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灯油係

朝、寒かった
毎日のように天気予報を確認していたのにもうそれもしなくなり、感覚で服を選んで仕事へ向かう

地方なので車通勤なのだが朝出掛けにフロントガラスが凍っていてしばらく暖機運転するか、急ぐならお湯をかけるかのどちらかをしないとワイパーを動かしても凍った窓ガラスの上をシュルシュルと滑るだけで溶けない

気温も天気も気にしなくなったのは初めてかもしれない

日ぐすりという言葉がある
まだショックな出来事からひと月しか経っていないことに愕然とする

なんとか理性を保ち仕事をこなしているが家に帰れば一気に不安が押し寄せる

精神科医の先生の動画、偶然出会う動画を見たり、本を読んだりしているが元々の性格、考え方は中々簡単には変わらない

苦しい

思考が現実をつくる、と聞いたことがある

あたまとこころ
難しい

石油ストーブの灯油が少なくなる前に必ず給油するのは私で家族は誰もしようとはしない

つまり私は灯油係なのだ
※無理矢理タイトルに結びつけて〆た

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