということで、彼岸（あの世）と此岸（こがん）が通じやすくなると考えられていることが関係しています。興味が湧いた方詳しくはこちらどうぞ。

さて、今宵天秤座満月ですが「天秤」の持つ特性として「秤（はかり）」があるので、当然「バランス」「調和」などはテーマになってくる、
そして「対人関係」「社交」「調和」「美意識」と関係してくるのですが、ここでとても大切なことっていうのが、
そのバランスを取るにあたり「気が滅入ること」「ネガティヴな気持ちがしてくること」など、自分が自分ではなくなるというか、自分を押し殺して保っているバランスを手放すことが必要になってきます。
いわゆる「忖度（そんたく）」みたいなものかなあ。

例えばこういうことってあるでしょう？ 
飲食店を経営していて、付き合いとかあるから近所の何々さんとこが来てくれたから、今後顔出す、みたいなやつ。最初は「わあありがとう、じゃあこっちも伺います」みたいなものだったのに、次第に「周年だから顔出さなきゃ」とか、逆に向こうも「周年に来てくれたからお礼に伺わなきゃ」とかになって、もしかしたらお互いそれやめい！ってした方が互いが救われるかもしれないのに、妙なルーティーンでそれが続いている、みたいなこと。

例えば相手の頑張りを認めているんだよってことを伝えたいから、その人が作っている商品を、それ自体はあんまり好きじゃないけど買った。
で、そしたら相手もお返しみたいな感じで、例えばわたしの本を、本が好きなわけでもないのに買ってくれたりして、そしたらまた本買ってくれたしねみたいな感じで、その人が主宰する飲み会とかに行きたくないけど顔を出す、とか、そういうルーティーン。

こういった「循環」は、わたし久々にスピリ的に断言するけれども、
「もう古い」ので、宇宙元旦を迎え新しい周波数に突入していく我らがNEW GalaXyには持ち込まず、昨日までの世界に置いて行きましょう。

それでその、見えにく〜い蔦（つた）のようなものでがんじがらめにされつつ保ってきたバランスからの解放だけども、まずは脳内で、
瞬時に実行できるやり方があります。それがタイトルにも書いた、
ときめきを宇宙に向かって解放せよ！ です。

じぶんが本当にしたいこと、じぶんが本当はこうなりたい人間関係、
じぶんの理想とする人との調和のあり方、じぶんの思う「バランス」
それらすべて自分の心や魂がそれを聞いて「わくわく」するもの、
胸の奥が「ときめき」に溢れるもの、で脳内を満たしてみる。
断捨離や仕分けをする必要はなくって、それらが満ちて大きな光となったときにその自分を縛っている縄のようなものが持ちこたえられなくなって、
ちぎれる、またはじぶが大きな光になって宇宙へ飛んでいくようなそんなイメージ。

当然イメージだけで明日からの生活すべてが変わるわけではないけれど「ああ、わたしこう思っているんだ」「ああ、わたしのワクワクってここに原点があったんだ」って自己確認できるだけでもすっごく価値のあること。
だって日々の中で実はみんな「こうあるべき」「ここはこうしておこう」とかそういう風に調和を取っているから（日本とはそういう国であるよね）
もうそれら「察し」のアクションをほぼ反射的に取っているから、
実は自分がどう思っていたかを忘れそうになることもあると思うのです。

まずはこの宇宙元旦にじぶんという人間の「軸」を確認しておきましょう。
実はバランスって、世界が、宇宙が勝手に取るものであって、こんなちっぽけな人間がそれらをとろうとすることこそ、大いなるバランスを乱すことではないかなとも思います。もちろんわたしたち人間が崩してしまった自然のバランスをわたしたちが取り戻そうという心持ちは美しいものです。
けれどもそれすらも、うまく立ち行かなかったら、自然や地球というものが大きく世界を揺すって、人間という生命体を排除し、またバランスを取り直すかもしれません。

だから我々人間は、なるべくありのまま、Let it beで、バランスを意識する必要はない。バランスを意識することがあるとすれば生まれたときの、
この世界にやってきたときの感覚に、チューニングし直す、それが正しいバランスのあり方ではないかと思います。だから今夜はとにかく、じぶん自身の内なるときめき、いい胸騒ぎに耳を澄ませて。考えるだけでワクワクすること、それが答えです。

この写真は以前もお伝えしましたがNASAのFree garallyのもの。
これを使うとき、わたしはとても、ワクワクします。

それでは、天秤座満月で会いましょう、この宇宙元旦の夜に。