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気になるUI-喫煙スペース

先に言っておくと私は喫煙者です。そんな喫煙者の私でも気になる喫煙スペースがよくあります。まずはこちらの画像をご覧下さい。

少し見にくいかも知れませんが、これはお風呂屋さんの入り口に設置されている灰皿です。

ちなみにお風呂屋さんの中には喫煙スペースはありません。
おそらくそういう理由から入り口付近に灰皿を置いていると思うのですが、果たして設置場所として正解でしょうか。

しばらく観察をしていたのですが、この場所で吸う人はいませんでした。少し離れた駐車場付近にもう1つ灰皿があり、そこでタバコを吸う光景は見られました。

お風呂上がりにタバコの煙に吹かれるというのは誰でも嫌だと安易に想像がつきそうなものです。ではなぜ、入り口付近に灰皿があるのか。ここからは推測だが、デフォルトの設置場所だと仮定してみる。


これはファミレスに設置された灰皿です。この光景はよく見ると思います。この設置場所がデフォルト化されているのではないかと。


・灰皿を外に設置する場合は入口付近


外に灰皿を設置しようと考えた時にこのデフォルトが浮かんでくる。これをそのまま実行してしまうということが問題だと思います。コンビニでも入り口に灰皿を設置している所も多いですがよく観察すると入り口から離れた端に設置されている所が多いです。

入り口付近に置くというのは逃げ道を奪うという事です。タバコを吸わない人の意思とは無関係に入り口に付近に灰皿を置くということを改めて考える必要があります。

そして灰皿は喫煙者に限らず注目される存在であります。

喫煙者:ここでタバコが吸えるのか?
非喫煙者:ここでタバコが吸われるのか?

喫煙者は灰皿の有無でタバコが吸えるか判断し、タバコを吸わない人はタバコが吸われるかを判断しています。灰皿があるとタバコが吸える(吸われる)という情報がインプットされます。灰皿を設置する時はこういう所から配慮する必要があります。


お風呂屋さんから出た時にタバコの煙に吹かれたら、

終わりが悪ければお風呂の印象が良くても悪い印象が残ります。入り口付近の灰皿は今一度考えるべきではないかと思いました。

気づいた事

デフォルトが本当に正しいかどうかを一度疑ってみることが重要。そして灰皿のデフォルト設置場所は検討する必要がある。

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