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NEW楠~前編~

前日の順天堂大学記録会で2019年のシーズンを終えました。

今シーズンは自分の中で大きな変化を感じるシーズンになりました。
昨年の振り返りと今シーズンの反省を通して、その変化を2回に分けてRUN-LINEに記そうと思います。

先に先日リリースされました加納由理さんにインタビューしていただいた記事を読んでください!より、わかりやすいです!

ではいきましょう!


1. いつも通りの冬期

昨年、シーズンを終えるタイミングで私は、悔しさ、だったりやるせなさを感じ、悩みながら冬期に入りました。理由として、

自分の現状がはっきり見えてなかった事。
改善の為の選択肢が限りなく0に近かった事。
そもそも自分自身の価値について考えた事がなかった事。

ざっくり言えば、この3つでした。

「さて来シーズンはどう戦っていこうか?」と考えた時に、特に真新しいビジョンはなく、いつも通りがんばりまくるか!といった感じだった事を覚えています。

ちょうどそんなタイミングで、コーチから「冬期の間チームミーティングをやろう」という提案がありました。これはコーチが出したテーマや、自分たちがしてきた経験など、互いの意見を選手内でシェアするというものでした。

なかなか無い経験なので真剣に色々考えて取り組んで見ましたが、私の中であまり吸収することができず、他の意見に特に影響されずにただメモをし、まとめていました。

2.出会い

その後、またコーチの紹介で京都に禅を学びにいきました。
そこで川上全龍住職と出会いお話を聞かせていただきました。

振り返るとこの出会いで私の中の価値観が大きく変わっていきました。

「バイアス」に着目しているお話が、自分の中での自分自身に対する偏見に目を向けるいい機会になりました。

※今思えば、私たちのコーチは、選手に足りないものを見極めて答えではなくヒントを得る為の機会を与えることのできる人なんだなと、脱帽です。(媚びではなく真面目に笑)

この京都に行くまでは、自分自身、どこか高飛車で斜に構えていた節がありました。なので正直、若い選手に向けた機会だと勘違いし、ある程度自分の価値観に自信を持っていた自分にとって、この類はそこまで重要視していなかったジャンルだったと思います。

しかし、いざ禅に触れ考えを整理して行く中で、今の自分を取り囲む周りの環境ってなんなんだろう?なんでチームミーティングで他の意見にピンとこなかったんだろう。もっと色々知った上で生活した方がいいんじゃないか?と、今まで私の中でよく知っていると思っている人、物、事に興味を持つきっかけになりました。

蓋を開けて見たら、このチームミーティング、禅を通して非常に大きな影響を受けていたのは私自身でした。笑

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ニューイヤー駅伝古巣小森応援 With同期の兄貴たち(特に意味なし)

3.転機

そこで、周りの情報をコントロールする為、迷わない為、メンタルトレーニングを始める事にしました。
ここで初めてコーチが与えてくれた選択肢に中から自分でチョイスしました。情けない事に、ここまで3ヶ月かかりました。笑
そうして始めたメンタルトレーニング。

でもこれがよかった。ここまでの過程、自分について、周りについて気になる事が多すぎて、トレーニングに入るにあたって、ここへ向ける熱量がすごかったんです。
私は興味がない事に熱中してもあまり身にならないタイプだったので、この悩んだ3ヶ月がとてもいい起爆剤となりました。

さっきも言った「周りの情報をコントロールする為、迷わない為」に始めたトレーニング、そのためにまず自分を知る事から着手。

子供のような話ですが、将来の夢をはっきり言うことから始めました。笑

〜後編につづく〜〜〜〜〜〜〜〜〜


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