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InstaChordのおかげで、私にも「楽器が弾ける世界線」があった!

語学とか、プログラミングとか、楽器演奏とか。 出来ないことが出来るよう足掻く様をお届けする予定です。(全然お届けしてない)

私のnoteの説明にはこのように書いているのですが、約3年経ってようやくこれが有言実行になりつつある今日この頃。
ということで、今日はInstaChordを買ったよ、というご報告です。

パールホワイトを買いました

ご存知でしょうか、InstaChord。
わかりやすく言うと「とっつきやすい電子ギター」。
Apple風にいうと「The instrument for the rest of us」。
つまり「楽器が弾けない人たちのための楽器」なんです。

■楽器の弾けない私

一旦話は逸れますが、楽器といえば私、Aerophoneというデバイスを持っておりまして。

このAerophoneは簡単にいうと電子サックス的なデバイスなんです。
以前よりT-SQUAREとかMALTAとかを愛聴してることもあり、何度かトライしたんですがやっぱり続かなくて。すっかり娘に奪い取られてしまった形になっておりました。
なんで続かなかったかを改めて考えてみると、

・楽譜が読めない
・音階と運指が頭の中で一致しない
・なので思うように指が動かない
・だから音楽を奏でられない

と、こんな感じ。まぁ、わかりやすい理由ですね。
・・・ただ、おんなじパターンで詰んでる人、世の中に結構多いと思うんですよね。

■InstaChordは何が違う?

そんな私でも、InstaChordは楽しめている!これはもう純然たる事実!
何が違うのかというとですね・・・

・適当に弾いても音がハズれない「コード」だけが弾けるようになってる
・コードを鳴らすだけなら楽譜を読む必要が無いようになってる
・それどころかコード記号を覚えなくても「数字」に簡単に置き換え可能
・数字を見てテンキーを押すので「運指」がイメージしやすい

のですよ。
ちなみに補足すると、InstaChordは特定のコードだけが弾けるだけではなく、キーを変えることは勿論、1弦1弦を爪弾いて演奏することもできるんですよ。
私が出来ないだけで!

■絶妙な「俺、弾いてる!」感

とにかく数字(基本的には1~7、時々修飾ボタン併用)に合わせて左手でボタンを押しながら右手で6つの弦(の代わりのセンサー)をはじけばコードを鳴らせるので、コードを押さえる為の下積み時代のような練習期間をすっ飛ばしていきなり曲を弾くことにチャレンジできるのが楽しいのですよ。

そして、意外とシンプルな「1563, 4145」という流れでも、いろんな曲にマッチしてて「弾けてる」感を楽しめるんですよね。

ちなみに、上記の数字はいわゆる「カノン進行」と言って、多くのJ-POPで多用されているポピュラーなコード進行らしいです。

人間、「C-G-Am-Em」って覚えられなくても「1563」だったら覚えられますよね。
そして押すのがテンキーと同じ並びになっているボタンなので、しばらく触っていると頭でイメージできちゃう。
なので、箱を開けてわずか30分で手元を見ずにこの「カノン進行」ができるようになっちゃうわけですよ。調子に乗って右手のストロークを増やしてみたりして。

そして気づくのです。

「あれ?俺もしかして弾けてるんじゃね?」

これはもう、勘違いでもよくて、むしろそういう気持ちになれることがポイント。続けることができれば、きっとそれなりには上達すると思うからです。

■とにかくよく出来てる

ということで、非常に楽しめているInstaChord。
デバイス自体もよく出来てるんですが、それ以上にスゴいと思ったのが「周辺環境の整備っぷり」ですね。マジでスゴい。

・最初の設定から使い方のコツ、コード理論からレッスン動画までYouTubeチャンネルが超充実してる

・メジャーなコード譜サイトを「InstaChordに最適な数字」に変換するプラグインを完備してる

・Bluetooth MIDI デバイスとしてiPad/iPhoneとさっくり繋がる

・ファームウェアアップデートもブラウザベースで実行可能

大きい会社じゃなくて、個人でクラウドファンディングから始まったプロダクトでここまで細かなところまで気配りがなされていることに驚愕しました。
まぁ、実際にリリースしてから1年以上経っており、その間に拡充やブラッシュアップが積み重ねられた「結果」を今こうして享受しているからなんだと思いますけどね。
その意味では、私はよいタイミングで始めることができたんだなー。

■興味がある人は手を出しても損しないと思う

いや、とにかく「クラウドファンディング起源の一芸デバイスでしょ?」という先入観が良い意味で覆された、そんな一品なのでした。
私のように「楽器に興味はあって、いつか上手く弾けるようになりたい・・・けど素養と忍耐が少々欠けている」ような方に特にオススメしたい!




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