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夜10時にお祭りの音⁈ 外に出て青年会のエイサーを見る

 明日から学童が4連休になるので、嬉しい次男(小4)。

 9時消灯しても、1時間はなんだかんだで起きています。

 10時になるからもう眠ろうと、ふと静かになった時——、

「何かお祭りみたいな音が聞こえる。太鼓の音⁈」

 窓を開けると、確かに聞こえます。

 だいぶ近いようですが、窓からは見えまん。

「外に出て見よう!」

 どこかな? 大通りではないみたいです。

 すると、細い道に車が入らないように、交通誘導をしている人がいました。

「あっちだ!」

 あちらこちらから、老若男女が集まって来ました。

「見つけた!」

 コロナ禍でここ2年間、中止になっていたエイサーを踊るんですね!

 子どもたちは、エイサーの実物を間近で見るのは初めてでした。

 照明付きの先導車が、ゆっくりと動き出しました。

 三味線の演奏が始まり、躍動感あふれるエイサーが始まりました。

 太鼓の音が響き渡りました。

 ○○青年会の若い人たちが踊っていました。

 子どもたちは、熱心に見入っていました。

 ふたりとも打ち上げ花火の音は苦手でしたが、太鼓の音は大丈夫みたいです。

 次男はおうちに帰ってからもテンションが高く、それからお風呂にも入りました。

 翌日もまた、エイサーの音が聞こえてきました。

 昨日の音よりもはっきりしていて大きな音です。

 窓を開けると、エイサー団の姿が見えました。

 交差点の向かい側の中通りで、青年会の人たちが踊っていました。

 そして曲が終わると、横断歩道を渡って移動して行きました。

 次の日、旧盆の最終日なので今夜もエイサーの音がするぞと期待していました。

 その日の夜、兄弟喧嘩で次男が泣いたのをなだめているうちに、ママと次男は眠ってしまいました。

 翌朝、目覚めて「あれっ? 昨夜はエイサーなかったのね」と思っていました。

 そうしたら長男が「夜中の12時半に、我が家の窓下の駐車場でやっていたよ。

超うるさかった」と、言いました。

「エイサー来てたのね。

 全然気付かなかった。

 ねぇ、そんな時は起こしてよ〜!」

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