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どの口が言ってます?

私は今、ものすごくイラっとしている。

今日の夕ご飯は家焼き肉にした。
肉やタレや準備をして、皆が好きなものを想像し
買い物をする。
まーそれは、主婦にとって毎晩のことだ。

この現代、主婦だからという考え方も見直される世の中だが、まだまだ収入の大きさによって家事や子育てには、どちらかに比重がある。
上手く言えば、それぞれが出来ることをこなしている。と言えるだろう。

我が家もそんな感じである。
少し話しが逸れたが、今日の夕ご飯も終わり、片付けをしていた時のこと。
ホットプレートじゃなくて、カセットコンロがいいよねと言い出した主人。
続けて、BBQもカセットコンロで・・と言った。
え?となって、すかさず「BBQは炭火だからいいんじゃないの?」と返したら、
「やる人の気持ちも考えたほうがいいよ」と言った。

・・・・私、この言葉にカチンとしました!
久しぶりに、いったん胸にしまうこともできませんでした。カチンです。

油がこびりついたホットプレートを洗いながら、
イラ・・・イラ・・イライライラ・・・・

私は、絶対に言えない!
その言葉は絶対に言えない!

この言葉を出したらキリのない主婦の仕事。
だから絶対に言えない。
「やる人の気持ちも考えたほうがいいよ」
は?である。

私がキレたら怖いぞ!しつこいぞ!キレさせたな!と言わんばかりに、主人にひとこと。
「私は、その言葉にイラっとしてます。なぜなら、私は絶対にその言葉は言えません」

主人はもうスンとして、平常心。

その態度にイライラ・・・
わかってる?私がイラっとしているの分かってる?と聞いたら、鼻で笑われた。
この野郎!!!!!
私は主人に「しつこいってか?」といって大笑いしてみせた。

私は、マジギレしたら笑うタイプです。

最後に、主人にもういちど
「私は、絶対にあの言葉は言えない」

と言い放ち、今、カタカタとキーボードを力強く叩いている。

私は、お互いがこの生活を助け合っているものだと思っていた。だからこそ、出来ることをできるだけ、やってきた。
どんなに手間がかかることでも、面倒なことでも、、子供たちの要望も、、
それは、私のできることだと思う。
主人には主人にしか出来ないことがある。
だから、この言葉を言うのは、お互いにとても失礼なことだと私は思っている。
だから言えない。
だから、とても残念だった。

大袈裟にイラっとしているのは、分かっている。けど、私にとって言いたくても言えない言葉で、何度も言っちゃいけないと閉じ込めてた言葉でもあった。

私も言ってみようか?
「その怪獣のようなイビキ、される人の気持ちも考えたほうがいいよ」

どう?キリないからな!


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