見出し画像

絵が描ける人がビジネスで役立つこと

私自身、フリーランスになって絵のうまさだけでやってきたなんて微塵も思ってない(てゆうか上手くははない)イラストレーターで。でも、仕事をする上で絵が描けてよかったーって思うことがたくさんあって。絵が描けることでビジネスに役に立つと思うことをまとめてみようと思います_(:3 」∠)_


お役立ちその1:打ち合わせ・会議の内容をその場でイラスト化する

「はて…これは本当に発注してくれるんだろうか…」みたいな仕事の打ち合わせがあるんですよ。とりあえず打ち合わせしましょうみたいな。あっちも喋ってて全然まとまってなくてむしろこっちの意見聞かせてくれみたいな感じ。そこで、話してる内容をささぁーって聞きながら絵でまとめると、何が必要かとかなんとなく見えてきて頭の中が整理されるんです。

それであっ、そっか!ってなって、じゃあこうゆうのどうですか?と提案して正式にお仕事の依頼になることが何度もありました。これちゃんと名称があってグラフィックレコーディングっていうみたいなんです。検索したら一番最初にでてきたのがこちら↓

グラフィックレコーディングをやってみました! - ほぼ日刊イトイ新聞

会議の中での人々の議論を図式や絵などを使ってリアルタイムで可視化する、ということです。グラフィックレコーディングによって議論の衝突や、行き詰まりなどを解消することもできるんです。

↑そうなんです、これなんですよ!!で、これ、結構絵描ける子なら誰でもできそうだよなーと思って、授業中生徒にやらせてみたんですよ。したらやっぱりみんなささーっと出来ちゃうんですよ。

こんなかんじで。これ本当に役にやつと思うんですよ。会議に一人絵の描ける子どうでしゃろか。



お役立ちその2:こちらに興味のない相手にも読ませられるイラスト付き企画書

これ、私が今までよく使ってて、書籍ややりたいことを叶えてきた手段なんですがイラスト企画書は本当にやばいです。

企画書の最初の掴み部分や大事なポイントにイラストや漫画を盛り込みます。集中しなくてもパッと見でなんとなく伝わるから、読んでみる気になります。そして何よりも…かわいい。かわいいは正義です。大人たちのピリピリとした、金の絡んだビジネスの空間に咲く一輪の花🌷です。

一つお見せすると、これ私が京都造形大学で授業やりたいですって伝えるために送ったやつの一部です。


大手企業の大きなプレゼントかでは使えないかもですが、相手に興味を持ってもらって、やりたいこと思ってることを伝えるのにかなり絶対使えます。



お役立ちその3:社内の情報を共有する広報漫画

これは、私がなんか漫画描けることで会社の役に立つことってないですかねーって聞き回ってたら、仲良くしてくれてるグー○ルのお姉さまが教えてくれたんですが

会社が大きくなると社内の他の部署が何をやってるかがわからないのって結構ダメなことらしく(だからグー○ルの会社内には結構色んな所に食べ物コーナーがあって色んな部署の人たちが話せるようになってるそうな!!)各部署のいま進行中の仕事だったりを漫画で伝えるのは需要あるよーって教えてくれました。確かに。

ちなみに漫画描ける子的にちょっとした4コマとか2、3枚漫画に日常をまとめるのは結構朝飯前だったりします(だって30枚近い漫画を描こうとしてるから)これも生徒にコミックエッセイを授業で書いてもらったんですが、ちゃんとオチもつけてちゃちゃっと描いてくれちゃいます。


私みたいに、社会不適合なんす…って感じの野良犬フリーランスはいいんですが、漫画やイラストを描くのは好きだけど、作品を作り続けていくのは難しいなーっていう人がたくさんいるなーと学校で教えたり、人に会ってすごく感じていて、なんか会社の中で漫画を描く役職がこの先できたらいいなーと思ってます。てゆうかできるんだろうなーーー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?