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「定年退職から4年半経過」して、これまでの振り返りと、今一番大事にしていること

定年退職して、4年半が経過しました。
これまでの振り返り今一番大事にしていることについて、書いてみたいと思います。


■プロフィール

1981年3月 大学卒業(商学部・損害保険論ゼミ)
1981年4月 外資系損害保険会社に入社
1989年8月 グループ会社(海外旅行保険に特化した損害保険会社)に出向
1995年1月 グループ会社に転籍
2019年7月 国家資格キャリアコンサルタント 取得
2019年9月 定年退職
2019年10月 独立

大学卒業後、外資系損害保険会社に入社。その後グループ会社に出向の後、転籍。結局その会社に30年間在籍し、60歳の定年で退職しました。

この38年間で働き方は大きく変わりました。昔は「24時間戦えますか?」の世界でした。パソコンや携帯が全く無い時代。すべてアナログの世界です。

保険代理店との付き合い方も、今とは全く異なります。昔は、いかに代理店とうまく付き合い、保険を多く売ってもらうか。その成績が我々営業マンの成績になり、その集積が支店の成績になる。そのために、土日の休日も、代理店とのゴルフのつきあいも多く、本当に家族との時間を犠牲にしていました。

新会社に移ってから、働き方も変わり、またテクノロジーの変化も有り、転勤も多かったですが、私にとっては、貴重な体験であり、辛いことや、嫌なことも有りましたが、概ね満足なサラリーマン人生でした。会社のお金で、いろいろな土地や生活を体験できて良かったと思っています。

■損害保険会社時代の知識と経験について(専門性について)


38年間、ほぼ営業現場にいました。損保営業といえば、顧客に、自動車保険や火災保険を直接セールスすることをイメージされる方が多いと思いますが、私が行ってきた営業は、保険を販売する代理店の開拓並びに教育販促支援でした。

具体的には、代理店開拓のための飛込みセールス損害保険募集人資格取得のための講習代理店への新商品の説明並びに販促支援顧客に対するリスクマネジメントセンナ―の実施旅行者に対する海外旅行保険の商品説明などでした。

■退職後の仕事

退職後「もう保険の仕事はやり切った、他の仕事がしたい」という思いで、キャリアコンサルタントの資格を活かせる仕事をしたいと思い、これまでの保険とは全く関係のない、人材紹介結婚相談セミナー講師をやっています。3つに共通するミッションが「人の幸せを全力でサポートすること」だと思っています。

■ビジネス交流会について

独立と同時に「BNI(Business Network International)」という、リファーラルマーケティングをベースにしたビジネス交流会に誘われ、入会し、現在にいたります。ここでは、毎週水曜日の9時から12時まで、定例会が行われます。コロナ前は、新橋に集まり、対面でミーティングを行っていましたが、コロナ禍以降は、すべてZOOMによるオンライン会議に切り替わりました。

今年になって、さらに別のビジネス交流会(ニーズマッチ)にも加入しました。こちらも、基本的にはBNIと同じようなリファーラルマーケティングをベースにした交流会です。

■セミナーコンテストへの参加

独立後の、大きなイベントのひとつとして「セミナーコンテスト東京」への参加がありました。セミナーを行うためには、自己流では限界があると思い、決断して参加。とても良い経験になりました。

■「RICDO(リックドゥー)作戦」について

セミナーコンテストの参加をきっかけに、自分のオリジナルエンジンとして「RICDO(リックドゥー)作戦」を考え、この作戦をベースにして「30代向けライフキャリアセミナー」を、2022年1月からスタートし、毎月オンラインで開催しています。商標登録も行いました。

https://note.com/runnerhm/n/n56a00c2c1a78


https://ricdo.hp.peraichi.com/?_


■書籍の出版について

「30代向けライフキャリアセミナー」の内容を、更に多くの方にお伝えしたいという思いで、2023年2月に人生初の「電子書籍」を発刊しました。

そして、今年4月末を目標に、2冊目の出版を予定しています。今回は、私の人生の中心にある「ランニング」の集大成として「ランニングの魅力を伝える本」にしたいと思っています。


https://note.com/runnerhm/n/n3346a02577f3

■最近一番大事にしていること


それは、毎日の限られた時間を無駄にしたくないことです。遊びも仕事も、自分の判断と責任において、自由にやりたいと思っています。海外に行けるのも、元気な今だけだと思っています。結果として、それほど稼げてはいませんが・・・・。

先月65歳になりました。年金も満額受給できる年齢になったので、仮に、これまでの貯えが無くなれば、その時は、年金内で生活するしかないと思っています。

退職後は、土日も平日も関係ないため、ビジネス交流会定例ミーティング以外の時間は、どこにいても、何をしても誰にもとがめられることはありません。定例ミーティングも、オンラインなので、海外からでも参加可能です。実際、この4年半の間、数回、アメリカから参加したりもしました。

フルマラソン完走も92回、前都道府県大会制覇まであと5県(滋賀、島根、愛媛、徳島、香川)になりました。フルマラソン完走のためには、練習が必要です。今は、平日の空いた時間をみつけて走ることができます。老人ホームに住む母親にも週に1~2回、会いに行っています。都内に住む孫たちにも、なるべく会って遊ぶ時間を確保しています。妻とも、時々、平日にランチにも行きます。

但し、外出時やマラソン練習の際も、いつでも、人材紹介、結婚相談について対応できるように、常にスマホを携帯しています。

■最後に

サラリーマン退職後の約半年後、コロナ禍になり、海外渡航が禁止になってしまいました。最近、ようやく海外渡航も自由になり、私の周りでも、多くの方が海外に行くようになりました。

そんな時、YouTubeで、多くの評論家やベテラン添乗員が「海外旅行保険」について話をしているのを聞いたときに、私からすると、あまりにも無責任な発言をしている方が多いと感じたのです。海外で実際に事故の体験が無いため「机上の空論」が多いと感じました。

そこで、自分が38年間専門にやってきたことを改めて振り返った時に、自分の知識と経験が、まだまだ誰かのために役に立つのではないかという思いが強くなってきたのです。むしろ活かさないのは勿体ないという気持ちにもなってきました。

そんな思いで、2023年7月から”元損保マンが明かす、知らないと怖い「海外旅行保険のお話」”と言うセミナーをオンラインで定期開催しています。

3か月前からは、JR横浜線成瀬駅前のコワーキングスペース「TENT 成瀬」でも、リアル開催を毎月1回行っています。


私は、保険代理店では無いので、保険の販売は一切行いません。情報提供料として、参加費1,000円でセミナーを行っています。

退職後、自分の気持ちの中で「保険については過去のこと」と言う思いでした。でも、保険が嫌になったわけでも無く、誰かのお役に立てるのであれば、海外旅行保険だけでは無く、自動車保険、火災保険、新種保険、傷害保険など、専門家としてお伝えできることは沢山あると思っています。中学生、高校生、大学生などにも、是非、知って欲しい知識だと思います。

今後も、やりたいと思ったこと、やれると思ったことは、どんどんやっていこうと思っています。

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