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黄昏の天使を再評価する

はじめに

 「黄昏の天使」は1988年11月Hobby Japaneより発売された、現在に於いてもクトゥルフ神話TRPG日本公式から発売された唯一の単体としてのキャンペーンシナリオである。当時、学生であった有坂純氏によって作成されたシナリオである本作の評価は、それほど良いモノではない。いや、それどころかシナリオの内容については「ゴミカス」だとか「10万円するポエム集」、「付属サプリが本体」など非常に辛辣なモノが多い。
 ルルもこのキャンペーンはプレイヤーとして1回、キーパーとして既に4回、計5回このキャンペーンを体験している事から、正直この評価は妥当だと考えている。
 しかし、その評価の基準となっているモノは基本的に現在の環境下での他シナリオとの比較であり、当時の環境下でのモノでは無い。故に「黄昏の天使」に対する評価は正当なモノではない可能性が十分に考えられるので、再考していきたい。

黄昏の天使概要

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 そもそも88年に発売したシナリオに対してネタバレも糞も無いが、一応この先ネタバレ注意である。

 黄昏の天使は全8話で構成された大規模なキャンペーンシナリオであり、最終的には北は北海道から南は中国地方まで日本全国を行き来するシナリオである。
 その第一話となる「真紅の戦慄」は1988年の1月にタクテクスNo.50にて先行公開された。その内容は千葉県にて大量殺人事件が発生し、その犯人である星の精モドキを追うと言うモノであり、この星の精モドキの正体こそある意味ではこのキャンペーンシナリオ全体の黒幕である拝幻一郎であるのだ。このあらすじだけ聞くとオーソドックスな内容に聞こえるが、その実、探索者にとっては出来る事は非常に少ない。街は戒厳令が敷かれており、ロールの結果次第では警察がすぐに駆けつけてくる。また、面白おかしく探索者達のことを囃し立てるマスコミもセットだ。そして、彼らは大した情報は持っておらず、唯一の情報源は探索者の親戚であり、一連の大量殺人の生存者である少年だけだ。さらに、意味深に探索者に接触を図ってくる後々重要になるNPC片桐由理が本当にポッと出で終わる。そして、何とかたどり着いたホテル・ブラックプリンスでは本キャンペーン最大のデストラップが待ち構えている。このデストラップは現実の殺人鬼の殺人ホテルが元ネタになっているが、まあどうしようも無いトラップである。それを除けば後はダンジョン探索さえしていれば星の精モドキと対峙する場面まで行けるのだが、普通に倒せる難易度だ。そもそも、付属サプリで日本における銃武装の制限をルール化しているのだからそれはより容易になる。が、シナリオの展開上どうあれ突然NPCの由理が現れ、自らと共に爆発四散しシナリオは終わる。
 続く第二話「ブルーシャドウ」、第一話で探索者と知り合った由理の妹でり、本キャンペーンのメインヒロイン藤枝優子が登場する。内容は彼女が最近、館で発生する怪現象とそれに伴う自身の体調不良を調査すると言ったモノ。第一話の時点で察しがつくだろうが、このキャンペーンはNPCを主体として進むが、第二話は比較的探索パートも多く、一部脳当ても存在するもののオーソドックスな流れで進行していく。とはいっても最後のシーンは規模が大きすぎる気がしないでもないが。と、ここまでなら良かったがこのシナリオの最期に優子と強制的に結婚させられる。結婚に対してはキーパーの選ぶ最も優子と親しかったPCとあるが、実はこのシナリオ外で発売されたタクテクスに“愛と狂気”と言うルールが掲載されており、これに則り好感度を図り決めることとなっている。
 第三話「銀色の仮面」、このシナリオからついにシナリオの規模は全国へと広がる。導入は優子の予知夢から始まり、優子と由理の恩師である鳴空が殺され、彼の同級生もどんどん殺されていく。その死を追って広島、福島、ついには北海道まで行こととなり、探索者とG∴O∴T∴と本格的に戦う事になる。広島ではこれまた葵と言うフリーのジャーナリストがポッと出で出てくる。そして、鳴空の友人の最後の生き残り(稲田も生き残ってるが彼は敵なので除く)にして、本キャンペーンにおける有名なNPC浜敬吾を追って北海道へ行くことになる。北海道には先述の葵が先に向かっており、拷問され殺されている。北海道で探索者達を待ち構えていたのはG∴O∴T∴暗殺三人衆の一人光のオーロラ、彼女は葵の心臓を生贄に黒い仔山羊を嗾けて来る、いくら探索者達が武装しても勝つのは厳しいし、光のオーロラはアーティファクトの弓矢を撃って来るが、なんと通りすがりのSS(ナチス親衛隊)に助けられる! はあ……、となるのもつかの間、葵は死ぬ間際に光のオーロラの拷問を録音していたので、キーパーはその台詞を音読すると言う拷問が待っている。
 第四話「白夜館」、金田一少年かな? いや、金田一の連載は1992年からだから純粋な密室ミステリーものなのだが、キャンペーン関係ないシナリオ。浜老人を発見したが、接触直後に襲撃され、浜老人の命を助ける為に八甲田山……もとい雪山を強行突破するのだが、猛吹雪となり運よくあったペンションに身を寄せると、襲撃犯であるG∴O∴T∴による殺人と偶然、昔そのペンションで行われた儀式のせいでゾンビパニックが発生する。まあ、なんとか儀式の原因であるミイラを破壊し、暗殺者を倒したところで終わる。その後、病院に搬送された浜老人から3ページにも渡る長い長い独白を聞くことになる。
 第五話「レディー・ロンリー・ヴァイオレット」、優子の予知夢により、遠野を訪れることになる。遠野と言えば柳田國男の遠野物語よろしく雪女が出迎えてくれる。三種の神器の一つにして最強の神具天ノ叢雲を探す事になるのだが、案の定邪魔が入る。それどころか探索者の内、女性がいる場合、G∴O∴T∴暗殺三人衆炎のコロナにより強制的にレイプシーンが入り性奴隷にされる。は? その後、何とか炎のコロナを倒すもシュド=メルを招来されるのだが、雪女がアルティメットサーモキネシスを唱え倒して終わる。
 第六話「ブラックソング」、探索者の元に稲田修の甥である稲田貴耶が表れる。彼の正体はG∴O∴T∴暗殺三人衆風のシムーンである。このシナリオが四部構成でとにかく長い。だが、シナリオもいよいよ核心に迫る内容となっており、G∴O∴T∴の本拠地である島根県の拝村に遂にたどり着く。そこで探索の後、シムーンにムービーキルされるのだが、その後ナチスと協力し、本部を強襲、そこで黒幕である夕泊蘭子と出会う。この襲撃で前話で性奴隷になった探索者を救出することが出来る。最終的に本部から脱出した先で風のシムーンと戦う事になる。そして、G∴O∴T∴を崩壊させたという戦勝ムードの中、夕泊蘭子の霊体が現れ探索者達を強襲し浜老人が死亡した所で終わる。
 第七話「緑の死都の守護者」、いつも通り優子の予知夢に導かれ絶賛異常気象中の諏訪へと行く。諏訪湖の地下に眠るヤサカトメを退けることによって三種の神器天ノ叢雲の欠片を入手することができ、シナリオの最後で遂に天ノ叢雲が完成する。
 最終話「黄昏の鼓動」、ついに最終話、異常気象が発生し、謎のピラミッドが浮上した宍道湖へ赴きG∴O∴T∴と最終決戦に臨む。ピラミッド内部で探索者達の目の前でヤマタノオロチが復活し、三種の神器を扱える唯一の味方の血族である優子も倒れ絶体絶命の中、優子の身体を借り、一話で爆死した由理が助けに来てくれる。その間に夕泊蘭子と戦い最後は蘭子を倒してキャンペーンは終わる。

当時の評価

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 黄昏の天使は上記のようなシナリオであるが、当時の評価はどの様なモノだったのだろうか? 1993年1月発売のLOG OUT5号にクロスレビューが載っている。
 朱鷺田祐介氏、村川忍氏、竹内誠氏三名のレヴューを見て行こう

 「クトゥルフの呼び声」を80年代の日本で再現しようとした渾身の一作。日本版への移植のうまさはピカ一である。日本を舞台とするなら必須。
 シナリオも、現代日本向けにパワープレイ気味であるが、十分に楽しめる。
 「クトゥルフ」の現代日本版モジュール。長大なキャンペーンシナリオは、半端な気持ちで取り組むと消化不良を起こすが、考え抜かれた構成を誇る力作。現代日本に関する資料集は武器類にデータにやや偏りすぎているものの、正確な情報を簡潔にまとめてある。
 クトゥルフの世界とは、かなり異質な日本古代神話シナリオ。ラブクラフトの重苦しい雰囲気が好きなひとは避けるべき。強すぎるNPCにプレイヤーがマジックアイテムを持って殴りかかる印象を受ける。シナリオの完成度は高いが、プレイの自由度は非常に低いのも問題。

 この三氏のレヴューを見るに、竹内氏以外は高評価であるが、朱鷺田氏も竹内氏と同様にパワープレイ気味(プレイ方針でのパワープレイはサプリによる超強化と戦闘偏重の二つの意味があり、後者はハッシュアンドスラッシュと呼ばれることもあるが、本レヴューでのパワープレイは当時のサプリ事情を考えるにハススラとしてのパワープレイと言う意味であると推測できる)と同様の部分を問題としている。また、シナリオ本編についてではないが村川氏の指摘もその気はある。
 実際、付属サプリの使用を前提とすると敵の攻撃も凶悪ながら探索者達の装備も装備となり、一部シナリオに至ってはマジックアイテム以外の攻撃がお互いに無効となる装甲を積めるので、このレヴューは的を射ている。また、クトゥルフ2015にも“黄昏の天使で使われているような”アーティファクトの使用をキーパーは許可しない事を推奨しており、名指しで黄昏の天使もアーティファクトはぶっ壊れであるとしている。
 他、当時のユーザーの評価は無い物かと調べたが、噂レベルの肯定派と否定派に分かれると言った話が出てきた程度であった……が、ツイッターで調べてみると否定派の人であるが感想を載せていた。生憎、噂となっている肯定派の意見は検索に見つけることは叶わなかった。
 ツイッターの感想によると、「探索者の生存を考え戦略を立てた結果KPの家へ忍び込みシナリオを盗み見ると言う下策を取ったが結局、シナリオの言う様に進むしかなく絶望した。」と言うモノであった。当時から今の様な感じの評価にユーザーはなっていたようだ。

黄昏の天使を再評価してみる

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 上記の当時の評価を見るように今ほどボロクソには言われてはいないものの今と評価は変わらない。今のボロクソの評価になったのも元々の戦闘偏重のシナリオに加え、今では黄昏の天使をプレイするような層はかなりのディープなファンなので他の公式の知識も多く、それ故に他のシナリオを比較するからであろう。そう言った知識が当時ではあまりやり玉に挙げられていなかった詩的な分かり辛い表現に突っ込みが入り、今までの低評価に加わったから低評価が加速したのだろう。
 しかしだ、ここで「じゃあ、今も昔も黄昏の天使の評価て低くてわざわざ再評価する必要ないじゃん」と言ってしまえばそれまでだ。
 そこで視点を広げてみよう。黄昏の天使だけに目を向けるのではなく、作者である有坂氏が参考にしたであろう書籍に目を向けるのだ。これは黄昏の天使内で明言されている古事記や出雲国風土記、めぞん一刻、H・H・ホームズの逸話ではなく、当時発売され入手可能であったであろうサプリメントやシナリオのことである。1988年の1月に真紅の戦慄が発売されたことから、1987年までのシナリオを網羅すれば良いのだが、当初この記事を書こうとした際、ケイオシアムのだけ抑えていればよいと考えていたが、ルルが某氏と話した際にTOME社のサプリやマイナーなサードパーティーの雑誌を当時入手し、クトゥルフをやっていた層は翻訳していたと聞いた。TOME社とは‹鍵開け›の記事にも書いたように最初期のライセンシーである。Hobby Japneが当時、未訳サプリを輸入販売していた話は聞いたころがあるし、なんならルルも当時出回っていた輸入品であるシールの貼ってあるサプリを持っている。しかし、TOMEやサードパーティーには手は伸びていないと思っていた。勿論、クトゥルフにそこまで熱狂するのは某氏くらいだろうと思ったが有坂氏はその某氏と同じか当時ではそれより上の可能性もある人物だ。つまり、雑誌除くルルブやサプリにして30冊、シナリオだと雑誌含み137本を参考にした可能性がある。勿論、これらすべてを把握している訳でもないし、雑誌に至っては一部を除き日本では入手困難なモノもある。しかし、幸運なことにルルは当時のキャンペーンを全て所持しているし、日本で発売された書籍は全て持っている。雑誌も一部はebayで購入し翻訳済みのもあるし、ルルが持っているモノじゃなくても他の人が訳したものに参加経験があったりする。勿論、TOMEもebayに全てあった(持っていて中身を把握しているのはPDF化の都合上一部だけだが)。と、まあ、それでいて黄昏の天使を5回もやっているのだから当然のことに気が付く、これは各キャンペーンシナリオを参考にしている。また、戦闘偏重は今でもCoCは最後は銃器で解決することが多いが、当時のシナリオは概ねその様なモノが多い(ツァトゥグアの足跡は話し合いで解決するがその様な事は稀である)。
 黄昏の天使の戦闘偏重、日本全国横断、予知夢と言う導入、ひたすらNPCが長話をする、殺す為だけのシナリオこれは明らかに当時のキャンペーンの影響を大いに受けている。戦闘偏重は当時翻訳されたヨグ=ソトースの影、ニャルラトホテプの仮面、ユゴスからの侵略すべてに言えることであるし、アザトースの落し子は……やや違う所はあるが一部はそう言うシーンもある。全国横断はそれこそ全てのキャンペーンの世界の神話的事件巡りを想沸とさせる。予知夢の導入、これは完全にユゴスからの侵略のお約束の導入である。NPCが主な情報源のシナリオもニャル仮面やキャニッチの魔女団を参考にしているとすると納得がいく。殺すためのシナリオもヨグ影そのままだ。
 こう考えると黄昏の天使の出来にも納得がいくだろう。更に、シナリオを細かく観ると、現在に於けるクトゥルフ神話TRPGの評価の比較的高いシナリオはどれも構想的には似通ったものが多く、ルルはこの構想が成立したのが1990年の「Arkham Unveiled」と考えている。そう、1988年とはシナリオのテンプレートが成立する前の時期なのだ(1989年の「The Great Old Ones」とする見方もあるが同じことだ)。
 とは言っても、ニャルラトホテプの仮面は今でも名作だし、ファン製作のサプリが公式から発売されるほどだ、またシナリオ単体でも悪霊の家、ペーパーチェイス、救出、カストロネグロの謎、過去からの門、オークションは今でも評価が高い。だったら名作を参考にできるじゃないか!となるが事はそう単純ではない。まずこれらのシナリオは良く言って大味である。また、悪霊の家が改善されたのは4版からであり、サンディーの影響が強い当時ではシナリオも薄く、コービットが直ぐに殺しに来る。ペーパーチェイスも7版で息を吹き返したが、元々あれは6版以前のルルブの後ろにあるあの分かり辛いチェイスルールを遊ぶためのシナリオだ。救出、カストロネグロの謎は今でこそ遊べるが、当時はサンディーのクトゥルフ、今より探索者の技能も低く自由で幅のある探索者は作成できない、リンがメインに変わった4版以降のルールで丁度良いように作られているのだ。過去からの門、オークションはそれこそ大味の代名詞みたいなシナリオで、最後の戦闘はやや難がある。つまり、黄昏の天使のようなシナリオ構成は必然と言える!
 また、名作でない当時のシナリオに目を向けると、まあ探索する余地もなく惨殺したり、されたりする。良くわからないギミックに永遠と悩まされるだけと言った、感じだ。恐らく、黄昏の天使に採用されている脳当てめいたいくつかのギミックはそう言ったシナリオたちを参考にしているのであろうが、正直言って無視できるレベルで黄昏の天使のは生ぬるい。これも想像だが、ギミックはあるけどこれは無いなと参考のシナリオを遊ぶなり、翻訳するなりした時に思ってちょい要素としてのみ加えたのだろう。
 しかし、大味とは言え、後世にも評価されているシナリオたちと黄昏の天使の差は何なのだろうか? 答えは単純である。黄昏の天使はNPCが主体のキャンペーンで名作たちはあくまで探索者が主体なのである。
 概要からも分かる通り、黄昏の天使は大抵、そのシナリオ限りの癖のあるNPCが一発ギャグめいた行動をして去っていくし、事件も何なら殆ど解決していく。一方ニャル仮面は世界各地でNPCが出るがあくまで味方は支援に徹し、敵は探索者の排除に徹する。結局、探索者達が自分たちで武器を取り、情報を集め何とかしなければならないのだ。黄昏の天使は基本、優子さえ生き延びれば肝心のクライマックスの戦闘はNPCが何とかしてしまう。最終回でさえ蘭子の呪文はNPCが封じ、ヤマタノオロチはNPCが倒してしまう。NPCが主体が探索者が主体かそこがこれら名作と黄昏の天使の差であったと考えられる。
 さて、黄昏の天使は当時のシナリオとしてはどの様な評価になるのだろうか? 当時のシナリオの名作には劣るが、比較で遊べる時点で黄昏の天使は酷いシナリオでは決してない。NPCが主体だけど探索者は行動できるし、永遠と‹考古学›を振ったり、突然食屍鬼の姫救出のお供になったり、全裸で長ったらしいポエムをきかされた挙句数百体のムーンビーストと黒い仔山羊の目の前に出されたり、突然6体の夜鬼と8体のシャンタク鳥に襲われたり、苦労して探し出したNPCがただ山奥で静かに暮らしたいだけだったり、遊園地に対して訴訟起こしただけでカルトが崩壊したりなど、そんな目に合わなくて済むのだから!! 要するに黄昏の天使を評価するならばシナリオとして成り立っている、そこそこ遊べる内容である事から「記憶に残る当時水準での凡作」と言ったところだろう。

最後に

 黄昏の天使を糞だゴミだと叩くのは個人の自由だし構わない。しかし、それは当時の背景や参考文献を無視した未来の名作を基準に述べた結果論ありきであることを自覚し、再評価を行ってみた。当初は、まあ、当時のシナリオは大味だし、当時比では名作とまではいかないまでもそこそこの良作にはなるのではないかと思ったが、日本での当時の評価、そもそもの主体のズレなどから、当時比で凡作と言う結論に下方修正となった。まだ、当時のシナリオを全て入手している訳でも体験している訳でもないので、もしこれから先いつになるか分からないがコンプリートしたら、また見直してみたい。

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参考文献

LOG OUT 第5号
続・ろくでもない話(引き続きマネしないでください)
CoC:Supplements
CoC:Scenarios
黄昏の天使

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