こんにちは。埼玉公演振りです、るーんです。

12月10日（日）の DIALOGUE＋「フレンドファンファーレ」群馬公演～キイテカラミル～に参加しました。こちらはその感想ブログになります。よろしくお願いします。

今回の群馬公演も、埼玉公演に引き続き、ダイアローグらしいストイックで全力なライブでした！

埼玉公演の際に「たくさんの驚きと発見のあるライブだった」と書いたのですが、今回もセトリの変化が限られる中で、新たな試みがたくさん見られ、全く違ったライブを観ることができたので、それも含めて楽曲を追いながら書いていこうと思います。

ここからライブ本編。

ブロック１
M01. 花咲く僕らのアンサーを
M02. デネブとスピカ
M03. やばきゅん♡シューベルト

埼玉公演に続いて、今回の群馬公演もバンド要素強めのスタート。そして、「お・ま・た・せ・し・ま・し・た」からの花咲く。脳内で「今回もまるっとからかな？」と思った矢先に花咲くのイントロが聴こえて、良い意味で裏切られた。一瞬の演出だけど、こういうのがたまらないからライブに行くんだよね。それをM1でやってくれる田淵のライブが好き。

また、埼玉公演ではやらなかった曲をM1に置くことで、ライブ全体の印象は大きく変わるな～ということを感じた。そして久々の花咲くでとっても幸せな気持ちになりました。

前半にデネスピ置くのはサマーライブの使い方に近い？2022のpuzzleと2023のZeppツアーでしっかりと育った曲だから、前半だとエモさみたいなのは薄れちゃうんだけど、安定してライブを盛り上げられてて凄く良かった。

今回有難いことに座席が５列目とかなり前方、下手の5?といった座席だった（かなり～ヨコカラミル～だった）。表情とかは良く見えたんだけど、横からの分フォーメーションの綺麗さとかはあんまり分からなくて、デネスピの間奏のフォーメーションがしっかり見えなかったのは少しショックだった。その辺は一長一短。ライブは観る場所でそれぞれの楽しみ方があっていいね。

今回のブロック１は３曲。ライブのブロック１終わった直後の暗転では「４曲やってくれた埼玉のが盛り上がって嬉しかったな」というのが率直な感想だったのですが、後からライブ全体を考えた時に、ブロック２を良く魅せるために、「あえて埼玉ほど盛り上げすぎない」という意図があったのかな～と考えました。最終ブロックでしっかり盛り上げポイントはあったし、結果的に正解だったのかなと。デコボコしすぎると透明→かすかの聴こえ方に影響が出る部分もあると思います。IFの話なので実際の感じ方は分からないですが。

ブロック２
M04. パジャマdeパーティー
M05. めっちゃオンリーユー
M06. 透明できれい
M07. かすかでたしか

バンド演出からのパジャパ始まり。結構置き位置が難しい曲だと思うんだけど、魅せ方の工夫次第で、どんな曲でもブロックの一曲目になり得るポテンシャルってあるな～と感心ポイント。

実は、この曲のフォーメーション移動めっちゃ大変dだなってことに気づいて。「えっと 前回はどこまで～」の部分の１Aと２Aの後半、ここって担当パートのメンバー１人とそうでないメンバー７人の１：７の構図が出来てて、１人の方に目が行きがちなんだけど、７人の方の前後の移動、えげつない。横からの視点だったこそメンバーの交差するところとかまでしっかり見れたのですが、狭い空間をなかなかの移動距離、それを短時間でやるのめちゃくちゃ難しくない？すごくない？これホントに初期の曲？と（笑）。このレベルのパフォーマンスを表現するために本当に努力してるんだろうなというのを素人ながらに思いました。

「おやすみなさい」からのオンリーユー、良かったね。（曲のおおまかな感想は埼玉の感想で書いたので今回は省略している部分が多いです。）

透明できれいは、パシフィコ横浜まで温める曲だと思っていたので驚いた。逆にパシ横前に一度やっておこうという捉え方もできるし、実際「聴けて良かった」という感想もたくさん見ました。
恐らくこういう置き方をするのは珍しい思うので、新鮮だった。パシ横ではもっと重要な置き位置になると思うのでそれも期待です。

かすか、それぞれの表情だったり視線だったりが見られて、近くで見られて感動した。2023年、ライブで聴くたびに成長を感じたし好きになっていった曲なので、良い時期に大切な曲が増えたなと強く思いました。

透明できれい→かすかでたしかの流れをブロック２でやったというのが、群馬公演の醍醐味の一つだったと感じています。例えばLatitudeのときは、かすかでたしか→夕空航路の流れでブロック３を締めくくり、セッションからの最終ブロックだった。Longitudeではプラべ→シャベマ→あやふわという流れはあったけれど、どれもかすかとはまた違う雰囲気なので、ほとんど初めての試み。今回ブロック２でやったことの意図のすべてを汲み取ることは難しいけど、ブロック３のトーク！トーク！トーク！を聴いたときに自分なりの解釈が浮かんだので、それについて記していきます。

ということでブロック３。

ブロック３
M08. トーク！トーク！トーク！
M09. 来世なんて待ってらんない
M10. ガガピーガガ
M11. にゃんぼりーdeモッフィー!!

きょんちゃんのアカペラスタートのトーク！×３というのは埼玉公演と全く同じ。前回褒め散らかしたところです。

ただ、ブロック２に置いた曲の違いで聴こえ方が全然違った。ブロック２の最後がパジャパだった埼玉、その流れから聴いたアカペラは、楽しい時間がもう少しだけ続くよ、と優しく言われている、「楽しさの延長」といったような印象だったのに対し、群馬は、アカペラのゆっくりな曲調から、尊さや温かさのような印象を受けて、とても素敵な時間だった。心に染みた。暗転時間も埼玉よりも気持ち長く感じた（感じただけかも？）ので、前のブロックの余韻を残していたのかなとも思ったり。

「同じタイミングで同じ曲やっても、曲の繋げ方で違うことできて面白いでしょ？」といった意図が田淵さんの中にあったんじゃないかな～、と思ったのが僕の解釈になります。ここの言語化難しくて、言いたいことのうちの20％も伝わってない気がするんですが、何より僕の中で感じ方が全然違ったことは確かで、そんな体験ができたことが非常に嬉しかったです！

来世は他の曲とは違った独特な緊張感みたいなものを感じるので、だからこそブロックの２曲目で感情ぶっ壊しにくる。みたいな使い方しても面白いと思っていたので、上手くハマっていたと思う。

今までの流れを一掃するかのような使い方のガガピー、考えることを放棄して、笑いが止まらなかった。何が起こってるのかよく分かんないけどワクワクするみたいな演出、大好きです。

今回のフレファン前の区切りはにゃんぼりー。埼玉の最終ブロック盛り上げ位置とはまた違って、アウトロに工夫があって一旦締めくくり。（あれを僕は”ぼくらのモフィバース”と呼んでいます。）
本当に工夫ひとつで楽曲に色んな役割を持たせられるので、ライブって面白い。やかんちゃんの最後の「にゃー！」が可愛かったね🐈

M12. フレンドファンファーレ

前回はここでねねさんのMCが入った後に楽曲だったけど、今回は一言で楽曲に。埼玉と同じようにここで大切なMCを入れても恐らく埼玉以上の意味合いを持たせることは難しいと思うので、すぐに楽曲に入ったのはとても良かったと思う。

サブスクやYoutubeでしっかり確認し、～キイテカラミル～状態で臨めたので、埼玉以上に細かいところまで見ることができた。
個人的に、２番のゆりにゃ、ゆーな、ねね、まなつのセリフパート、他のメンバーが円になってセリフをいうメンバーを囲っているところが好きです。

そして、まなつさんのセリフ「もうちょっとだけ話そうか」の後に、メンバー8人の「LALALA」、そしてログっ子の「LALALA」。LALALAという言葉だけかもしれないけど、あの瞬間は8人とログっ子の「対話」であった。本当に幸せな時間で、いつまでも続いてほしかった。（ただいつまでも続けてダレるケースも知っているので、あれくらいの尺が長くもなく短くもなく適切だったと思う。）

埼玉以上に、新曲を一番良く魅せた群馬。正直群馬のフレファンは250点くらいの満足度あったと思います。めちゃくちゃ良かった・・・

ブロック４
M13. まるっとジブン時代
M14. D+ has come
M15. ドラマティックピース!!
M16. 大冒険をよろしく
M17. これは訓練ではない

最終ブロック まるっとスタート、ここだけ唯一セトリ予想当たりました（笑）ちょっと話がそれるんだけど、この曲の曲名のひらがな・カタカナ・漢字の使い分けがめちゃ好きで。

まるっと（ひらがな）←柔らかい印象
ジブン（カタカナ）←ひらがな以上に”個”であることの強調を感じる。
時代（漢字）←全体が引き締まる感じ、ひらがなだと緩すぎるし、ジブンジダイがすべてカタカナでも区別が難しくてどこか気持ち悪さを感じる。

といった感じでめっちゃ好きなんですよ。って話をどこかでしたかったです。うしみつあっパレイドも天才。（変換が面倒）

has come がブロックの２曲目で火付け役になり、ボルテージは最高潮に。
（まるっと→うしみつの流れ自信あったんだけどな、、、笑）

ドラピ→大冒険は埼玉と全く同じ流れだったので、何か仕掛けがあるかな？と思った矢先の新曲披露、そして「イージー？ハード？しかして進めっ！」かと思いきや、まさかの時期未定の3rdアルバムから一曲・・・！その試みがおもしろいし、今まで以上にロックな一曲で楽しかった。

あと新曲の面白かった要素として、サビはじめがソロパートだったこと。今までほとんどの曲がサビはじめはユニゾンだった中で新たにソロという試みをしていて面白いと思った。ユニゾンってエモさがあって好きなんですけど、一人だからこそできる表現もあると思うので今後の音源化だったりライブでの表現に期待です。

１サビ後半のまなつのパートがめちゃくちゃ良かったかすかな記憶・・・

最終ブロックが埼玉より一曲増えて5曲。ブロック１で一曲少なかった分を、新曲を入れることで曲を増やして上手に盛り上げることができていたと思います。最終ブロック本当に楽しかった！！

アンコール
EN1. 人生イージー？
EN2. うしみつあっパレイド

埼玉でフレファン前に入った大切なMCはアンコールに。そして今回はさっぴ。演者が心の内を思いのままに発することって本当に価値のある時間だと思ってます。

さっぴも言っていたように、永遠なんてないかもしれないけど、僕の中でダイアローグに出会ってからの４年弱が人生の中で間違いなく一番濃い時間なので、心の中には永遠に残り続ける。そして今を大切にしたい。

MCからのイージー？とても良かった。けど、曲の変更にもう少し余裕があったならば、1000ハグが聴けたら嬉しかったかもとは思ったり。
でもイージー？はZeppで聴けなかった分何回聴けても嬉しいね。

うしみつラストは、個人的には意外だったけど、とにかく楽しかった！

（そいえばはっちゃけ！はなかったね笑、ワンマンでやらないのは全然納得だけどいつか生バンで聴けたらアツいので期待しないで待っておきます。）

まとめ

今回も、音楽に踊りに真剣に取り組むダイアローグのライブが好きだということを強く感じました。今回は5列目という過去イチで近い座席で観れたことで、表情、フォーメーション移動の演者同士の交わり、暗転時の水分補給など、細かいところまで見えた分、ダイアローグの全力ライブがいかに凄いかということを改めて感じました。
（メンバーではないのですが、イマジュンさんの楽譜を追う目が真剣で、ものすごい早さで追っていたのが見えて面白かった（笑）。バンドメンバーも全力ですね。）

結果的に埼玉→群馬のセットリストの変更は4曲。過去の曲の思い出し、新曲の振り入れとかが実際どれくらい大変か、というのはなかなか想像つかないけど、前述したようにパジャパのフォーメーション移動を見て、「過去の曲をひとつ思い出すだけでめちゃくちゃ大変そうだな・・」と感じました。
（Longitude→Latitudeで9曲（内、新曲3つ）変わったのどうしてたの・・・？今もパシ横に向けて頑張ってるんだろうな・・・。）

ただ、4曲しか変更してないというのが信じ難いくらいには、二公演で全く違うライブを表現できているんじゃないかと。どっちの方が好きかという好みはそれぞれあるだろうけど、自分の中では、大きく

・透明→かすかの流れを前半に置いたこととその流れからのトトトの聴こえ
　方の違い
・250点のフレンドファンファーレ
・最終ブロック5曲構成＋新曲披露

の三点、細かいところだとパジャパとにゃんぼりーのアレンジがあったところ、本当に楽しめる要素がたくさんあって、結果的に二公演ともそれぞれ違うベクトルで大満足できました！本当にライブって、音楽ってすごい！！

一つだけ、「絶景絶好スーパーデイ!!」をやってほしかった。Zeppツアーとコンプリート以降、サマーライブでも埼玉でも群馬でもやらなかったので、パシ横で久しぶりにやってもちょっとストーリー弱くならない？というのが本音。ツアーで十分育ったと捉えればそれはそうなのかもだけど。（完全に自分なりの解釈ですがネガキャン的な感じに見えてしまっていたらごめんなさい）

あと、2024のどっかでI my me mindやってくれたら嬉しいっす、、、。今回はトトトとパジャパをD＋１曲に入れ替えることなく二公演やったのも挑戦的だなと思って。ただその分この２曲はもう当分やらないのかな～とも思ったりしてます。

2024年1月7日(日)パシフィコ横浜「LIFE is EASY？」まで残り一ヶ月を切っている。今の彼女たちがどんな景色を魅せてくれるのかが本当に楽しみです。ただそこはただの通過点で友崎くんのOPEDも、2024に出るであろう3rdアルバムも。ワクワクを止めさせないダイアローグが好き。

永遠ではない今を大切にして、これからもDIALOGUE＋についていきます！

おまけ

タイトルは、ものは使いようみたいなの調べてたら出てきたやつです。contextって単語カッコいいよね。

初めて群馬県に行きました。

今年に入って、福岡、山梨、群馬と、ダイアローグきっかけで初めての場所にたくさん行けて嬉しかった。3rdアルバムでツアーあるとしたら、どんな規模になるのかな。いずれ、きょんちゃんの長野、ゆーなさんの広島、さっぴの新潟とかも行けたら嬉しいねぃ～。