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la la la 114. 大祓形代のススメ!(By ラム子豆知識)

こんにちは。クリスマスが終わり、いよいよ年末、大晦日が近づいてきました。TOP写真は25日の夜の銀座の景色。中央通りを歩くことってそういやあまりないなあと思って、横断歩道を渡るついでにパチリ。なんか結構いい写真が撮れました。
今日は「大祓形代のススメ!」
ススメ!というほどのあれではないですが、神道文化のご紹介。

先日外国で生まれ育った日系の男の子が「僕たちの生まれ育った国では年末に大掃除をしないんだ」と言っていました。その子の生まれた国では新しいシーズン(新学期)が始まる時に掃除をするんだと言っていました。
そう、年末の大掃除って日本の文化。
そしてこの「大掃除」こそ「祓いに始まり祓いに終わる」と言われている「神道」の極意と深く関係があります。そう、みんな初詣には結構神社に行く人が多いと思うのですが、本当は新年のご挨拶よりもその前に「禊(みそぎ)」と言って、穢れを祓い心身を清めることの方が大切とされています。
禊と祓いに関しては夏の終わりにこんな記事を書いたので参考にどうぞ。

神社では6/31に「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」があって、12/31に「大晦日(おおみそか)」があって、ともに茅の輪くぐりをする風習があります。古来から歳神様をお迎えするにあたり、家を掃き清め、自らを清め、禊(みそぎ)をしてお待ちすることはとても大切でした。
わたしは毎年6/31と12/31は茅の輪をくぐって穢れを落とすようにしています。そうやって神社に行く数が増えると、こんなものを見つけるようになりました。

これは大祓形代(おおはらいかたしろ)というものです。白いヒトガタの型紙ちょっと怖いですよね。笑。
これはまさにこのヒトガタに自分の穢れを移し、それを神社に納めて、
大晦日にお焚き上げしてもらうというものです。
2015年にこのことを知って、毎年やっています。神社によって、30日の午後くらいまでに集めます〜なんてところがあるので、今回少し早めですが今日紹介することにしました。
夏越の大祓もした人は半年分の、初体験の人は1年分の穢れを、この形代にうつして、お焚き上げしてみるのはいかがでしょうか。
こういった風習で本当に禊ができるのか、穢れを祓えるのか、わからないけれど、全ては心意気が大切と考えています。

神社(神道)では初詣よりも本当は大晦日の禊が大切なのであれば、まずはそれに習いたいなあと思っている次第。
古来の風習に触れてみるのも、なかなか面白いですよ。

それではらるらるらん♪
ラララ世界で会いましょう☆

どんどん寒くなっています、慌ただしい日々の中でも、
どうかご自愛くださいませ。


嬉しいです ( ´ ▽ ` )ノ