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【PayPayの売上・手数料をコンサル屋さん目線で概算してみた。】

ちょうどこの前、コンビニで現金が無くてピンチの時があったのね。

やばっ!!と思ってPayPayを確認してみたら、ちょうどPayPayに残高キャンペーンとして1000円プレゼントされていたの。

助かったわ!PayPayナイスや!と思ってその1000円でお支払いしたの。

さすがたねーPayPay!100億円キャンペーンを2回して200億円も使って、広告費かけてるわ!!
と思ったんだけど、そういえばこのPayPayの売上ってどれくらいあるんや?広告費回収できるん?

とふと疑問に感じたのね。

そこで、ちょうどビジネス系ロシアンハーフユーチューバーとして名を上げようとしている私が(笑)このnoteでPayPayの売上について説明・推論をしていこうと思います。

【決済金額について】

まずPayPayは最近でてきたものだから新しいもの?と考えがちですがクレカ代行会社や後払いといった普通の決済会社と考え方は変わりません。

1年間の決済金額(決済方法で商品を購入した金額)がどれだけあるか?が重要で、この決済金額が売上の計算のもととなります。

ではます最初にこの決済金額を以下で推測していきましょう。

1 PayPayの2020年1月時点での登録者数が「2300万人」です。     ※これはネットの情報。

2 このうちの実際にPayPay使い続ける人(利用者とします)が     「2割」と予想します。

3 その利用者が1ヶ月のうち「20回」使うとします。

4 そして1回の決済で約500円使うとします。

すると1年の決済金額は…

・利用者は2300万人×20%=460万人

・1年で利用者が使う回数は…20回×12ヶ月=240回

・すると460万人×240回×500円=552,000,000円 ⇒ 5520億円!!

つまり、5520億円が1年でPayPayを通じて支払いされる決済金額となるのです。

【決済手数料】

しかし、この5520億円はあくまでも利用者が決済した金額ですので、PayPayに入ってくる金額ではございません。

ではPayPayに入ってくる売上はどうなるのか?

それを決めるおが「決済手数料」というものです。

これはPayPay使ったんだからその分利用料として、お店がPayPayに支払う料金です。

これが「決済手数料」といって、PayPayの取り分つまり「売上」となるのです。

そしてその「決済手数料」は大体どの決済手段(クレカや後払い最近はAmazonPayなども多い)も同じの数パーセントと設定されるケースが多く、PayPayも同様の運営がされていることでしょう。

一般的な他の決済手段は決済手数料2%~4%ぐらいの間で運用されています。

よってPayPayの決済手数料は3%と仮定しましょう。

ではこの決済手数料「3%」を先程の決済金額に当てはめていきます。

5520億円×3%=165.6億円 ⇒ 165.6億円

そう。これがPayPayの1年の決済手数料つまり「売上」となるんです。

【まとめ】

すごいですね。165.6億円が1年間のPayPayの売上になるんですね。

最初に広告費として使った200億も1年と半年もあれば全然回収できますね。

そしてその後1年と半年経った後も2・3年は、同じくらいの売上が続くと考えられます。(決済システムの金融インフラは一回作っちゃうと顧客はなかなか乗り移りはしない。)

また加えて、現在の登録者数が2300万人でその内2割が実際の利用者(460万人)と仮定しましたが、この登録者数が多ければ多いほど実際の利用者が増えると考えられます。

この登録者数は今後も増えていくので、上記の予測の売上はもっと伸びていくのではないでしょうか。

以上が私のPayPayの売上構造の説明になります。

今日は「売上」を計算してみたけど、次はPayPayの経費と損益分岐点についてもここで書いていけたらいいですね。

では、また次回も引き続き宜しくお願い致します。

PS こういった説明は今後もっともっとやっていきますので、noteにいる賢い人たちにぜひ突っ込みやご指摘を入れてほしいです!お願い致します!

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