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ニーズとクオリティの鬩ぎ合い

ひとは
価値があるもの
価値を感じるもの
価値に納得できるもの
などなどに
対価を支払う、費やす。

価値はニーズか
価値はクオリティか

世の中には案外、適正価格でトレードされていないと思う

価値は何を意味するのか

ニーズか、クオリティか
両者とも、両者のバランスとも言える

価値が生まれるもの、価値のあるもの

価値が生まれるもの、価値のあるものに関して、
対象に眼を向けていこう。

ボクはコーヒーまわりの人なのでコーヒーショップを例に考えよう。

商品

コーヒー豆、コーヒー抽出器具、消耗品、書籍
ドリンク、フード、デザート、関連商品…etc.

サービス

セミナー・ワークショップ、(パブリック)カッピング
接客、コミュニケーション、従業員のスキル、従業員のパーソナリティ、ホスピタリティ、挨拶、コミュニケーション、心遣い、店舗による体験(クリンリネス、提供時間、客席の快適性etc.)、商品を通じた体験、滞在時間、利便性、使い勝手…etc.

有形物を商品と位置づけ、無形物をサービスとして位置づけ
定義立てておく

商品、サービスにそれぞれ価値が生まれ、価値がある

お店(プレイヤー)の提示する価値と顧客(ユーザー)の求める価値とのギャップ

お店(プレイヤー)の提示する価値と顧客(ユーザー)の求める価値とのギャップはもちろんのこと、
お店(プレイヤー)の提示する価値と顧客(ユーザー)の受け取る価値とのギャップは更に大きなものとなるだろう。

お店(プレイヤー)の提示する価値をクオリティ

顧客(ユーザー)の求める価値をニーズ

とも置き換えられるのかもしれない。

であれば、ギャップが生まれるのは当然のことであろう。
そもそもベクトルが違うのだから。

ニーズとクオリティの鬩ぎ合い

ベクトルが違うからギャップが生まれるのはもちろんのこと、
そのギャップへ鬩ぎ合いが起こって当然だ。

(スペシャルティコーヒー特化型の)コーヒーショップという特性上、

お店(プレイヤー)の提示する価値というクオリティ

顧客(ユーザー)の求める価値というニーズ

ニーズに対してクオリティがオーバースペックであることが多い。

おらが珈琲、いつものに応えてくれて、
出来れば安く、出来れば量の多い
を求めているからだ。

スペシャルティコーヒーが認知度とは裏腹に、”スペシャル/スペシャルティではない”昨今。
よりギャップは広がっていくし、よりオーバースペックに

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