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EUスペサル #3

☆ほほにかかる涙 : ボビーソロ 1964

嘗て、カンツォーネと言う時代があった。

サンレモ音楽祭と言うイタリアのレコード大賞

みたいな祭典があり日本で流行るカンツォーネ

は大抵これの大賞を受賞している。

謂わば、本国のお墨付き…みたいなもの。

1964年昭和39年はこの曲が受賞して、

これがまた我が国でも良く流行った。

♫…ノー、ノー、マイ ア ピーポー
ノンサペーボロッティー

ここに絡んでるドラム🥁の響きが堪らない!

意味は全く不明だが、何か切々と心情を
訴え掛けているのはよく伝わる。

これは、エルビスプレスリーに憧れたボビーが

実姉の姉妹に向けて書いた曲らしい。

本国でも日本でも良く売れたようだ。

1966年 小生の生まれた年には♫君に涙と

ほほえみを もヒット、一転してスローバラー

ドでメロウな旋律にファンもメロメロ。

そして1969年 ♫涙のさだめ がまたまた

サンレモ音楽祭で大賞受賞。

これら3部作はいずれも甘い旋律を情熱的に

ボビーがプレスリー張りに唄い上げるのが

特徴的で、共通のキーワードは"涙"だ。

それらの要素が日本人にも受け入れられた

ので有ろう。

週末の朝に勢いを付ける目覚めの逸曲。

本日も最後まで読んで頂き誠に有難う存知ます。


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