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#海老名市長選 の落選は壮大な布石!〜 #埼玉補選 を終え、次期 #衆院選 に向けた #N国 研究~

(11/11追記)有料部分に海老名市長選について追記。市長選の裏では海老名市議選でN国が当選しました。これは単なる地方議会の一議席獲得にとどまりません次期衆院選を考えたとき、N国にとっては何重もの意味で極めて大きな議席です。その理由を加筆しました。ぜひご購入ください。

(11/8まえがき)お待たせいたしました。先月末の参議院埼玉補選におけるチャオさんのキャスでのN国解説が好評だったことや、統一地方選の頃からN国への私見がありましたので、レポートを執筆しました。N国の立花さんは海老名市長選挙の真っ最中ですが、今後も地方選挙での露出を増やし、次期衆院選にも大きな影響があることが予想されます。本レポートはそんな次期衆院選に照準を合わせたN国研究です。ご購入いただければ幸いです。

10月27日に投開票が行われた参議院埼玉県補欠選挙は、無所属の新人で立憲民主党と国民民主党の各県連が支援する前埼玉県知事の上田清司氏が、NHKから国民を守る党の前職で同党党首の立花孝志氏を破って初当選を果たしました。

N国に批判的な皆様は、再三のN国落選に「いい気味だ」と思われているかもしれませんが、果たしてそれだけの話なのでしょうか。開票結果は、上田氏1,065,390票(得票率86.4%)に対して立花氏168,289票(得票率13.6%)。この結果を冷静に見ると、N国は小選挙区あたり平均1.1万票という得票を獲得した上、1割を超える得票率(党史史上初めて)を確保したことが分かります。

このことが何を意味しているのか。見識の深い皆様においてはもうご承知の通りかと存じますが、N国はむやみに選挙で候補を立てて、やたらめったら落選しまくっているわけではありませんすべては次期衆院選のため、緻密な戦略のもとに選挙を使っているのです。

では、彼らが次期衆院選で狙うものは何なのか。本レポートでは、私の情勢調査アナリストとしての見地から、この埼玉補選でN国が獲得した票の意味と、次期衆院選に向けてN国が描く戦略の一端をお届けできればと思います。N国の戦略を知りたい方、N国の台頭を憂う方、次期衆院選を制したい皆様、必見です。

Twitter : る*た / 情勢調査アナリスト@rutaq_
今回のようなレポートは、大学生情勢調査アナリストとして研鑽を積む私・飯尾祐介の貴重な収入源です。できるだけ多くのみなさまに読んでいただきたいので、レポートはできるだけお安く提供していますが、継続的な活動のためには皆様のサポートが欠かせません。下に「サポートをする」ボタンがあるので、良いと感じたらサポートしていただけると幸いです。

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