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東大特任准教授大澤昇平氏のヘイトスピーチ(3)「学環・学府特任准教授の不適切な書き込みに関する見解」が悪質な日本型謝罪になっている理由
東大特任准教授である大澤昇平氏が、ツイッターで「中国人は採用しない」(2019年11月20日)等とヘイトスピーチを拡散している件で、多くの人が抗議の声を上げていた。
それを意識してであろう、本日11月24日付で、大澤氏が所属する東京大学情報学環・学祭情報学府(以下、情報学環)の長である越塚登氏の名で、「学環・学府特任准教授の不適切な書き込みに関する見解」というコメントが発表された(以下、「見解」
【緊急提言】大澤昇平東京大学特任准教授が「中国人は採用しません」とヘイトスピーチを拡散しているのは東大の責任です
東大の特任准教授である大澤昇平氏が、極めて深刻な差別をツイッターで連発している。看過できないほど酷い内容なので、緊急にブログで発信することにする。
〔11月24日加筆:一連の記事をマガジンにまとめましたので、こちらもご覧ください。〕
〔11月26日加筆:末尾の提言に加筆しました。〕
大澤昇平東京大学特任准教授がおこなったヘイトスピーチまず大変酷い内容だが、ツイートをみていただきたい。
大澤
日本型謝罪テクノロジー(7)大坂なおみ氏を差別した芸人Aマッソらの謝罪を検証してみると
報道によると、去る9月22日東京で開かれた「思い出野郎Aチーム presents ウルトラ“フリー”ソウルピクニック」なるイベントで登壇したお笑いコンビAマッソが、大坂なおみ氏の肌の色(人種)をネタにした差別を行いました。そして2日後の24日に、Aマッソと所属事務所のワタナベエンターテインメントはサイトで謝罪文を公表しました。
加害者やその所属企業が素早く謝罪したことは評価すべきでしょう。しかし
日本型謝罪テクノロジー(6)『週刊ポスト』の差別煽動を許した、2018年に休刊した『新潮45』の日本型謝罪の検証
この連載では、『週刊ポスト』9月13日号が部数アップのため、嫌韓ネタで差別煽動広告を出した事件をたびたび批判してきました。
『週刊ポスト』には、直後に作家が週刊ポストへの寄稿を拒否するという形で抗議の意思を示したり(三回目の記事)、9月5日に小学館本社前で抗議デモが行われる(神奈川新聞記事)など、差別を批判する動きが様々な形で出てきました。しかし『週刊ポスト』側は、9月2日にとりあえずアタマを下
日本型謝罪テクノロジー(5)新聞労連「「嫌韓」あおり報道はやめよう」声明は政治家の差別煽動に対抗できるか
9月6日に新聞労連(日本新聞労働組合連合)が「「嫌韓」あおり報道はやめよう」という声明を出しました。
他国への憎悪や差別をあおる報道をやめよう。
国籍や民族などの属性を一括りにして、「病気」や「犯罪者」といったレッテルを貼る差別主義者に手を貸すのはもうやめよう。
という書きだしてはじまるこの声明は、明確に差別煽動を非難しています。この声明は高く評価できる点があります。と同時に、この声明だけでは
日本型謝罪テクノロジー(4)─謝罪になってない、少女像に関する黒岩祐治神奈川県知事の「誤解を与えた」お詫び発言の悪質さ
TBS系のTV番組ゴゴスマや『週刊ポスト』の極めて形式的な「お詫び」を批判した、日本型謝罪テクノロジーの解説記事を、下記マガジンでまとめています。過去記事を読めます。
さて、昨日9月3日に黒岩祐治神奈川県知事が、あいちトリエンナーレで展示中止となった日本軍「慰安婦」被害者をモデルにした少女像について行った自身の発言について、「お詫び」しました(下記記事)。
しかし後述のとおり、この「お詫び」は