あなたも、わたしも、YouTuberにはなれない。

『YouTuberになりたい!』の一言で華丸大吉が会場を完全につかみ、そのまま波に乗ってTHE MANZAI王者になったのは2014年のこと。
(※ M-1じゃなかったですね、すいませんでした、、)

あれから4年の月日が経ちましたが、未だに『将来の夢がYouTuberの小学生』や『好きなことで生きていく』というフレーズへの批判は一定数あります。

ただ、デジタルマーケティング業界とりわけ動画施策において、若年層に圧倒的人気を誇るYouTuberはなくてはならない不動の地位を築きました。

UUUMさんのセミナーに2度ほど参加したことがあるのですが、『広告宣伝の担当は本当にこんな動画見てくれるのかと懐疑的だったが、家に帰ったら自分の子どもや孫が見ていた!』という理由で提案が通るって話もあるのだとか。そんなのありかよ~。

やはり、動画マーケターとしてYouTuberの話は避けて通れない!

有名どころ(+α)は知っているつもりですが、彼らを紹介してもどっかのメディアの二番煎じになってしまうので、(あと若い子のほうが知ってる)

僕は学生時代にゴリゴリ編集していた経験を活かして、本気でYouTuberをやるためにはどのような能力が必要なのか、書いてみようと思います。

タイトルは少々挑発的ですが、自分がなれないからこそ一緒に仕事をする意味があるんです。

今回はYoutuberを要素分解して、彼ら彼女らの才能や努力がより伝わり、もっと多様な生き方・働き方が認められればいいな、、!が裏テーマです。

※ YouTuberの部分はインフルエンサー・インスタグラマーに置き換えても意味が通じますね。

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【YouTuberのスキルを3つに要素分解しました】

【1】動画撮影・編集スキル

動画編集ソフトもピンキリなのですが、名の知れたYouTuberは見る限り、

一般的な編集にPremiere Proか、Final Cut Proあたりを使っていることが多いかなと推測しています。このへんが使えれば問題なく活動できそう。

上記2つのソフトは有料ですが、かなり自由度が高く手足のように使いこなせれば視聴者もより満足するに間違いありません。

よいコンテンツをつくる上で環境を整えるのも重要です!

※ 人にも依りますが、こいつらを使いこなすのに2~3か月は要するでしょう。

ゆきりぬさんのPremierePro編集画面。

YouTuber屈指の才女だけあって作り込んでます、、!

HIKAKINさん。凝った編集をするとなると6時間はザラ。動画編集あるある。

『テレビなら~』みたいな批判もあるようですが、YouTuberは撮影も自分でやっているから+αで時間かけてますし、

撮影・制作・そして配信機能までもがほとんど1人に集約されていると思うと、YouTuberって実はすごく働いています。

過去に友人の結婚式余興動画を頼まれてフリーソフト探しから苦戦した経験のある方はYouTuberの動画、もう一度見てほしいです。すごいですよYoutuber。


【2】企画発想 ⇒ 実行がシームレス

動画以前に『今度飲みに行こうぜ~』的な約束をたくさんするのに、なかなか実現しないタイプの人はきっとYouTuber向きじゃないです(まさしく我、、)

企画を量産して、恥じらいなくすぐにそれを実行。撮るだけでなく、【1】のように編集することを考えると、どんなスケ感で動いているんだろうか、、1か月の予定とかちょっと気になる。

そして、彼らは発想も豊かなんです。

例えば、会社や学校で面白いとされる人を尋ねられたら、一人や二人、顔が浮かぶじゃないですか。……その人を俯瞰して見たときに、面白いのはその環境やコミュニティが既に出来上がっていたり、内輪ネタ補正が含まれていたりしないでしょうか?

YouTuberはそのネタを世に出して本当に面白いかどうか見抜く選球眼が強いなと思っています。

仲間内で騒いでいるように見えても、これならコンテンツ足りうるというジャッジが彼らの中にあるように見えてならないのです。

企画として個人的に本当に秀逸だと思ったのは去年の夏に公開されたVAZのヒカルさんの『PS4しか当たらないテキ屋』です。

▲ テキ屋に当たりくじがあるか検証する動画からのブリッジで、しっかり警察の協力をつけて屋台をつくる夏らしさが最高でした。

(そして、この動画後くらいのタイミングで某事件あったのは残念でした。。)


また、『好きなことで生きていく』のフレーズにあるように基本的に自分が何が好きであるか自覚的な人がYouTuberたるべき!と考えてます。

YouTuberは定期的に動画を出さないとファンの定着が図れません。

そう考えると、好きじゃなきゃそんな頻繁に発信できないし、熱量はテキストや静止画以上に伝わりやすい。そしてまた逆も然り。

吉田朱里さんはAKBG所属。コスメを中心とした『女子力動画』を更新し続けてRayの専属モデルに。

週に1回更新するっていうのは自分の中で決めていて、一回ストップしてしまうと、投げ出してしまいそうで怖いんです。何をやるにもあまり続かない方なんですけど、これは手応えを感じているし、結果もついてきているので、絶対に続けようと思って。

毎日やっていて、話していて、飽きないことを持っている人は意外と向いているかもしれませんYouTuber。


【3】常に評価にさらされる覚悟

これが1番すごいと思います!

僕はnote書くのでも「どれだけ人に見られるかなぁ…発信する意味とは…」と考えてしまい、自分でシェアすることさえためらわれてしまうのに、惜しげもなく身体を張って一般人がYouTubeにアップするその勇気、感服です。

▲ 今やSNSで引っ張りダコのゆうこすこと菅本裕子さんは、コスメブランドとお仕事するために再生数だけでなくアナリティクスまで包み隠さず表に出すフェアさである。最強だな。。

自身がコンテンツ足りえるということは、低い視聴回数も、低評価の数も、誹謗中傷のコメントも、炎上も、全部自分の責任です。

その中で先行者として恩恵にあやかった人・後発ながら知恵で人気を博した人と本当に様々いますが、すべてを受け止める覚悟の上で『ちゃんと打席に立っている』という事実と、それでも戦い続ける覚悟が何より素晴らしいと思います。

▼ ▼ ▼

最後に ~YouTuberとの付き合い方~

読みなおしてみると、要素分解というよりYouTuber賛美のコラムになってしまいました、、笑

最後の最後に。。企業案件において、安全な進行でインフルエンサーに動画を投稿してもらうなら、事務所のYouTuberとのリレーション状況や、ディレクション力をがっつり確認することをオススメします。

ぶっちゃけ、『撮影・制作・配信まで安価にやってくれてYoutuberマジコスパいいメディアだわ~。』とお見積り上、安直な見方もできますが、

YouTuberは人です。そして、周りにいるのはその正直な声をよしとするファンです。

『事故って再撮影!』『なんでこれ言ってくれないの!』なんて企業の話も時々耳にするのですが、

ここまでに書いたような過程を経て、自分のキャラクター・トンマナを逸脱しない1本の案件動画をあげているYouTuberの気持ちも一瞬考えてみると、

争いと不毛な時間が15%は削減できませんでしょうか。

(誰に届くかわかりませんが、、、)

もちろん、彼らもお金をもらってやっているのだから、連絡はつくようにしとく・納期に遅れない・一発OKになるように努めるのがプロってものです。YouTuberもがんばれよな!

業界の発展と益々のご活躍をお祈りし、筆を置かせていただきます。

それではまた~~~!!!



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マーケティング

コメント2件

華丸大吉はM-1優勝していません。勝っているのはTHE MANZAIですね
教えていただきありがとうございます。
こちら修正させていただきました。
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