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ホロライブ 2ndフェス-配信限定にかかる期待

はじめに

私個人的にはものすごく満足出来た1日目のライブでした。
推しのぺこらはもちろん、他のメンバーも素晴らしいパフォーマンスを見せ、いつもは見られない組み合わせが見られたりして終わった後は非常に良い余韻が残っていました。

そんな素晴らしいライブでしたが少しだけ気になったこともあったので備忘録代わりに残しておこうと思います。

配信限定ライブ故の期待

今回のライブはコロナ禍の影響もあり、実際の会場への観客動員はなく無観客及び配信限定ということが告知されていました。
ここの無観客という部分から、「観客を動員できる会場で行う」という可能性が読み取れるのですが多くの方は配信限定という方に意識が向くのではないでしょうか。

配信限定と聞くと、3Dのステージ上で3Dモデルの演者がパフォーマンスを行うという言わば画面の中で完結しているようなイメージを私は抱いていました。しかし実際蓋を開けてみるとライブ会場のステージに設置されたスクリーンの中でホロメン達が縦横無尽に動きながらパフォーマンスを行っており非常に楽しそうで良かったです。
ただ、映像の映し方としてはスクリーンを直接カメラに映していたのでいわゆる3Dライブとは違い、実際のライブ会場の様子をそのまま映しているというような印象でした。

このような演出は、コロナ禍で実際のライブ会場に行けなかった観客に少しでも実際の会場にいるような雰囲気を味わってもらうという意味では良かったかもしれません。
ただ、前もって配信限定と告知されていた身からするとリアル会場で味わえる雰囲気は早々に諦めて、配信ならではの演出が楽しみになっていたのです。

様々なエフェクトや、字幕など配信ならではの演出も確かにあったのですが、どうしても演者はスクリーンに映った形でしか確認出来なかったのでパソコンの画面の前では従来の3Dライブにあったような没入感が得られませんでした。

さらに、そのスクリーンに映し出された演者の画質がそこまで良くなかったためせっかく画質を気にしてSPWNで観ていた方にとっては残念な点のひとつだったと思います。

なぜこのような演出にしたのか

おそらく計画段階では1stライブ同様にリアル会場に観客を動員して行う予定だったのでしょう。
そこそこ早めに無観客・配信限定と決定した記憶がありますが、会場のキャンセルや計画の変更は間に合わなかったのかもしれません。

また、いわゆる3Dライブは星待すいせいやときのそら、AZKiなどのライブで経験豊富なスタッフが揃っておりますがリアル会場で行うライブに関してはあまり経験出来ていないため、せっかくの機会なのでリアル会場でのライブ経験を積んでおきたかったという思惑もあったのかもしれません。

個人的に一番可能性が高いと思うのは今回のキャッチコピーである「超えていくホロライブ」というフレーズを活かすための演出だったということ。
一番最後の曲では普段の3Dよりも立体的な質感で、あたかもスクリーンからホロメンが飛び越えてきてパフォーマンスをしている印象を受けました。この演出には私も「超えてきたー!!!」と興奮しました。最後のこの演出のためにずっとスクリーン越しの姿を映し続けていたとすれば私はその思惑にまんまとハマってしまいました。素晴らしい。

最後に

私個人的には選曲やダンスパフォーマンスなど非常に満足感のあるライブでした。
一点だけ残念なところとして高画質配信を無駄にするようなスクリーン撮影だったので個人的な所感として自己満足ですが残させて頂きました。

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