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la la la 112. 今日は「冬至」そして、キロンが影響する「かに座満月」(By ラム子)

こんにちは。なんと本日は冬至、1年でもっとも日の短くなる日でございます。そして明日、というか日が明けてまもなくの2時49分頃、蟹座で満月が起きます、スーパームーンらしい。からのクリスマスイヴ。なんだか連動していますね。後ほどリンクを貼りますが元々、クリスマスは、太陽復活を祝うヨーロッパの祝祭とキリストの生誕が結びついたもので、その時の冬至が25日だったことからクリスマスが25日になった説があるらしいです。

まずは本日冬至ということで、柚子湯に入る習わしがあります、あとかぼちゃを食べるらしい。柚子湯!? えっ、用意してなかったしどこで柚子手に入れよう・・・と思っている人は、近所の銭湯をおすすめします。
銭湯って、だいたいそういった暦と連動しています、お近くの銭湯に電話をかけて訊いてみては? もちろん自宅でゆっくりまったり入浴してもOK。
先日の「耳リラックス」も一緒にどうぞ。笑。
今日のトップ写真はちょっとすみません、柚子が家に無く買い物に行くこともできない状況だったのでレモンで代用、満月🌕の投稿も兼ねているからトータル的にはこれでいいか。笑。
元々冬至の柚子湯は、基本的には禊(みそぎ)の意味合いで、強い香りで厄を払うというのがあります。魔女はよく魔除けや悪払いにレモンを使いますよね。そういう意味ではまあレモンでいいのか、と。でも柚子があればそれのこしたことはないです。どこから借りてきた柚子の写真でもいいんだけど、実感という意味ではこっちのがエネルギーある写真だろうと。

(⤴︎これは先々週箱根の温泉にて。柚子の和菓子にカボチャのぜんざい。まさに冬至セットの先取りであった)

「冬至」ってそもそもなんなの?って気になる方。
こちらをご覧くださいませ。

冬至の極意は「一陽来復(いちようらいふく)」と言って、今日を境に、明日からは陰が陽に転じる、太陽が少しづつ帰ってくるというか、そういった意味合いがあります。そんな流れの先、日が変わってすぐに蟹座満月が起こります。

時間が23日午前2じ49分ということで、23日の夜というより、22日の深夜という言い方もできるのですが、正直そこまで正確な時刻にこだわらなくていいと思います。頭の中になんとなく置いておいて、たまたまその時間に空を見れる環境だったらみればいいし、今日の深夜が難しかったら、明日のどこかで空を見る、空を見るというか、月を見つめることで自分自身の深淵を見つめる時間を作れば良いのです。

蟹座満月。一言で言うなら「じぶんの居所を確認する」そんな満月です。
居場所、と書いてしまうと「場所感」が強まると思ったので、居所としてみた。”所”というよりはじぶんが強く帰属しているもの、人、感覚、でしょうか。「家族」という言葉を使いたいのだけどこれは血族や婚姻だけを意味しているのではなくって、例えば家で人形と暮らしている人とか、信頼できる植物や動物と一緒に生きている人とか、それも「家族」ですし「身内」です。そういった意味での居所、帰る場所、休む場所、じぶんの居所

蟹の殻の内側にじぶんの内なる世界があって、それは自身の内なる世界じゃなくって、今述べたそれらーー恋人とか家族とか親友とか人形とか使命とかーーそういったものを含むいわゆる「身内」の世界がある。殻の外は他者たちの世界。それらが硬い甲羅で隔てられている。これは悪いことじゃなくって、いろんなことの確認のために隔てる。そこでまず、殻の内側のことを考えましょう。

チャクラのことがわかる人はチャクラ 1 的な満月と思って欲しいです。
色は「赤」で、昨日の記事とも連動してきます。そう考えると蟹もやはり「赤」ですよね。自身の命の命題というか、土台、強く結びついている存在、そういったものたちについていい意味で見つめて見るといいです。
自分とそのバディ、またはバディたち、について。
その殻の内側を整理する必要はあまりないんじゃないかなと思っていて、
そこを確認することで殻の外側との関わり方が変わるんじゃないかなあ、と。

また、今回の蟹座満月は「魚座に位置する小惑星キロン」のことがあちこちに書かれています。キロンが与える影響はカルマ的なことです。繰り返すカルマによるトラウマ的なものとも言えるかもしれません。
このキロンの影響に関して、ちょっとこのオラクルカードを引用させてください。

このカードに書かれている"Convalescence lasts a lifetime. You don't spell painting without pain”という言葉は「病後は一生続く。痛みなくして絵を描くことはない」となります。これはフリーダ・カーロという芸術家が幼い頃に大きな病気をした上、大事故に遭ったという過去を持つことから、生涯に渡ってその作品にその過去の傷や痛みが影響したという意味だと思います。つまり「過去(スピリ的に言うと前世)に負った傷は、生涯の自己表現に影響し続ける」ということだと思います。

これを小惑星キロンに当てはめると、キロンがプッシュしてくるといいわれている影響というのは、そういったトラウマ的な、内的な傷、痛み、苦しいところ、に差し込まれてくるということなのだと思います。そしてそれってきっと、どちらかというと蟹の殻の、外側世界ではなく、内側世界に影響を及ぼす、という風に自然に考えられますよね。

つまり、こういうモードに入るとわたしって毎回こうなっちゃう、という自分のどつぼパターンや「あ、またこの展開」とか、何度も通り過ぎたはずなのにまたその道に戻ってきているみたいな、この軌道からわたしは解放されないのかみたいな、まさにそういう感覚にキロンは陥らせるということなのだと思うのです。

そこでできれば「ふっ」と、本当にふっ、って感じで、今までとは違う、アプローチができないか考えてみてはどうでしょうか?
いつもここ絶対正面から行って、がっつり転ぶの。という時に、ふっ、と右に曲がってみる、的な、いつもと違うチョイス。
なるべくあまり力まないのが良いのではないかなと思います。

例えばなんか毎年年末のこの時期に、無性に落ち込んでしまうとかいう人。
なのになぜかそんな時ほど人と会う予定を割と入れてしまうのだとしたら、逆にもう家で誰にも会わずとことん落ち込んでみよう、とか、そういうチョイス。意外と家というチョイスをしたことで楽になる部分が、あるかもしれません。

わたしもいつもこの年末の時期というのはここ数年、自分の大切な人とどうもギクッ、シャクッとする。笑。原因はだいたいわかっているんだけど、例えばそのモードに入ると、逆に距離をおけばいいのに、過剰に連絡してしまう、という、自分のあちゃーパターンみたいなものがある。笑。
それを「ふっ」とかわしてみる。そのかわし方を「ふっ」という言い方でお伝えしているのは、つまりちょっとしたことだという意味なのです。
じゃあもうその期間会わない!とか、気合の入った選択じゃなくって、例えばもう「この時期は微妙な期間なんだよね毎年」と受け入れて普通に過ごす、みたいなこと。雨が降るかも!ってレインコートや傘や長靴履いて出かけるのでなく「降ったら降ったで」と着替えとタオルを持って出かけるようなやり方。濡れないようにするのでなく、濡れちゃえ、と「ふっ」と思えたらいいですよね、たとえば。

キロンは身内との関わりにこそ強く影響します。
だからきっと他者や外の世界と違って、殻で遮断できないと思うのです。
だからこそ「何かしら」のパターンにはまってしまうのですが、
できればこの満月にその「旧回線」を手放してみましょう。
新しい回線を入念に準備する必要はありません。

月を眺めながら、じぶんの一番大切なものたちに思いを馳せてみて、
じぶんという宇宙について見つめ直してみたりして、
その中で自然と湧き上がってくる「ふっ」が答えです。

殻の内側にある大切な身内との関わり、かた。
身内と関わるじぶんの在り、かた。

それらに備えながら、最後の陰の日、この冬至を、
柚子湯に入って、禊(みそぎ)してみましょう。じぶんに纏わりつく、力んだこだわりや、思い込みや、執着は、お鍋の中に浮く、アクのようなもの。さっとそのアク(エゴ)を掬い取って、より透明感のある、人生にしてみよう。そんなイメージで、柚子の香りに背中を押されながらアクとり禊。笑。答えは自然と生まれてくるかも。一陽来復。太陽は少しづつ、あなたの元へ戻ってきます。

今日は冬至。うん。

それではらるらるらん♪
蟹座満月で会いましょう☆



嬉しいです ( ´ ▽ ` )ノ