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簿記経験なしの専業主婦がたった4週間で3級を96点取った勉強方法

事務職で働くために、まず簿記3級を取ろうかなあ、という人も多いと思います。

そんな方に、経理をやったことがないけど96点取った専業主婦が、合格した勉強方法をお教えします!

参考書には、簿記3級の合格基準は70点以上と記載されており、わたしが受けたものも平均点61点、合格率44.9%だったので、恐らく70点前後が合格点だったと考えられます。

特殊な勉強をしたわけではないですが、覚えにくいことは覚えやすいように工夫したので、ぜひ参考にしていただければと思います。

勉強に使った本

「みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級」
「みんなが欲しかった 簿記の問題集 日商3級」

この二冊にした理由は、同じような体験談を書いてる人で、この二冊を使ってる人が多かったから。

教科書:知っておくべき基礎知識と練習問題
問題集:練習問題と模擬試験3つ

わたしはこの二冊が合っていましたが、

他にも本はたくさんあるし、自分に合った本でいいと思います!

本を選ぶポイントとして、模擬試験が何個かついているものをオススメします。
練習問題だけだと実際の試験の雰囲気が掴めないので、本番で戸惑う可能性があります。

1ヶ月の勉強計画

1週間ごとの大きな計画はこちら

1週目:教科書を読む
2週目:教科書を読む
3週目:問題集の練習問題
4週目:問題集の模擬試験

まず2週間で教科書を読み終えます。ほとんど暗記する必要はなく、理解が大事です。(覚える箇所は後に記載)

1週目は、簿記の理解!テストの第1問が解けるくらいで十分です。第1問を応用していけば、どの問題も解けるので、基本はしっかり理解しましょう。

2週目は、第2問以降を知りましょう!読んで練習問題をやる、これを第5問まで繰り返します。2週間で簿記3級にどんなものができるのか、これで知ることができました。

3週目からは、問題集の練習問題をやりながら、間違えたり、理解できていないと感じたら教科書に戻ってください。まちがった問題はできればやり直しを。ただの計算ミスだと思っても、もう一度計算してみてください。意外と計算ミスじゃなく、貸方、借方が間違っている、なんてことがあるかもしれません。

4週目は模擬試験。
1回目は思ったような点数にならないと思います。が、大丈夫です。2回目、3回目をやれば慣れて点数が上がっていきます。結局は試験なので、問題形式に慣れるのが大事です。

精算表が得意になる!

第5問でよく出る問題なのですが、ここで間違える人多いんじゃないかなあ。私もここは1番時間を使ったので、ぜひ参考にしていただければと思います。

*損益計算書、貸借対照表を覚える!
 簿記の5要素(資産、負債、純資産、費用、収益)どれがどこに位置しているのか覚えてください。図で覚えると覚えやすい!

それぞれにどの勘定項目が入るのかは、だいたい分かると思うので、まずは5要素を覚えてください!

精算表を解く時は、最初に上に書いちゃえば、貸借対照表の左はなんだったっけ〜なんて毎回考えずにすみます。

*前払金、未収金はどこ??
 
清算表で間違えやすいのが、前払保険料、未払家賃など・・・
 5要素のどこに当てはまるのかなんともわかりずらい・・・

 私も最初は当てずっぽうや、全部を暗記しようとしました、が、覚え方があります!!!!

「義務は負債、権利は資産」

これを覚えれば大丈夫です!これを覚えてから、間違ったことがありません。

たとえば・・・

前払保険料→資産(権利)
これは、お金を払ったことで保険を受ける権利が生じたから

未払家賃→負債(義務)
これは、家賃を払う義務が生じているから

上記のようにすると他の未収利息、見受地代などを簡単に振り分けることができます。

以上、私の勉強方法でした。

おまけで、本番について・・・

試験時間は2時間ですが、途中退出OKです。実際に途中退出する方も4分の1ほどいました。

しかし、最後まで見直しをしてください。特に計算ミスがないか、合計が貸方、借方一致しているか、何度も計算し直してください!

3級は、内容を理解していても計算が合っているかで、点数が大きく変わってきます。

ぜひ参考にしていただければと思います。




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