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2ndアルバム発売! Snow Labo. S2感想

スノラボ発売から早10日あまり
アルバム曲の感想諸々書きたいな〜と思いなかなか手をつけられず…
繰り返し聞くたびにパフォーマンスの妄想も膨らむ
ツアーも始まったのでセトリやネタバレを踏む前に個人的にアルバム曲の感想や発見、好きなところをや少しづつ書いたメモからやっとまとめる時間ができたので久々に感想を書き留めておこうと思う

<曲順と選曲>


ブラザービートから始まるのとても分かりやすくていいなと思った
おそ松さんきっかけで、怒涛のプロモ期間の露出がきっかけで
曲を耳にして認知度は確実に上がっただろう
あの時期に彼らに興味を持った人は一定数いたと思う
そういう人たちが初めて手にするであろうアルバムのスタートがこの曲なのは象徴的な気がする
そこからリード曲、新曲へと展開していくのは秀逸で
SnowManってこんなテイストも歌うの?っと初めて聞いた人は興味をそそられる内容になっていると感じた
しかも、メンバーそれぞれで選曲・担当したというのは
本人の好みや思惑を知れているようで「ヲタク大喜びじゃん!」と歓喜したのはいうまでもない

それに公式サイトの特設ページがとにかく凝りに凝っている上に
誰がどの楽曲を担当なのかインタビューとともに記載があるの
とてつもなくありがたかった。
全体通して聴きながらインタビューを読んでいて、以下のような感想が出てきた

①「らしいな」と思ったのは、
Tic Tac Toe(ラウ)
ミッドナイト・トレンディ(照)
キッタキッテナイ(さく)
This is LOVE(しょっぴー)
ボクとキミと(めめ)

担当した人のパブリックイメージにピッタリな気がする
と言うか、この人担当だと言われなければなんとなく誰が担当か分かる感じ
こんな曲やりたかったんだなとか、この人の好みっぽいな〜と自然と納得してしまう選曲だと思ったし、それがまたドンピシャすぎて
もうこの曲たちが「僕です」って名乗ってるみたいだなとさえ思った


②「意外性」を感じたのは
JUICY(だて)
Toxic Girl(あべちゃん)


結構ベタというか王道系を攻めてくるかなと思った2名
この2曲は担当者を確認した時結構驚いた
JUICYについては挑戦的でオシャレで大人っぽいし
曲だけ聴いたら「え、これホントにSnow Man?」とさえ思う
でも、聴き進めていくとちゃんと彼らの良さや新しい一面が垣間見れる
これをリード曲にというのはピッタリだよねと勝手に納得
Toxic Girlは単純にこれをあべちゃんが?!って驚いたし
こんな感性の引き出しも持っていたのかと、新しい一面を発見した


③「ライブ色強いな」と思ったのは、
BOOM BOOM LIGHT(こじ)
Movin’ up(ふっかさん)

この2曲に関しては完全にライブを意識したね?というのが第一印象
前回のアルバムと比べて、今回は全体的にライブを意識して作られてる感があり
特にこの2曲は「これやりたい!」がはっきりこちら側に伝わる選曲で
絶対ライブで歌うでしょ!歌わないといつ歌うの?って思った
このラインナップ、ジャンルは全く違うけど無条件にテンション上がるやつだよね〜
是非ともパフォーマンスする姿が見たい!!


<各曲の細かい感想>

ここから以下は各曲ごとに掘り下げて感想を書いていく
(絶対長くなるから、今回はシングル曲は割愛)

JUICY


先ほども書いたけど初見は「オシャレで大人っぽい」
今までのSnow Manの楽曲にはないイメージで挑戦してる

そもそも楽曲解禁=MV解禁だったし振りを見てるから感想は割と視覚的な要素も相まってるかと思う
大人っぽいけど軽快で爽やかハーモニーが綺麗で耳馴染みがとてもいい
車運転してる時に聞くと疾走感あって尚良さそう
何より楽曲の顔とでもいうサビが口笛、しかもほとんどファルセット
大人な余裕が漂うのは今の彼らには大正解!

個人的に好きポイントは
・JUICY JUICY yeah〜の佐久間くんのファルセット
 地声もハリツヤがあってとても好きなんだけど
 素直で伸びやかで綺麗とにかく素敵 
 高音って喉を絞りがちで声量が抑えられるから
 ファルセットを声量を抑えず綺麗に出せるの技術的にも結構難しいと思う
 声色の数が多く喉が強い佐久間くんだからこそできるファルセットで
 聴いていて本当に心地いい、酔っちゃう感じすごくイイ

・舘様のヘーイイェーイイェーイ〜(ハイキックで前に出てくるとこ)
 こんなこと言ったら怒られそうだけど、クセつよつよフェイク最高!
 そもそもメロディーや歌詞を強調して大袈裟に歌う感じがある舘様
 踊りも大ぶりだし性格的に何にでも全力投じるタイプ
 ここに関しては特にその癖を謙虚に感じる
 たったこれだけの部分に「舘様」が詰まってるし、これぞ「舘様」感

・一層際立つ康二くんの高音
 サビは全体的にそうなのだが
 特に「夢見心地さFeeling good〜」一人だけ地声ですよね…?
 よく出る声だな〜って単純に感心するし、ユニゾンであれだけ声のキャラが立つのなかなか珍しい
 これって康二くんの最高の強みで最大の武器だと思う
 かつ、ハスキーな高音ってすごく色気があっていいよね
 それがあの見た目から放たれてると思うとなんかこう心の底からウズウズする感じを味わってしまった
ちょっと色々拗らせちゃいそうだ

・いわラウ、スマートで滑らかなラップの掛け合い
 ラウちゃんの場合、彼の中で感じる音の捉え方が違うと私は常に思っている
 彼の中で鳴る音は明らかに”彼自身”というか他とは違う
 それを表現として吐き出す時、また圧倒的でメロディーラインを歌うよりラップになるとそれをすごく感じる
 彼の中でダンスの存在が全ての表現に直結してるからこうなるんだろうな
 常に踊るような雰囲気、ラップが踊ってるって思った
 英語の発音も綺麗でそれが故に本来の言葉のアクセントを
 うまくラップのリズムにはめていて全編英語詞なのにも関わらず
 わざとらしくなくてとても聴きやすい
 そこにひーちゃんのゴリゴリもシックなスタイルもこなせる安定したラップが加わるから、なお洗練されてとてつもなくカッコいい掛け合いになっていてテンションが上がった


Tic Tac Toe


康二くんの艶やかフェイクで始まったかと思うと実はガッツリHipHop
イントロのイメージとあまりにも中身が違いすぎる
Tic Tac Toeってどういう意味か分からなくて調べると三目並べのことだった(3×3マスの○×ゲーム)
恋愛の駆け引きをゲームになぞらえてるのか、なるほど

あの、冒頭のAwoo〜は佐久間くんだよね?なんか吠えてる
この雄叫び大好き!佐久間くんの雄叫び、ガナリ大好物です
ここ歌ってくれるの各方面にお礼して回りたい(迷惑っ)
こう言う曲の場合、ラップ担当が多い印象の佐久間くんだけど
前半はほぼほぼメロディーラインを歌ってる
ユニゾンで歌っていても存在感のある伸びやかな声、良い!好き!
歌い回しが独特なのも面白いし何よりパート分けが珍しい
万遍なく順番にと言う感じではなくユニゾンも含めて前半後半でメンバーを半々にしているのかな?
前半はラウさくだてこじ
後半はいわふかめめなべあべ
声の聞こえ方のバランスが今までにない雰囲気で重なりが綺麗ですごく新鮮だった
もう一つ新鮮というとふっかさんのラップ
割と上がり下がりがなく癖がないのが癖と言わしめるふっかさんだが
この曲に関してはこれまでにはないオラオラゴリゴリが出ていて新発見
優しくて包容力のある歌声なイメージが強かったのでこういうふっかさんも好きだなと思った


 

Toxic Girl


何が何でも冒頭のHa ha Hah~の煽り、これだけは譲れません!!
治安の悪い佐久間くん!!
たまらん!!!大好き!!こういうの待ってた!!!
(なんせ前回IXGUYS~に雄叫びが入ってなかったからね…もうこれ一生言い続けると思う、根にもってるもん…)
あべちゃんに感謝状と菓子折りを贈らせてほしい
初見の感想は脳直で「はい、好き!!」だった
そもそもK−POPっぽい攻め攻めダンス曲大好き芸人なので
ガッツリ踊ってライブで煽りまくる佐久間くんが見えた
あと、あべちゃんが言うようにサビ前の吐息いいよね
インタビューで注目ですって言ってるってことは、コレはあべちゃん?

さらに歌詞がとても好き
「君が太陽なら僕は従順なEarth 強烈なGravity離れられない」
「一瞬で果てまで繋がれ」
「君がCreamなら僕はstrawberry source 鮮烈なharmony奏でてみない」
「夢の中まで染み込む honey juice」
「純粋な衝動で狂うTaboo 盲目な解答はそうI love you」
危うい中毒性のある相手に対して魅了されてはまっていく様がなんともだし
ここをこの人が歌うのか…と思うと盛大に拗らせてしまう
更に驚きはこの歌詞を書いた方がDelicious!!!、From Todayの爽やか系楽曲を担当作詞された方が書いていると言うこと
同じ方が書いてるとは思えない…もの作りをする方ってホントすごい…


ミッドナイト・トレンディ


これに関しては誰がなんと言おうとひーちゃんが選曲したなって答え合わせしなくても分かった
彼の世代ではないけど以前インタビューか何かでシティポップを聞くし竹内まりあさんのプラスティックラブが好きと言っていたような覚えがある
バックのベース音が目立つ感じや管楽器のバンドサウンドがなんともグルーヴィー
「ネオン」「ラジオ」「ステレオ」などのフレーズが90年代の要素を端々に感じさせるけど単なるリバイバルでは無いのがこの曲の良いところだと思う
特にフレーズ使いがこの曲は特徴で
「愛し合っていたのは 感じあっていたのは 全部嘘だったの」
「抱いた夜の数 求めた回数 いつも僕から」とか
かなりはっきりした言葉を使うことが今の表現にはない過去を踏襲しているこの曲の良さかなと思った 一周して逆に新しい的なね
あと、夜は僕らまで「呑み込んでいくんだね」のファルセットは佐久間くんですか?あの美声はそうですよね?
あの部分大好きです!初めてフルで聴いた時、何度リピしたことか!最高です!!

Brand New Smile


不二家さんのタイアップだけあってポップ・ハッピー・キャッチー
歌詞がとにかく好き
特に
「ネガティブは全部ゴミ箱に捨て Bye bye」
「弱音吐いてもいいじゃん いつか過去も笑い話さ」
「とびっきりの笑顔つないで君と描くよ Parade」

歌詞がポジティブだから無条件に元気づけられるし
「弱音吐いてもいいじゃん」って舘さんに言われるとすっごく自己肯定感が上がる さすがSmile Switch!
それに、キラキラ系アイドルソングなので前回のDelicious!‼︎同様、
佐久間くんのキャピキャピエンジェルボイスが味わえる
いや、さっきゴリゴリ治安悪かった人とと同じ人が歌ってるの?信じられない!などと思いながら佐久間くんの声を堪能できるのもアルバムの良さ

BOOM BOOM LIGHT

 
確実にタオルをぶん回すファンと
楽しげに戯れあって、わちゃわちゃしながら外周を走る9人が見える
世が世ならC&Rにももってこいなんだろうな
勝手な憶測だけどライブってこういう曲を中盤に配置して会場の一体感を作ってかれ終盤に向けてエンジンかけ直すととても盛り上がるよな、という印象

キッタキッテナイ


まず何をおいても冒頭の「Baby…」
珍しく低音の佐久間くん 曲が始まった瞬間腰砕けそうだった
ありがとう、ありがとう(合掌)

歌い方が終始コミカルで大袈裟
曲が曲だけにやりすぎな位でちょうどいい所が
声のお仕事の成果が存分に生かされてるなと思った
「KITTA – KITTENAI~×4」
「Girl, She said“このスカート、チェックかドットかどっちがワタシに似合う?”」
ちょっとおふざけしてる感じで、独特なアクセントつけて歌ってるからよりコミカルさは伝わるし、思わず笑ってしまったよね

正直初めて全部聞いたとき思わず爆笑してしまった
なんだこれ面白すぎる!笑いに全振りしてる…笑
独特でアルバムの中でも異彩を放ってるにも関わらず耳に残るフレーズとレトロ感漂うサウンド
確かにクセになる
佐久間くん担当と聞いてあぁなんか分かる気がすると妙に納得してしまった
それに、この登場人物達なんか知ってるんだよな…
かなり思わせぶりな彼女と不憫な彼
いや、これ君彼三部作の彼では?!というか彼ですよね?!笑

 

Movin’ up


そこはかとないCry Out感(あくまで個人の見解です)
これライブで絶対怒涛のダンス曲エリア(一番しんどいところで最後の最後にくる感じ)に配置される曲じゃないか?
確実に会場を盛り上がる曲であることだけは分かった
ふっかさんインタビューでも「まだいけるよな、こんなもんじゃ無いよなと自分達に訴えかけている」っていってたし
一番しんどい所で苦しそうに全力振り絞ってやる曲とういうことですよね、ふっかさん!

This is LOVE

「しょっぴー好きそう」が第一印象だった
明るく爽やかなメロディーラインにどことなく嵐感が漂っていて
The 王道 キラキラアイドルラブソング

歌詞の中に出てくる「アイオライト」や「フリージア」は象徴的で
それぞれに石言葉・花言葉を調べてみた
・アイオライトは「人生の道標」「貞操」「誠実」
・フリージアは「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」
「君」に対する一途で素直な気持ちがこめられていて聞いたあと心があたたかくなるような曲だった
中でもふっかさん、あべちゃんの素直でソフトタッチ、優しさを持った歌声は特に相性が良くて自然に曲に馴染んでいてやっぱりアイドルらしい王道も良いと改めて思った
そこにしょっぴーの力強く突き抜ける伸びやかな声が合わさるとさらに曲の魅力が増す
さすが担当しただけある!

ボクとキミと


珠玉のバラード曲と言っても過言ではないし
Everything is Everything に並び確実に泣きソングになると思う
今後のSnowManのバラード史を語る事があれば欠かせない1曲になるのではないか
この曲は先にMVを先に見たこともあって世界観が素直に入ってきた
他の曲に比べて歌詞も構成も全てがシンプルなだけに
歌詞の心理描写がとても丁寧で一つ一つの言葉にリアリティがある
曲の中に自然と泣ける要素が散りばめられているから心の中にスっと入ってきやすいのだろう
しかもこの楽曲、あの(どの?)SHIROSEさんが関わっておられる
君彼三部作からのオレンジKissからのボクとキミと
楽曲の振り幅の広さに改めて脱帽した
作り手の方ってホントすごい、尊敬しちゃう

ここからはあくまでも妄想と願望のお話をするのでやんわりと聞き流して頂きたいのだが
この歌詞めめのドラマの内容にピッタリ過ぎやしないか…?
「追いかけて 問いかけ」とか「指からのシグナル」とか
もしかして挿入歌とかなってたりしませんか?
初回放送が来週に迫る中こういう大切なことは既に決まっていると思うがもしそんな未来があるとするとスノ担もれなく泣いて喜ぶと思います


Happy Birthday【bonus track】


ライブツアー中に誕生日さんが2人もいるので(あべなべ)そこで自分たちの曲でお祝いするのかな?
ファンにとっても推しの歌うバースデーソングってそんなにないと思う
自分の誕生日に聞いて特別感味わうのいいかもなって思った


<まとめ>

「ラボ」とタイトルにあるように彼らの新しい部分を引き出す挑戦的な内容だっだ
聴き進めていくと1枚目から2枚目までの彼らの軌跡がちゃんと見えるし
グループだけでなく、個人で頑張ってきたお仕事がきちんと表現に生かされていると思える1枚だった
ドラマ、ミュージカル、モデル業、バラエティ…
一見共通項のない個々の仕事もグループに持ち帰った時に確実に還元されている
9人がきちんと自分の個々にやりたいことを叶えながら、
1年前の彼らでは想像できなかったような新しい一面を見せてくれていた
各々に手に入れた表現の引き出しがグループの自信になり実績に繋がってい
ることがファンとしては嬉しくて誇らしい
いつも新しい感動と驚きを与え続けてくれるアイドルはいないと思うから
これから先、どんな変化を遂げファンを驚かせてくれるのか楽しみで仕方ない
1作目から確実に彼らが進化しているし良いものを作るために試行錯誤して挑戦する姿勢があることが見て取れる印象だった
今回はどんなライブになり、どんなパフォーマンスをするのかいつか円盤がでる事を願い積極的にネタバレを踏み行ってお留守番しようと思う
ツアーも始まりたくさんのお仕事と並行していくことになると思うけど
くれぐれも怪我や病気に気をつけて思う存分楽しんでほしいと心から願っている
ファイティンやで!(こじにちのマネ)



追記


ユニット曲についてもここに書きたいな〜と思ったけど
この記事におさめるには書きたいことが多すぎて出来なさそうなので
また別で書けたらいいな…書けるかな、書けるといいな〜


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