テイルズオブアライズと過去作のテイルズオブの関係性で感じたこと

1:はじめに

この話は何度かTwitterのツイートで取り上げており、話すのもダルくなったのでここにメモ的にまとめておきます。
内容はTOAriseの過去作との関連性とそれに基づいた妄想です。

始めに言うとTOZやTOBに関連していますし、それ以外の作品にも間接的に関わる話なので苦手な方もいると思いますので、そこはご了承ください。
また、かなり略称を利用しますので、ついてきてください。(面倒なので)

2:プロデューサーの発言

まず現プロデューサーはTOX1・2やTOZ・TOBの話に対しての回答「何かの続編ではない。」、「現状、何かの関連作ではない。」という少しあやふやな表現をしていました。
これは「製作時に過去作と関連する要素を想定していた。」ことを証明するのを事前と封じてるように思えます。一方、間接的な関係性を否定していない状態となります。(まあ後でなんとでも言えるように答えてるのだと思います。)

まあ、嘘は言っていないかの如く、TOP・TOSのような関連性ですとも言えるようにしているのかもしれません。

3:TOZから始まる年表とこの連作について

そもそも、TOZから作り上げられていた年表や世界観はとても2作3作で完結するものとは思えません。
あまりにも空白の時代が多すぎます。TOAriseがここに当たるだろうと予想されている、「デスティニー・ドーン」もそうですし、特にブラックボックスと化している「クローズド・ダーク」はそこで丸ごと1作作れるわけですから、そこまで行くとTOZから先へ進展するのにはかなりの時間と作品数要すると考えていいでしょう。

また、ここまで大規模な企画になると、全て破棄して最初からやり直すというのもほぼ不可能になります。ここで邪魔となってしまうのは最初のスタートダッシュに失敗したTOZの存在です。この作品は開発のキャパオーバーが発生し、ストーリーも開発中の改変があったと予測されるような事案も多く、馬場英雄Pの迂闊な発言もあってかなりデリケートな話題になってしまいました。アニメでも大幅に大筋から書き直されるレベルです。
こうなってくるとTOZ自体がどう扱うのか難しくなり、どうやっても批判は貰ってしまうというレベルでしょう。それもあって現プロデューサーも迂闊なことが言えなくなっているのでしょう。(多分)

4:TOAriseがどうして現時点でデスティニー・ドーンに置かれる可能性が高いのか

ダナとレナの2つの種族と惑星があり、TOZ・TOBで言うダナは人間でレナは聖隷(天族)に置き換えることができます。
また、世界観もかなり発展しているように見えますが、TOZから続く世界自体がリセット神がいたり地殻変動が起きていることから何度かリセットが可能な世界になっており、世界観の見た目の違いでは大した矛盾は起きません。
この時点で既にTOZ系列の年表に置くこと自体は不可能ではない状態になっています。

では、なぜその中でもデスティニー・ドーンなのか。
それは地殻変動があったと記されていることとジークフリートとブリュンヒルトの追放伝説がTOAriseの内容と一致する可能性が高いからです。
また、ダナとレナがお互いに視認可能な状態になっていることから、「神代の時代」と「デスティニー・ドーン」と「アヴァロストの調律」の3択になっています。

5:精霊の存在と更に過去作に触れる

さて、そうなるとTOZ・TOBには存在すらしていなかった「精霊」です。
そのため、今回精霊が映ったことで繋がってはいないだろうと考える人は多いと思いますが。

全然TOZ・TOBと繋がる余地はあります。
というのも「神代の時代(フォーチュン・オブ・ファンタジア)」の元ネタになっているTOP・TOSのシリーズと、「デスティニー・ドーン」の元ネタにもなっているTODシリーズの世界観をよく考えてみましょう。
この2つはその作品そのままではないにしろ、元の作品をベースとした時代背景にあるという前提ですが。(そうなるとアビスとヴェスペリアがわからんくなるがそこはスルー)

TOP・TOSのシリーズでは精霊が登場しており、TODシリーズには精霊は登場していません。
つまり「精霊がいなくなった過程」や「文化の変化」またはレンズの誕生きっかけとなる「隕石」等を描くことでこの2つの間が繋がるようになるのです。
これが「デスティニー・ドーン」に相当する作品である可能性を高める根拠にもなります。

そうなると余計、TOVの存在が異質ですね。ゲートが開いた時期の名称で表現されている上、聖核に関連した存在であるため、やはりここの話は一旦スルーしておいた方が良さそうです。
まあ無理くり考えるならこの時期に一方そのころで異大陸でTOVの話があって秘密裏で精霊の復活があったという話にも出来ますが、そうなるとちょっとTOZ・TOBで音沙汰なかったのが気になります。

6:最後に

実はもうちょっとだけ書きたい内容があるんじゃ。
ですが、今回はここで一旦区切ります。またいずれお会いしましょう。

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