ラララ世界_181110_0121

la la la 97. 生まれた土地のものを食べよう!(By ラム子)

今日、縁切りについての補足を書こうかと思いましたが、もう少し元気が出るような記事にしたい気分と、割と普通のことも書きたかったので、これにしました「生まれた土地のものを食べよう!」

土地にはその土地土地のパワーがあります。グラウディングという言葉がありますが、歩くその足元からその土地(地球)のパワーを貰うという意味で、たまに裸足になって歩くといい、というのは直接パワーを取り入れるという意味合いがあります。そういう意味では「食べる」というのはもっとも直接的にエネルギーを取り込む行為と言えますよね。

旅先で、その土地土地の食べ物を食べ、お酒を飲むのも、その土地のパワーを貰える素敵な行為です。国内旅行だったらその土地の地酒とかを飲むのはとてもいいと思います。わたしは仕事でひと月アラビヤに行ってましたが、今も時々中東料理が食べたくなり、一緒にアラビヤに行った詩人の友人と、レバノン料理を食べに行ったりします。
それはきっと、そのひと月でわたしたちの体にはアラビヤの土地の息吹(プラーナ)が取り込まれ、それが今でも生きていて、その土地のエネルギーを欲するんじゃないかなあと思います。

そういった意味では生まれた土地、生まれ育った土地というのは、特別な意味を持つと思います。理屈からいうと生まれてすぐ引っ越しをした人は育った土地が大切ということになるでしょうか。

9月にひと月滋賀に帰っていた間、もう何を食べても美味しく感じました。
それで滋賀の友人たちに「あんた東京でいつも何を食べてんの!?」と逆に訊かれたぐらいです。なんだろう、スーパーで見る野菜一つ一つが艶々して見えて、何を食べても「ああ、美味しい!」って感じ。
それはもしかしたら、その土地(スーパーで買う食材の場合は西日本のものたち)のエネルギーを体が欲していたのかもしれません。

水が合う、合わないって言葉がありますが、あれってまさに土地のエネルギー(波動)を現していますよね。現に東京と京都では水質が少し違うので、
都内にある京料理屋さんでは出汁を取る時に、一度温度を**度までして、それを**度まで冷やして・・・とか「水」に対する仕込みがあるのだそうです。これは実際和食の料理人の方がわたしに直接話してくれたことで、
京都の水のようになるまで、試行錯誤を重ねて生み出した温度や時間なのだそうです。それでやっと出汁を取った時に京料理の味になるのだとか。

人が生まれて育つ時、食べ物だけでなくってそこの土地の息吹(プラーナ)を大きく取り込んで成長していきます。その土地の食べ物もしかりです。

なので、生まれた土地の食べものを食べると、きっと体が自然にチューニング(波動調整)されるのだと思います、東京の水が京都風に調整されるのと同じように。全部じゃなくっていいと思うし、いろいろな産地のものを食べる方が安全です。これはスピリチュアルな意味合いでなく、近所の80歳の産婦人科の女の先生(もはや博士)が言っておられて、そうだなと思ったのですが、その方は文明というものを使うのはわたしたちであり、だからこそ文明を理解し、危険は自分で回避しなくてはならないから、と、
こう言っておられました。

「アスファルトは排水のために中央が盛り上がっている、だから片側だけ歩いていると骨格がゆがんでくるから、偏らないように歩きなさい」

「それから食材を買う時は、一つのスーパーで買うのではなくいろんな場所で色んな産地のものを買いなさい。それはある意味のリスク分散としてね」

(⤴︎これは出羽三山に行った時に月の沢温泉で頂いた山菜。おそらく月山で採れたものです。そうか、月山には登れなかったけど、月山のプラーナはしかと頂いていたのだ!)

すべてのものにおいて「偏る」ということはあまりよくないです。
平たくていいのです。わたしは小説家ですからかつては劇的なことを求めていました、100か0かみたいな偏りの美学です。でも今はそう思っていません。バランスこそが素敵だと思っています。

そんなわけで、生まれた土地のものを食べよう! は、
生まれた土地のもの”だけ”を食べよう! ではありません。笑。

旬なもの、住んでいる土地のもの、自分と相性のいい食材、そんなものを取り込みながら、生まれた土地の食べものも、取り入れて行きましょう。
ちなみにわたしは、今、米を地元のものにしています。
主食でエネルギーのチューニング。

それではらるらるらん♪
ラララ世界で会いましょう☆ 

嬉しいです ( ´ ▽ ` )ノ