さあ、探せ探せ探せ！
この中のどっかに、あるはずなんだ。それを僕は今日、必ず見つけなくちゃならない。青い魔法使いはそう思いました。
（それが途方もない作業であっても）
必要であれば必ず見つかるはずだ。そう出来ているはずなんだ。
青い魔法使いは思いました。

”そう出来ているはずだ” と信じ込むことが重要な魔法なんだ。
そう出来ている、と僕が決めれば、世界はそうなるのだから。

世界の声は青い魔法使いの背中を後押しします。使命が運命、キリッと気合いの入った白い背中に言葉をかけてあげなくてはなりません。

”感じることを忘れないでね。感じる力は第5の目ですよ。
何かを探すときはその五つめの目を使うのです。
思考はそのあと、転ばぬ先の杖、道案内は魂にー”

世界はそっと、青い魔法使いの援護をしました。

（「まだ名もない物語」より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜イラスト＝MihoKingo＞

今日はラララ物語。一見無関係そうですが、ポッペンバッザーグ物語の続きです。わたしもどう繋がっていくのかまだわかりませんが、素敵な絵が先に届いたので。今日お伝えしたかったことと見事にリンクしました。嬉しい。

それではらるらるらん♪
ラララ世界で会いましょう☆