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世界をもっとハッピーに、それが私の存在価値|From Runtrip LOCKER ROOM 003 / 丸山 果恋

STAFF(正社員)とPRO PLAYER(複業・フリーランス)によって、クラブチーム化するチームRuntrip。

活躍するPRO PLAYERに、実際のチームRuntripのプレー環境や本音を語ってもらうインタビューシリーズ第三弾。

今回はRuntripのYouTubeチャンネルのMCなどのPRO PLAYERとして活躍する丸山 果恋さん(以下、カレン)にインタビューしました。

聞き手|Runtrip 取締役 冨田憲二(以下、冨田)

ふたたび走ることで、自分を鼓舞したい

冨田:今日はよろしくお願いします。最初に簡単に自己紹介していただいてもよろしいでしょうか?

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カレン:私は大阪出身で、大学進学のタイミングで上京してきました。箱根駅伝が好きだったので、大学は関東と決めていて、東洋大学に入りました。大学では陸上とは全く関係ないインド哲学を学びつつ、当時はアナウンサーを目指して就職活動をしていたんですけど、その中で、ニュース原稿を読むだけのアナウンサーという型に収まらないかたちでラフに話したいなと思って、ラジオDJを目指すことになりました。それで、今は「渋谷のラジオ」の「渋谷自転車部」という自転車の番組をやっていたりとか、ランニングのMCであったりとか、LiveRun(ランナー向けのラジオ配信)、その他司会業をやっています。

冨田:事務所や企業に所属しているんですか?

カレン:いいえ、今はフリーなんです。一時期芸能事務所に入っていた時期を除いて、企業に所属したことはないんですよね。

冨田:そんな、ある種PRO PLAYER向きなカレンさんがRuntripに関わり始めたのっていつ、どんな経緯からでしたっけ?

カレン:2020年の6月くらいですかね。RuntripさんがYouTubeチャンネル(以下 Runtrip Channel)を本格的に力を入れ出したくらいの頃に岡田さん(同じくRuntrip Channelで活躍するMCのPRO PLAYER)から声をかけていただきました。6月の後半くらいに、お会いする前にまずはZoomでお話をして、それから実際にスタジオに行かせていただいたというのが始まりですね。

冨田:私たちがちょうどその3月か4月くらいに、YouTubeのチャンネルを頑張って伸ばしていこう、Runtrip Magazine(ランナー向けWEBマガジン)の軸足を完全に動画 = YouTubeにしちゃおう、みたいな思い切った意思決定をして動き出した、そういうタイミングでしたね。それまで、岡田さんと代表の大森とで男臭くやっていたWeekly Runtripという、当時も今も変わらず毎週金曜日に定期配信しているコンテンツに加わっていただいた形ですよね。あらためて、ありがとうございます。その上で、今はどんなことをされていますか?

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カレン:今は、Runtripチャンネルの中にMCというかたちで入らせていただいています。担当しているのは、Weekly Runtripとカレンのサブ4道場ですね。特に後者は個人的にも熱量のあるコンテンツです。

冨田:サブ4道場にはどうしてそんなに熱量があるんですか?

カレン:私、これまで7回フルマラソンを走ってきていて、そこまでタイムは意識してこなかったんですけど、サブ4くらいならいけるかな!?と思いつつ、なかなか実現できなくて・・というのが一つ。あと、中高と陸上部だったんですけど、高校時代の最後は本当に悔しい想いをして引退した経験があるので、その気持ちを切り替えて自分を鼓舞したいという想いがもう一つの理由なんです。

冨田:陸上経験者だったんですね!当時は何の競技をされてたんですか?

カレン:1,500mと800mの中距離に打ち込んでいましたね。

冨田:なるほど。それで、全く同じ競技ではないですけど、フルマラソンで記録にチャレンジしようということですね。じゃあつまり、カレンさんの想いありきで、我々Runtripがそれをコンテンツにさせていただいているということですね。

カレン:いえいえ!最初は、サブ4を目指すコンテンツを作ろう!とお声がけいただいたんです。そこに、よしやるぞ!と一緒に乗せていただいたかたちです。

“声”で世界をハッピーにしたい

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冨田:今はチームRuntripではどれくらい働いている感じですか?

カレン:コンテンツによりますけど、週に1~2回くらいです。

冨田:いろいろなお仕事が基本的にはスケジュールベースで分かれてるとは思うんですけど、より具体的にどういう風に時間の管理や切り分けをしてるんですか?

カレン:大体、週の始めに一週間のスケジュールを確認しておくのと、前の日の夜に次の日のタスクを書き出しておいて、終えたら一つ一つ消していくという感じなので、今のところはそこまでわーーっとなることはないですね。

冨田:お仕事はランニングに関するものが多いんですか?

カレン:そうですね、運動系が多いですね。

冨田:そういう意味では、頭の切り替えが必要な種類の仕事をやってるわけじゃないんですね。

カレン:強いて言うなら、土日はアウトドアショップの中にあるコーヒースタンドでコーヒーを淹れています。そこはフリーランスの人たちがコーヒーを淹れてるんです。

冨田:そこに行けばカレンさんに会えるってことですね!ファンの人たちが集まりそう。

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カレン:他の仕事でその話をすると、来てくださる方がいたりします。ただ、8月以降は働けなくなっちゃうんです。土日は他の仕事を入れる予定なので、コーヒースタンドは2ヶ月に1回は入れればいいかなというペースになっちゃうと思います。

冨田:今カレンさんが仕事を選ぶ優先順位ってどんな感じなんですか?

カレン:やっぱり声の仕事です。現場に行ってMCをするのが一番なので、そこが決まったらそれをメインにしていきたいなという気持ちです。

冨田:ちなみに、なぜそこまで声の仕事に好きなんですか?

カレン:みんなで盛り上がるというか、みんなでその時間を共有しているという状態がすごく好きなんですよね。その場をより奮い立たせることができる!というのがいいのかなってあらためて思いますね。

冨田:じゃあ、ラジオやYouTubeよりも現場に行く方が好きなんですか?

カレン:いえ、ラジオも好きです。ただ、ラジオとはまた違う考え方で、例えば、朝5時半からやっているLiveRunというセッションがあるんですけど、そのためにみなさんが朝早く起きて「参加してよかった」とか「気分が乗らなかったけど(私の)声を聴いて元気が出た」とか言ってくださるのがすごくうれしくて。私は、世界がハッピーになったらいいなという想いがずっと根本にあるので、そうやって現場で一人一人の方にお声がけして、みなさんが少しでもハッピーになってくださるのがうれしいです。

冨田:YouTubeでも現場のMCでもカレンさんが自分の価値を出すのは、やはり"声の力"なんですね。

そんな自分に気がついたのっていつなんですか?

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カレン:実は、最初はみんなの前でしゃべるのは苦手でしたね(笑)でも、自分も昔ラジオとかを聴いてて、受験期とかすごく励まされたんですよね。FM802という大阪のローカル局のDJが好きで、朝から晩までずっと聴いてました。

冨田:実は私もラジオっ子で、ラジオ大好きなんですよ。学生時代とかにめちゃくちゃ聴いてました。当時はカセットテープの時代だったんですが(笑)好きな番組を全部録音して、ベッドの下の引き出しにぎっしり入れてました。声ってやっぱりいいですよね。身近で、あったかくて。

カレン:そうなんです、他のメディアに比べて、パーソナリティを近くに感じますよね!

冨田:今みんながフルリモートで働いてる中で、どうやってチームRuntripとして寄り添うことができるんだろうと、最近本当に必死に考えてる毎日なんですけど、例えばSlackにPRO PLAYER全員が参加するRuntrip Locker Roomっていう交流チャンネルを作ってみたり、あとその試行錯誤の一つで、ちょうど昨日は代表の大森との1on1を音声コンテンツとしてラジオみたいに公開してみたりしました。よかったらカレンさんも、その声をぜひ今度チームの中にも届けてください。

カレン:うれしいです。ぜひ!お二人の1on1もあらためて聴いてみます。

Runtripは、アットホームで居心地がいい場所

冨田:他のチームメンバーとの関わりはまだまだ薄い部分もあると思うんですけど、他のお仕事もされている中で、相対的に見たチームRuntripの良いところなどがあれば教えてもらえますか?

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カレン:今のところ私が関わっているのはメディア関連のチームだけなんですけど、すごくアットホームなイメージはありますね。いろいろなメーカーさんやブランドさんとお仕事をする中ではやっぱり「仕事!」っていう雰囲気の方が多い中で、Runtripは良い意味でカジュアルというか、居心地が良いなと感じます。

冨田:ありがとうございます。仕事っぽくないところに良し悪しはあるかもしれませんけど、私たちは「走る」ことが好きな人が多くて、かつそれを仕事のミッションにしているところが、仕事とプライベートの境目をなくしているというか、そんな印象を与えているのかもしれませんね。

逆に、改善点や要望はあったりしますか?

カレン:このインタビューの上田さんの回(From Runtrip Locker Room 001)にも書いてあったと思うんですけど、他のPRO PLAYERの方々のことが見えていないところはあるかもしれませんね。最近はSlackで自己紹介のスライドが共有されていて、こんな人もいたんだ!って気付きをもらっていますけど、やっぱりリアルで接点を持ってみたいなというのはあります。まだなかなか難しいかもしれませんが・・

冨田:そうですよね。それこそ、8月には渋谷に当社のオフィス兼YouTubeスタジオができる予定ですし、月に2~3回はカレンさんもそこにいらっしゃいますよね。そういった場にPRO PLAYERが出入りしていて、今作っている共通のTシャツ(契約ユニフォーム)を見て「あ!あなたも!?」とPRO PLAYER同士のコミュニケーションが始まったりと、偶発的な出会いが生めるといいですよね。

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(PRO PLAYER全員に配布している契約チームRuntirpのユニフォーム)

カレン:PRO PLAYERユニフォーム楽しみです!

冨田:Slackの運用も、自己紹介もまだ新しい人たちの分だけで、過去に遡ることまではできていないという状態なので、PRO PLAYERのジョインがぼちぼち落ち着いてきたら、トピックスも増やしながらさらにやっていきたいなと思います。それだけでなく、リアルな場でもね、早くお会いできるといいですね。

Runtripのフィールドにいたからこその出会い

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冨田:次に、Runtripでプレーしてきた今までの歴史の中で、これは「ナイスプレー」だったな!いい仕事したな!というエピソードを一つ挙げるとしたら?いかがでしょう?

カレン:すごく迷いますね。みんなで力を合わせてがんばった結果が数字に繋がった、チャンネル登録10,000人もすごくうれしかったですし、あと個人的には、ハーフマラソンが大きかったですかね。終わった後に皆さんから「勇気をもらいました」「元気をもらいました」や「私もサブ4目指してます」といったコメントをいただいて、みんなで目標を目指している雰囲気がすごく素敵だなと思いました。めちゃくちゃキツかったですけど(笑)

冨田:自分が頑張ったことを発信して、それにコメントがつくってことは、本当にすごくうれしいことですよね。私は基本的に裏方気質なのであんまりそんな経験ないんですけど、その喜びはわかる気がします。

チャンネル登録10,000人もすごいことですよね。まだまだマイルストーンのうちの一つの通過点でしかないですけど、間違いなく、私たちが勇気や元気を届けられる人を増やせたということですし、これからもその桁を大きくしていけるといいですよね。

カレン:はい、本当に実現していきたいですね。

冨田:カレンさんは、今後の働き方について何か考えていることはありますか?

カレン:働き方としてはあんまり今までと大きくは変わらないかなと思ってるんですけど、やっぱり、世界がハッピーになるようにっていうのが私の軸なので、バーチャルではもちろんリアルでもいろんな人に出会っていきたいなっていうのはありますね。まだまだ知らないことも多いので。

冨田:フリーランスで、というのは変わらずですか?

カレン:そうですね。フリーのままだと思います。理由としては、仕事のしやすさっていうのが大きいですかね。以前事務所に所属していたときに、なかなか自分がやりたい仕事ができなかったこととかもあったので。ただ、今のところは・・という感じです。

冨田:ちょっと突っ込んだ質問かもしれないんですけど、フリーだと基本的に一人じゃないですか。そういう中で抱える悩みとか問題とかをどうやってクリアにしてるんですか?

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カレン:忘れるように走ったりとか(笑) あとは、相談することですかね。MC関連のフリーランスの人たちはすごく多いですし。そういえば、このあいだ岡田さんとみゃこちゃん(同じくRuntrip ChannelでMC等で活躍するPRO PLAYER)と一緒に走りに行ってカレーを食べて、その後コーヒーを飲みながら今後の話をするという会をしました。そういった仲間がいるので、助かってますね。特にみゃこちゃんとは、Runtripという接点がなかったらこんなに密に接してなかったというか、同じ関西出身で同い年なのに出会えてなかったと思うので、Runtripのおかげです。

冨田:たしかにお二人は姉妹感がありますよね(笑)
なるほど、それは予想していなかったですけど、いいお話ですね。私たちのボキャブラリーで言えば、Runtripのフィールドの中でPRO PLAYER同士が繋がって、悩みとかを相談できる相手が見つかってるってことですもんね。あらためて、横の繋がりを生むことには力を入れていくべきですね。もっとシナジーを生んでいきたいですね。

来年もハッピー指数の向上を目指して

冨田:最後に、カレンさんは来年の今頃について、何かイメージを持たれていますか?

カレン:去年はコロナで走れなくなってしまって心身ともにダメージを受けて外に出るのも嫌になってしまった年だったんですけど、今年は充実したランニングライフを送れているので、絶対にハッピー指数は上がっている気がしていて(笑)
なので来年もさらにハッピー指数は上げていけるんじゃないかなと思っています。働き方としては、来年じゃないかもしれないんですけど、いずれは拠点移動とかも考えてはいるので、何かローカルなこととも繋がっていけたらなとは思っています。

冨田:チームRuntripは、場所に縛られない働き方を目指しているので、拠点が変わってもよろしくお願いします!

カレンさんの、世界をハッピーにしたいという軸は、会社で言うとミッションやビジョンにあたるのかなと思うんですけど、チームRuntripも方法論としてはランニングにフォーカスしてますけど、根本的は人々を幸せにしたい/みんなを幸せにしたいという想いでやっているので、その根っこの部分でカレンさんと同じ方向を向けているんだなということがわかって本当によかったです。今後もそういったPRO PLAYERの方を増やしていきたいですね。それで、わいわいと賑やかにポジティブにやりながら、だけどみんながプロフェッショナルで、パフォーマンスも出すし刺激も与え合える。でもやっぱりアットホームさがある。そんなチームを作っていきたいですね。カレンさんにもぜひそのKEY PLAYERになっていただけたらと思います。

カレン:いつもありがとうございます!こちらこそよろしくお願いします。

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Team Runtrip PRO PLAYER 003 / 丸山 果恋

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"こんな環境で思いっきり活躍したいPRO PLAYER候補"

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【Runtrip】採用候補者様向け資料

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