【※注意※ネタバレ有※】仲間の大切さを教えてくれた『ポケットモンスターバイオレット』【※2024年3月6日更新】
今日もお疲れ様です。
以前、『ポケットモンスターバイオレット』のネタバレ無しの感想を投稿しました。
『ポケットモンスターバイオレット』のストーリーは学びと感動がたくさんある内容でした。
今回は、『ポケットモンスターバイオレット』の重要なネタバレを含んだ感想を投稿します。
仲間の大切さを学んだ冒険
『ポケットモンスターバイオレット』では、チャンピオンロード、レジェンドルート、スターダスト★ストリートの3つの冒険をパルデア地方でします。
それぞれの冒険はひとりでは行いません。手持ちポケモンやミライドン以外にも、一緒に冒険する仲間がいるのです。
チャンピオンロードでは、ネモと一緒に最強のポケモントレーナーを目指します。
ネモはポケモンバトルが強すぎるため、主人公と出会うまで、切磋琢磨し合えるライバルがいませんでした。
バトルのセンスがある主人公に出会い、冒険を進めることで、ネモは切磋琢磨し合えるライバルができたのです。
ペパーと一緒に秘伝のスパイスを求めて、ヌシポケモンを探す冒険するレジェンドルート。
ペパーにはマフィティフという相棒のポケモンがいます。
マフィティフは過去にした大怪我が原因で、とても弱ってしまったため、元気にするために秘伝のスパイスを探します。
スターダスト★ストリートは、ネルケと謎の人物カシオペアと一緒に、スター団の5人ボスと戦い、スター団を解散させる内容です。
スター団は主人公が通う学校で、やんちゃをして周囲に迷惑をかけているグループ。
スターダスト★ストリートに登場するネルケは変装したクラベル校長、カシオペアに変装したボタンが正体なのです。なんとボタンはスター団のマジボスでもあります。
3つの冒険をクリアすると、仲間になったネモ、ペパー、ボタンと一緒にザ・ホームウェイという最後の冒険をします。
どの冒険も最高でした。とくに印象に残ったのはスター★ダストストリートです。
スター★ダストストリートを進めると、スター団は周囲に迷惑をかけるためではなく、陰湿ないじめに立ち向かうためのグループだったことが明かされていきます。
スター団のボスたちにも悪い印象を持つ人はいませんでした。
むしろ、仲間思いで、いい印象を持ちました。
スター団が過去に起こした騒動がきっかけで、周囲から誤解されるようになったそうです。
仲間で団結して、立ち向かう勇気にとても感動しました。
未来のパラドックスポケモンに興味があったフトゥー博士
3つの冒険をエリアゼロの深い場所から見守ってくれていたフトゥー博士。ミライドンに関することでサポートをしてくれていました。
3つの冒険を終えると、ザ・ホームウェイという冒険に進み、本格的にストーリーに登場します。
『ポケットモンスターバイオレット』に登場するフトゥー博士は、人間のフトゥー博士が作った人工知能です。地上で活動することができないため、地下からずっと冒険を見守っていました。
人間のフトゥー博士は事故に遭い、すでに故人になっています。まさかの故人です。3つの冒険中になんとなく不自然だなとは思っていましたが。
人間のフトゥー博士は、パラドックスポケモンと呼ばれる現代に生息しないはるか未来のポケモンに興味がありました。
そのため、タイムマシンを開発し、現代に連れてくる実験をしたのです。
ただ、パラドックスポケモンは現代のポケモンに比べ、はるかに強く、性格も冷酷で凶暴。
生態系にもかなり悪い影響をあたえるため、人工知能のフトゥー博士は、実験に反対していました。
にもかかわらず、パラドックスポケモンにより生態系が変わることも、それも生態系のひとつとしたのです。
人間のフトゥー博士のパラドックスポケモンたちへの思いは強いものでした。
昔は一緒に研究していた人もたくさんいたそうです。
ただ、時間が経つと、去る人が増え、徐々にフトゥー博士はひとりになってしまいました。
ひとりになっても実験をずっと続けていたのです。
すべてのパラドックスポケモンは凶暴なのか
パラドックスポケモンは、はるかに強くて冷酷で凶暴だと言われています。
すべてのパラドックスポケモンにあてはまるかというと、そうでもなさそうです。
ポケモンや人にそれぞれ個性があるように、パラドックスポケモンにも個性があります。
主人公と一緒に冒険しているミライドンも未来のパラドックスポケモンです。
主人公が出会ったミライドンはたまたま温厚な性格でした。
しかし、『ポケットモンスターバイオレット』ではミライドンが別にもう1匹登場します。凶暴で性格は冷酷です。
実は主人公のミライドンは上記別個体のミライドンと縄張り争いに負け、住処を追い出されます。
その後、とても弱った状態で主人公と出会いました。
『ポケットモンスターバイオレット』には、ミライドンのほかにも未来のパラドックスポケモンたちが登場します。
捕まえることが可能なため、冒険の仲間にすることも可能です。
パラドックスポケモンには個体差があり、パラドックスポケモンのすべてが危険ではないと、人間のフトゥー博士は考えていたのかもしれないと思いました。
ただ、未来のパラドックスポケモンには、とても強く危険を及ぼす個体も存在します。
パルデア地方にいる全員が強いポケモントレーナーではありません。未来のパラドックスポケモンに全員が立ち向かうことは難しいのです。
さまざまなことを考えると、未来のパラドックスポケモンを連れてくることは、危ない実験だと思いました。
もし、フトゥー博士にも仲間がいたら…
人間のフトゥー博士は楽園防衛プログラムを作っていました。
楽園防衛プログラムとは、未来のパラドックスポケモンを転送し続けるタイムマシンを守る仕組みです。
人工知能のフトゥー博士は楽園防衛プログラムの一部になっています。
自分の意思とは別に、マスターボールに入った
さらに、人工知能のフトゥー博士に何かあったときのための防衛システムまで考えていたのです。
フトゥー博士のモンスターボール以外を使えなくして、ポケモンを出せなくし、楽園の守護竜・ミライドンでひたすら攻撃するというもの。
楽園の守護竜・ミライドンは主人公のミライドンを追い出した個体です。
しかも、楽園の守護竜・ミライドンやほか楽園防衛プログラムの手持ちのパラドックスポケモンは、マスターボールの中に入っています。
マスターボールとは、どんなポケモンも必ず捕まえることができるアイテムです。
ゲーム中にマスターボールは簡単に入手できるアイテムではありません。
人間のフトゥー博士は、ものすごく狂気に満ちていますよね。
ただ、人工知能のフトゥー博士が一緒とはいえ、ほかの誰ともかかわることなく、ずっと誰とも関わらないと、狂気に満ちてしまうこともあるのかなと思いました。
何かしら、誰かと関わることが大切だと、思ったのでした。
フトゥー博士にも主人公のような仲間がいたら、違っていたのかなと思いました。
今回はネタバレ有の『ポケットモンスターバイオレット』をプレイした感想を書きました。
『ポケットモンスターバイオレット』は仲間や誰かとコミュニケーションを取ることの大切さを教えてくれたゲームです。
今日もここまで読んでくださり、
ありがとうごいます(*^^*)