[お屋敷の文学](その2)抱擁,あるいはライスには塩を(江國香織)
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■ 最近 文章教室 ばっかりやってて,連載が途切れる危機にありましたが,なんとか続きを.
【お屋敷の文学:その1】『ミーナの行進(小川洋子)』に続く,第2弾は,大好きな江國香織さんの本.抱擁、あるいはライスには塩を 上 (集英社文庫)
■ 本来,「お屋敷もの」はその屋敷に何代も住む ”ある種因縁のある一族” であって欲しい(「楡家の一族とか」)ので,前回の主人公は「お屋敷に1年間預けられる親戚の子」でちょっと不満足でしたが.が