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2023年書き始めnote

先日、何気ない話の流れから下敷きはなんのためにあるのかという話になった。

どうやら、ノートなど紙が重なっているものに字を書くとどうしても引っかかってしまうのが気になる。だからそういう場合に下敷きを使ってでこぼこをなくし、面を真っ直ぐにすると文字が書きやすくなるということらしい。

かくいう私はというと、そういえば下敷きを中学生の頃から使っていないなとふと思った。
そのときに「下敷き、使わないんだよね」と言ったのだけれど、「へえ〜そうなの!なんで使わなくなったの?」とひとこと。なぜ使わなくなったのか理由だけを聞かれた。

そのあともあらゆるいろんなものの話をした。寝るときの姿勢は仰向けか横向きかうつ伏せか、自分の癖の話…それはそれはいろんな話をしたけれど、そのときにたとえ少数派の意見だろうが、自分と違っていようが「変わってる」とか「変」だとか「普通じゃない」だとか言われなかった。

「少数派は普通ではない」と言われている気分になるのはなんでなんだろう。「普通こっちでしょ」と言われるたびに、違う方を選んだ自分は「普通じゃないのか?」と自問自答しなくてはならないのはなんでなんだろう。とずっと思っていた。なんだか、そのフラットさに救われて「わたしはわたしにしかなりえないんだからそれでいい」と思わせてくれる友人たちの存在に感謝している。


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上記の下書きはきっとステイホームの時期に友人とリモートお茶会をしていた時の話題だと思う。懐かしいな、と思ったし綴られた文章を読むとそのときの嬉しかった気持ちが新鮮に鮮やかに湧き上がってくる。
素敵なことだなと思った。書き残すことで、こうやって読み返すたび何度だって嬉しい気持ちを思い出して胸にほっとぬくもりを灯すことが出来るなんて。

2023年は下書きに保存するその慎重さをすこしだけ脇において、衝動的に綴ったその瞬間の言葉たちを抱きしめたいなと思う。
なにより、たのしい1年にしたいね。今年もよろしくお願いいたします♡

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