3月11日。
今年もこの日がやってきました。

13年前のあの日から、多くの人たちの
「忘れられない日」となっている事でしょう。

リハスワーク古河のメンバーも同じです。

いつも通り、ご利用者様たちの来所を待つ2024年3月11日の朝。

「おはようございます！」
と、いつもと同じく聞こえる元気な
ご利用者様のあいさつ。

そこへ続く

「今日は。あの。。えっと。」

「東日本の。あの日です。」

の声を数名からいただきました。

そうです。あの日です。
2023年9月に開設されたリハスワーク古河で、みんなが初めて一緒に過ごすあの日なんです。

思い出したくない事として心に刻まれている方も多くいらっしゃるのは覚悟の上で、思い切ってご利用者様に

「14:46にタイマーだけセットさせていただきました。黙祷してくださる方は是非！」
「思い出すと辛い方は別室で待機いただいて問題ありません。」

とお声掛けしたところ、その場にいたみなさんが、タイマーの音とともに黙祷されました。
実は前日まで「黙祷」について実施すべきか悩んでいましたが、ご利用者様に背中を押された1日でした。

まだまだ復興に向けて多くの課題がある中ですが、被災された方々の笑顔が、日々増えていかれることをお祈りいたします。