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結婚は?と聞かれると

地元に帰った時に久しぶりに会った近所のおばちゃんに、

「ほら、お父さんとお母さんはアレのこととか言わないの?」

と聞かれた。アレのこと…?と思っていたら、結婚のことだった。

それがわかった時の正直なところは、

「あ、そういうこと聞く人もやっぱりいるんだ」

で、余計なお世話だわ!という反発心ではなくて、あ、このやりとり本当に存在するのか!という、新しい世界こんにちは、という感じだった。

それからというもの、なんだか結婚のことを言われることが増えた気がする。

相方を誰かに紹介するたび、なんとなく聞きづらそうに、「結婚…とかは?」と結構な確率で問われる。

その時の返事は、「うーんまあいずれ、かな?」

これははぐらかそうというわけではなくて至って本心で、

いずれそんな時が来るかもしれないし、そうなったらそれでもいいし、正直結婚したいのかしたくないのか自分でもよくわからないし、一緒にいれるなら究極なんでも良い、というのが凝縮された返事。

そしてただ興味本位やお節介で聞いてくる人に出会ってないだけだと思うけれど、今までその質問をされて嫌な気分になったことはない。

私が海外に行くことを決めた時に本気で心配をしてくれた人たちだから、その延長で私がハッピーな道を歩めているかどうか心配で、聞いてくれてるとわかるから。

だからもうちょっと私も真剣に、結婚について深掘りして考える時間を作ってみようと思う。

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