ランバイクトレーニング方法(2歳後半~3歳 後編)

はじめに

走り込みに慣れてきた子がレースで上位入賞するためのトレーニング方法を紹介したいと思います。

レースの練習ができるようにする

まず2歳である程度走れるようになったといってもあくまでも遊びの中ででの話だということを理解しましょう。

レースは決まった日の決まった時間に決まった組で走らないといけません。

そのために普段の練習からレースごっこと称してお名前を呼ぶ、返事をする、スタートシグナルスタートを聞く、スタートするという一連の流れを何度も練習しましょう。

筆者はこの一連の流れができるたびにグミ等の好きなお菓子をあげていました。上手にできれば一個、できなければあげない、ということを一貫して繰り返しました。

これも賛否両論あるかと思いますが、犬のしつけもトイレが上手にできたらご褒美、お手ができたらご褒美、逆にできなければご褒美なしというように体で何が良くて何がダメなのか覚えさせているのを参考に筆者はしました。

※ちなみに筆者の子供は3歳過ぎてからグミなしでも練習ができるようになっております。

レースの練習メニュー

2歳クラスの際に練習していた練習メニューは、以下です

・トランプ・クジ練習

トランプ・クジ練習とはなんだ?と思われた方、とても重要です。2歳はつまらないことで泣きます、泣いた瞬間そのレースがほぼ終わります。

トランプの数字が気に入らない、トランプの数字のグリッドに入らないといけない等の成約を理解し練習のうちに慣れさせましょう。

※慣れるまではコッソリと親がトランプを引いてしまいましょう

※話はそれますが他のご家庭が持っているおもちゃ等で気が散ってしまう、欲しくて泣いてしまうというケースもありますので、とにかく親と子の世界だけで時間を使い、周りを見させないようにすることも大事です。(公園とか遊具とか色々ありますからレース会場には)

お名前・返事練習

知らないMCのおじさんに名前を呼ばれる、マイクを向けられる、ストライダーエンジョイカップの決勝などはスタッフが盛り上げてくれる等の状況で怖くて泣いてしまうケースも想定されます。何度もお名前を呼んで、元気に返事できる練習をしておきましょう。

スタート練習コース練習

2歳のレースはスタートが一番で決まってある程度の速さがあればほとんどのレースで入賞ができます。

※2歳できちんと走れる子が数名しかいないレースがほとんどのため

スタートシグナルやレディセットゴーの合図でスタート板を倒してあげ、開いたら進み出す練習を何度も何度もしましょう。

まだ2歳ではテクニカルなスタートはできない子が大多数なので、リズミを取って最初の一歩を踏み込む練習を繰り返していくしかありません。

待機練習

待機練習とはお友達が走るのを待つという練習です。具体的には数分間~10分ほど敢えて休憩します。休憩後走るよ!という番できちんと走る練習です。

この練習がなぜ必要かというと、予選を勝ち抜いたあとは敗者復活戦が数組あったり待ち時間がかならずあるからです。

筆者の息子も予選は出走拒否、敗者復活戦第1組のときに乗りたい気持ちになってくれたが、息子は第2組だったため待機させたところ気に入らず大泣きし結局敗者復活戦も走ってくれなかったという苦い思い出があります。

※今となっては笑える思い出ですが・・・笑

最後に

2歳クラスは上記の練習を繰り返すしかありません。それ以上の練習はできないです。

無理やりハイプレッシャーをかけ続けて練習やレースを無理強いさせる必要はありませんが、

レースや練習がうまくできないことをネチネチと嫌味っぽく言う続けるくらいならバシッと叱ったりしてあげたほうがお互いのためじゃないでしょうか?

最近の子育ては叩いて教えるという文化がすっかりなくなってしまいましたが、子供にとっては何がダメで何が良いのかわかりやすい部分もあると思います。

※決して体罰を推奨しているわけではありません。

また2歳で優秀な成績を残せなくても悲観しないでください。

2歳は楽しんで走った子が優勝できるレースです。3歳以上でまた挽回できるチャンスはあります!

2歳クラスのレースを是非楽しんで頂けたらと思います。

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