歩くこと

電話しているときに
電話相手が歩いている音が聞こえるのが
なんか好きだなと思う。

歩く音、風の音、信号が変わる音、車の音

その中に声が含まれるのが何となく好き。

自分が歩くときも
靴の音が好きで、一時期くつ屋さんでは
音を基準にスニーカーを選んだことがあった。


嬉しいとき、泣きたいとき、寂しいとき
とりあえず歩いてみる。

嬉しいときはもっと嬉しくなって走りたくなるし、泣きたいときは歩いているうちに涙が出てきて、その恥ずかしさから走りたくなる。
(一緒かよ)


うわー!!ってなって家を飛び出たときは歩いているうちにやっぱり帰ろうかなという気になるので、歩くことは冷静にさせる効果があるのかもしれない。


嬉しくて走っても泣きながら走っても
走り疲れて歩いてるうちに
ちょっとだけ冷静になった自分がいる。


でも寂しいときは歩いても歩いても
寂しいままなので、やっぱり誰かに会った方がいいのかも。笑

あと、わたしが思うに、答えが出せなくてもんもんとしているときも、
歩くことで解決したりする。

解決というのは、
必ずしも答えが出るという意味ではなくて、


あれ、これもしかしてそんなに悩むことじゃない?

あ!これ1人で考えても、そもそも絶対答えでんやつや!

ていう風に、
落ちどころを発見できるという意味での
解決だ。


今度ぜひ試してみてください。笑

世の中が不安定でも
歩くことができる環境に感謝。



#本の中と外のはなし
#歩く



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