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RURUのエッセイにようこそ。つまんないことでも笑うことができたら、ハッピー。元舞台俳…

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RURUのエッセイにようこそ。つまんないことでも笑うことができたら、ハッピー。元舞台俳優。ダンサー。ちょっとバレエを教えてます。

最近の記事

この世のじぶん

存在価値はない 小さい頃から、そう思ってきた 誰のためになっているのか こうして、空気を吸い、人間と接し、なにか動き 別になんでもないよな… 誰かが喜ぶ訳でもなく、ありがとうといわれる訳でもなく 「私は、生きているんだ!」 そう、救いを求め、踏み入れたのが「舞台」だった お客さんがよろこんでいることが見たくて しかし、現実は違った いろいろな景色を見てきたが、結局、最後 「私がやってもな、なんにもならない」 内在する様々な役の残骸に悩まされ、悪化する腰

    • 新手のデート①

      恒例の大腸内視鏡検査。 潰瘍性大腸炎を患い、もう10年目。 二十歳からお世話になってる、小さな町医者先生から、より専門的な大学病院の先生に変わっての内視鏡検査。 その先生、私と同世代ぐらいで、しかも髪型がアフロ。 先生とは1年ぐらい診察してもらってるから、初めましてじゃないんだけど。 「僕、まだ腸の中見てないんだよねー。そろそろ見たいんだけど、どうするー?いつやるー?」 ノリが軽い。ディズニーランドいつ行くー?の感じのノリ。 「じゃあ、この日で」 即決したら

    この世のじぶん