見出し画像

【コロナが変えた世界#7】観光会社経営夫妻と「スリランカ」の今と未来を語る!

平日は広告代理店でサラリーマンをする傍ら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」の東松寛文です。

世界で働く日本人との緊急対談企画、第7回のレポート!今回のゲストは、スリランカ在住(※現在一時帰国中)のYongiさんSenaさん(観光会社経営)。現在の暮らしとアフターコロナの世界について伺いました。

本企画は、コロナが変えた暮らしと働き方について「現地の生の声」を聞きながら、アフターコロナの世界がどう変わっていくのかを考える企画です。全動画のYouTubeアーカイブはこちらから✈︎

【第7回 スリランカ編】

※この対談は2020年5月5日に収録したものです。

【現地のコロナ感染状況】5/11〜ロックダウン段階的解除

・感染者754人、死者9人。軍隊ではクラスターが発生
・隔離施設はたくさんある
・都市部(レッドゾーン)は終日ロックダウン、仕事も学校もストップ
・地方は門限つき外出OK、門限を破ると逮捕→裁判まで(すでに46,000人逮捕)
・5/11〜学校再開、IDカードの下一桁ごとに外出緩和(都市部)

【コロナによる「暮らし」の今】家庭菜園を推奨!

1日3食カレーが普通!カレーの材料から順にスーパーから消えた
・食料品は移動販売車が一日数回巡回、UberEatsは需要が少ない
・スーパー発、WhatsAppを使った日用品宅配サービスあり
・政府が早く育つ野菜の種を配り、自給自足が推奨
・マスクはみんなしない
・モスクや教会は閉まり自宅で礼拝、暑すぎて外出する人がそもそも少ない

【コロナによる「娯楽」の今】空前の坊主ブーム!?

・床屋が閉鎖、坊主になるスリランカ人が増えた(元は長くても)
・コロナ前からFacebookは出会いのツール!知らない人にメッセージでアプローチ、結婚した人も(!)
・元々飲み会が少なく、オンライン飲み会は普及せず。お酒も買えない
家族の時間を大事にしている

【コロナによる「働き方」の変化】リモートワークしたくても……

・コロナによって観光業は収入ゼロ
・貧困層には政府の支援あり、5000ルピー支給(1か月何とか暮らせるレベル)
・リモートワークしようと思っても難しい
・首都のコロンボでも一部しかwifi環境は整っていない

【アフターコロナで行きたい】在住者おすすめアーユルヴェーダ

・女子旅でアーユルヴェーダができるリゾートが人気
・スリランカの偉大な建築家「ジェフリー・バワ」のホテルが素敵
スパセイロンが綺麗なのでおすすめ(リーマントラベラー実証済!)
・超ローカルなリゾートは日本人に合わないかも
・他にも最新情報がたくさん……動画を要チェック!

【まとめ✍️】アフターコロナの世界でも、発展途上国は大きな変化が生まれないかもしれない

先進国はリモートワークに簡単に移行できるけれど、発展途上国はそうはいかない。「変化するのも簡単ではない」―――これも一つの現実だなと感じました。大きな変化は生まれずに元の生活に戻る、というのも違う国だからこその未来かもしれません。だったら“そのままの”魅力的なスリランカでありたい。そんなメッセージも感じました。

さて、世界遺産が8つもあって素敵な国、スリランカ。観光はもちろん、またアーユルヴェーダを体験しに行きたいです!(行きたいところが毎日増える!)
コロナ開けに、心と身体を癒すスリランカへの旅、おすすめです!

リーマントラベラー_スリランカ

あとがき

スリランカは2018年に3連休で訪れました。聞くところによると、どうやらパワースポットが多いらしい。ちょうど1冊目の本を出版する直前だったので、必勝祈願で行くことに。

コロンボ、キャンディ、シーギリヤ、それぞれの街にパワースポットがあって、どの街でも極上のアーユルヴェーダが受けられて、ジェフェリー・バワがつくった素敵なホテルまである……完全に男1人の女子旅(笑)でしたが、心も体もリフレッシュ、さらにはパワーチャージまででき、結果、最高の旅となりました。そして、パワースポットの効果でしょう、初の著書『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』も重版することができました。(みなさま、ありがとうございます!)

そんな思い出深い国、スリランカ。コロナが明けたら、最高のリフレッシュを求めて、デジタルデトックス&リトリートの旅でのんびり訪れたいなぁと思います。(Yongiさん、Senaさん、お世話になります!)

画像2

「コロナが変えた暮らしと働き方」全18回のYouTubeアーカイブはこちら✈︎

こんにちは、リーマントラベラーの東松です。サポートいただいたお気持ちは、次の旅行の費用にさせていただきます。現地での新しい発見を、また皆様にお届けできればなぁと思っております!