☆密会のHIGH NOON : 山本達彦 1986

とある休日、中古レコード屋…などと言う気の利いた店などない我が街の唯一のリサイクルショップに行きシングルレコードが無造作に詰め込まれたワゴンで何か良い出モノはないかと漁っていた時に発見した一枚。
ジャケットは貸しレコード店のラベルが思い切り貼られて状態も余り良くなかった。
しかし盤面そのものがちゃんとしていれば問題無いのであって、ジャケットは帰宅してから水を硬く絞ったウエスでゆっくり拭いて、ビニールの外袋も交換した。
袋から取り出して盤質チェック、水平にして盤面の歪みがないかをチェックしたが異常なし。
スプレー缶のクリーナーを振り掛けてレコード拭きで溝に逆らわずに拭く。
レコード専門でない店で買った中古レコードはこの一連の動作を行うことにしている。
兎に角レコードはまるでゴミを売るが如くの粗悪な扱い振りだ。

ま、¥150〜¥50と言う売値から利益なんぞ殆ど見込めない商品に対する、これがウチの扱いじゃと言わんばかりの売り方だが安く御相伴に預かれるのだから、文句の出ようもない。
この日は山本達彦、都はるみ、吉川晃司と言う脈絡なきラインナップ。
そんな中から山本達彦を本日はピックアップ。
シティポップど真ん中のシンガー。

若き日に違うシングル盤を購入。
声に特徴あり、端正な甘いマスクに曲は自ら書くと言う才能を遺憾なく発揮していた。
若い時分にこの人のレコードを買っていた頃はシティポップ…なんて全く意識して聴いてはいなかった。
この曲も当代随一の作詞家売野雅勇の詞に山本達彦自身の曲、アレンジャーは西野彰 ウィキで検索しても該当の記事は見当たらなかった。
リリース年特有のデジタルサウンドに仕上がっているが、やはり曲の良さが際立つ。

ウィキによると成蹊大卒で安倍晋三と同学年らしい。

https://youtu.be/YVGnvFdTM34

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