フィンランドの森に埋もれたい

ここ最近、ふと思い立って「本音ノート」というのを作った。
簡単に言うと、本当に自分が感じていたり思っていたりということをあけっぴろげに書くというノートだ。
日記を書く習慣がなかったのだけれど、ふと私の本音、本心ってなんだろうと思い書くことにしてみた。
大体、二週間ほど続いているのだけれど、ここずっと「何もしたくない、だるい、働きたくない」というワードしか出てこなかった。
仕事を辞めてから約一年。ずっと働かなきゃ、働いたら私はもっと良くなる、と思っていた私は、自分の本音に驚いた。
これまでずっと頑張って働いてきたけれど、案外本音は「休みたいよぉ~」だったのかもしれない。
世間の価値観や、自分の中にある働かないでいることの罪悪感や焦りが私を駆り立てていたのかもしれない。

しばらくノートを書いていると、今度は「フィンランドの森に埋もれたい」という気持ちがでてきた。
本当に埋もれたら虫嫌いの私はパニックになるであろうから(笑)、心と魂だけでオッケー。
静かな自然の中で焚き火とかして過ごしたい。
素のままの私が出てきた感じがする。
いつかフィンランド行ってみたい。ムーミン好きだし。

ということで、最近はムーミンシリーズを図書館で借りて読んでいる。
つくづくトーベ・ヤンソンさんの書くムーミンの本は、大人の読み物である気がする。
大人になっていろいろなことを経験してから読むと、じんわり沁みてくる。

大好きな「かもめ食堂」やフィンランドの写真を見たりしそうな予感。

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