毎週金曜日、パン屋のバイトでお節介な人の役になる。若くて可愛い妹のような店主の愚痴や、世間話や下ネタ、はたまた人生観や人付き合いについての思想感なんぞを仕事の合間に愉快に話す。
少しだけ店主より長く先を生きているからといって経験ってやつを話す。

気が合っちゃうので、終始「だね〜。」「本当にそう！それ！！」とか言って笑いあってる。

先日、メインでやっているバイト先で、ものすごくタイプな男性が来店した事を、オーナーに「あの家族で来てるソファ席のお父さん、めっちゃド、ストライク！！カッコ良い」と言ったら、
「○ちゃん、あかん！その言い方はもう無いで！ドストライクなんて今の子達は言わん」
と言われ、
「え？ウソやん！じゃ今の子達なんていうん？」って聞いたら「知らん！」って…言われたのよ。
…で、今の子達は何て言うの？と彼女に聞いたら、
「ツボ！ですかね…」と返ってきた。
ははーん。言わんなぁってなった自分に、時間の経過を笑いながらも切実に感じた。
会話で感じるジェネレーション。

そんな会話を彼女とするのが、好きだ。
この前は、休日の月曜日は何してる？と聞いたら、「生まれた子供を見に行ってくる」と言った。
一瞬、時がピタっと止まり、ふん？怖っ！ってなった。

友達が出産したので祝いに行くんだ、と彼女が言い直して平和な空気がまた流れた。

言葉は面白い。会話に映像を流す事ができるのだから、いかようにも…だ。