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ウォーターピーリングって効果ある?使い方や他の毛穴ケア・注意点について


◇ウォーターピーリングって何?



そもそもピーリングとは肌に残っている古い角質や毛穴の汚れを取り除くケア方法のことです。

ウォーターピーリングとは、超音波により水をミスト状にして噴出し、その水によって毛穴の奥に溜まった汚れを排出するケア方法です。
 
特に毛穴や小鼻の黒ずみが気になる方やニキビができやすいといった方は皮脂の分泌が多いことがほとんどです。
 
ケミカルピーリングなどはピーリング剤を使って肌をこするようにして角質や汚れを取るケアのため、肌に刺激になってしまうことがあります。

そのため肌が弱い人や肌トラブルの状態ではケアができないことも多く、改善したいのにケアができない問題がありました。
 
しかし、ウォーターピーリングであれば水と振動の力のみでピーリングができるので、肌への負担が少なく、手軽に角質ケアすることができます。
 
角栓や汚れをとることはもちろん、角質ケアをすることで、肌のターンオーバーを促し健康的なみずみずしい肌を手に入れることが期待できます。

肌の表面をクリアにすることで、くすみやシミを防ぐことにも繋がり、今注目されている美容家電なんです。
 

◇ウォーターピーリングのメリット



・スキンケアの効果アップ
肌表面の角質や角栓・老廃物、汚れなどを除去することで、肌をふさいでいたものが取り除かれて化粧水や乳液などが肌へ浸透しやすくなります。
 
その結果スキンケアに含まれる有効成分などの効果アップが期待できます。
 
最近ではウォーターピーリングの美顔器にイオン導出入(プラスマイナスの電化によって磁石のように汚れを吸着したり、美容液の成分を肌の奥へ届ける美容方法)の機能がついているものも多く、そういったものを併用することで、より相乗効果が期待できるでしょう。
 
・ターンオーバー促進
角栓や角質をが溜まると、肌が厚くなりターンオーバー(肌代謝)が遅れる原因になります。
 
そのため、ウォーターピーリングで角栓や角質などを除去することでターンオーバーを正常化して促進できます。
 
美容におけるアンチエイジングの多くがターンオーバーの促進のため、結果的にアンチエイジングにもつながりますね。
 
・くすみがとれ、肌が明るくなる
肌表面に角栓や角質・老廃物があると肌が厚くなったり、角栓が酸化して黒くなったり、ターンオーバーが遅れ、メラニンが蓄積してシミができやすくなったりします。
 
その結果肌がくすんで血色が悪く見えやすくなります。
 
この原因の角栓や角質などを除去することでワントーン肌が明るくなったり、ターンオーバーが促進されて血色がよくなることでシミやくすみが改善され、血色が良くなる効果が期待できます。
 
・ツルスベ肌になる
角栓や角質により厚くごわついた肌が、柔らかく正常な状態に戻ることで、肌表面がなめらかになりツルスベ肌になりやすくなります。
 
そもそも角栓や角質でザラザラが改善されるのでウォーターピーリング直後につるつるした感触を感じると思います。
 
即効性も持続的な効果も期待できるのがいいところですね。
 

◇ウォーターピーリングのデメリット



・肌の刺激を感じる場合がある
ケミカルピーリングと比べて摩擦や肌負担が少ないとはいえ、敏感な方は水圧や振動でピリピリ感じたりすることがあります。
 
また、長くお手入れをしすぎたり、頻度を上げすぎたり、肌へ強く当てすぎたりすると、肌への負担や肌表面の保湿成分まで取ってしまい、乾燥や赤みなどの原因になります。
 
そういった場合は、頻度や使用時間を短くするのはもちろん、出力を調整したり、力の入れ方や当てる角度を調整してやさしくケアしましょう。
 
・金属アレルギーの方は使いにくい
ウォーターピーリング美顔器のヘッド部分はほとんどの場合が金属でできています。

プラチナやチタン、ステンレス、ゲルマニウムなど、アレルギーを起こしにくい素材が使われているものが多いですが、それでも反応してしまう人もいるかと思います。
 
ご自身のアレルギーの金属を避けることはもちろん、メッキ加工されているものは、メッキ部分が何でできているかも確認した上で選ぶようにしましょう。
 
・うまくケアするには慣れも必要
ピーリングを行う箇所は凹凸のある個所も多いと思います。
 
そのため、お手入れしたい箇所を有効にケアするにはどうしても手先の器用さや慣れが必要な部分もあります。
 
最初は肌負担にならないよう注意しながら、慣れてきたら凹凸の部分もやさしくケアしていくのが良いと思います。
 

◇毛穴・角質ケアの注意点



・貼って剥がす毛穴パック
貼って剥がすタイプの毛穴パックは毛穴汚れがごっそりと落ちますが、肌への負担も大きいのであまりおすすめできません。

毛穴が広がってさらに汚れが溜まりやすくなることもあるので、なるべく控えた方が無難です。
 
・指で角栓を出す
角栓を指で挟んで出している人もいるでしょう。
しかし、無理やり角栓を出すと、肌が傷ついて毛穴が広がります。

頻繁に指で角栓を出していると、肌を守るために角質が厚くなったり、炎症でニキビができたりすることもあるので、やめましょう。
 
・ピーリングジェルやスクラブを使いすぎている
毛穴汚れや角質ケアでピーリングジェルやスクラブを使用している方もいらっしゃいますが、どうしても摩擦や肌負担になるので、基本的に角栓や角質がひどい場合以外はあまりおすすめできません。
 

◇クレンジングや洗顔を丁寧に



皮脂が多く、角栓や角質・汚れが溜まりやすい方は、クレンジングや洗顔が不十分だったり、洗顔時の刺激が強すぎたりする場合があります。
 
そうすると毛穴に汚れが溜まったり、皮脂が出やすくなったりします。
 
その結果、肌に皮脂や不要な角質、メイク汚れ、ほこりなどが残ってしまい、毛穴に詰まり、角栓が空気に触れて酸化して、小鼻の黒ずみの原因になります。
 
クレンジングは、メイク汚れや毛穴に詰まった油分などの汚れを落とす役割があります。

それに対し洗顔は、古い角質や皮脂、汗などを取り除く役割があります。
クレンジングと洗顔でそれぞれ別の役割があるので、両方を丁寧に行っていない場合は毛穴が汚れやすい状態になってしまいます。
 
そのため、まずはスキンケアの最初の手順であるクレンジングや洗顔を丁寧に行い、定期的なスペシャルケアとしてウォーターピーリングを行うようにしましょう。
 

◇ピーリング美顔器の選び方



ウォーターピーリング美顔器の違いといえば、超音波の振動数とどんな機能が搭載されているかです。
振動数は2万回以上のものを目安に選びましょう。
 
その他、ウォーターピーリングは取り除くケアとして使える機能ですが、他にもイオン導出入などの機能がついていることがあります。
 
イオン導出入は磁石のように汚れを吸着したり、肌に美容液成分を奥まで届ける機能があります。
 
他にもパッティング機能やリフトアップ機能などが付いているものもあります。

個人的にはパッティングよりもEMSやマイクロカレントなどの電気的な刺激でリフトアップ機能がついているもののほうがおすすめです。
 
このようにウォーターピーリング美顔器といっても、さまざまな使い道がある美顔器と同じような役割をするものもあるので、自分の好みの機能が付いているものを選ぶといいでしょう。
 
また、ウォーターピーリングは水を使いますし、お風呂でケアすることが多いと思いますので、防水機能が付いたものを選ぶようにしましょう。
 

◇ウォーターピーリング美顔器の使い方



 
基本的に購入したウォーターピーリング美顔器の取扱説明書をよく読んで使用しましょう。
ここでは基本的なスキンケア手順として解説します。
 
まず、クレンジングと洗顔で肌をきれいな状態にしましょう。
 
次に、水または化粧水を使って肌をたっぷり濡らしましょう。
 
ウォーターピーリングは、超音波を利用して細かいミスト状の水で汚れをかき出す仕組みになっているため、肌をしっかり濡らしておくことが大切です。

そのため、化粧水を使う場合はサラサラしたものがおすすめです。
 
また、入浴やお湯などで毛穴を開いて角栓なども柔らかくしておくことで、より汚れがとりやすい状態にできます。
 
準備ができたらウォーターピーリングで目の周りなどのデリケートな部分は避け、ピーリングヘッドを肌に優しく滑らせていきます。

力を入れると肌に負担をかけてしまうので、やさしくゆっくりと毛穴の向きに逆らって当てていきましょう。
 
ウォーターピーリング後の肌は敏感になっていたり、肌の保湿成分が不足しやすくなります。

そのため、肌の保護のためにも終わったあとは早めに丁寧に保湿をするようにしましょう。
 
・頻度は週に1~2回
ウォーターピーリングは手軽に行うことができるケアなので、頻繁にやってしまう方もいますが、肌負担になることもあるので、週に1回~2回くらいで行うようにしましょう。
 
・ヘッドの向きを正しく当てる
ウォーターピーリングの注意点として重要なのが、ヘッドの向きです。
ウォーターピーリングのヘッド部分は先端が少し折り返しになっていることが多いです。
 
イオン導入の場合は、折り返し部分を肌に沿わせて行いますが、ウォーターピーリングの場合は逆になります。

肌に接する面積が狭い方を肌に当ててケアしていきます。
ヘッドの向きを間違えると、ウォーターピーリングの効果が発揮しきれなくなってしまいますので注意しましょう。
 

【まとめ】


・肌負担少なく毛穴・角質ケアができる。
・金属アレルギーの方はヘッド部分の材質に注意。
・使用頻度を守ってやさしくケアしましょう。



私の記事ではこういった化粧品・スキンケアなどの美容に関すること。ダイエット・ボディメイクについて書いていますので、良かったら見ていただけると嬉しいです。

スキンケアやアパレル製品の開発をしたいと思っています。